小型犬の飼い主が室内で必ず注意しなければならない4つのこと

小型犬の飼い主が室内で必ず注意しなければならない4つのこと

現代日本では住宅事情もあり、わんこを飼っている家庭の多くを「小型犬の室内飼い」が占めています。ただし小型犬の室内飼いでは注意したいポイントがいくつかありますので、改めて確認しましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.柵の隙間をすり抜けられないようにする

ケージの隙間からのぞいている子犬

室内飼いであっても、ケージや柵でわんこの専用スペースを区切っている家庭も多いのではないでしょうか。そんな場合に注意したいのが、ケージや柵の隙間です。小型犬は身体が小さいので、思いがけない隙間をすり抜けてしまうことがあります。

「柵があるはずなのに、どうやって脱出したの?」とびっくりした経験のある飼い主さんもいるかもしれませんが、そのままにしておくと、入ってほしくない場所に入られてしまったり、玄関から飛び出して迷子になってしまったり、さまざまなリスクが考えられます。

気付いたら脱走されていたという経験がある場合には、脱走ルートをしっかり把握して早めに対策しましょう。

2.ソファや階段にむやみに上がらせない

階段に座っている犬

わんこを室内で自由にさせている場合、注意したいのが「ソファやベッドに上る」「階段を登り降りする」といった上下運動の制限です。元気なわんこはヒラリと事もなげにこなしてしまうので、一見、何の負担もないように思えてしまいますが、実はこれらの動きはわんこの足腰に大きな負担をかけています。

小型犬だけでなく中大型犬でも同様のことは言えますが、小型犬の場合には身体が小さい分、中大型犬よりも些細な段差や動きが思わぬ負担になっている可能性が高くなります。ソファやベッドには上がらせないかステップを設ける、階段には出入りさせないかやむをえない場合は抱っこするなど、工夫してあげましょう。

3.滑りにくい床にする

フローリングの上の犬

現代日本ではフローリングの床が一般的になっていますが、床の材質についても注意が欠かせません。愛犬が室内を走り回っているとき、足をツルッと滑らせることはありませんか?これを繰り返していると、特に小型犬の場合、膝蓋骨脱臼のリスクが高くなるため非常に危険です。

膝蓋骨脱臼とはいわゆる膝のお皿がズレてしまう疾患。軽症の場合にはズレても自分で治してしまうため気付きにくいですが、症状が進むとスキップするような歩様になります。

現在ではペット用の床材もさまざま登場しているので滑りにくい素材を選んだり、賃貸等で貼り替えが難しい場合はワックスをかけるなど滑りにくくする工夫をしましょう。

4.誤飲しそうなものを置いておかない

犬のレントゲン写真

わんこを室内で自由にさせているうえで怖いのが、誤飲・誤食による事故です。小型犬は身体が小さい分、気道も小さく細いため、食べもの以外を誤飲してしまった場合にちょっとしたものでも喉に支えて窒息してしまうリスクがあります。

また、誤飲してしまったものが食べものでも安心はできません。チョコレートやネギなど、人間には無害でもわんこには有毒な食材は多々あるうえ、小型犬の場合は板チョコ1枚などの量でも致死量に至ることがあるからです。

誤飲しそうなものをわんこの手の届くところに放置しないことはもちろんですが、食材を保存しているキッチンなどには立ち入らせないよう柵を設けるなどし、誤飲・誤食のリスクを減らしましょう。

まとめ

小型犬のかご盛り

いかがでしたでしょうか?小型犬は身体が小さく体重も少ない分、運動量が少なかったり、広いスペースを必要ではなかったりとメリットはたくさんあります。しかし、小型犬だからこその注意点も多くあることを認識したうえで飼育環境を整え、愛犬の安全を守りながら楽しく暮らしたいですね。

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