犬が散歩をしすぎた時にする仕草や行動3選

犬が散歩をしすぎた時にする仕草や行動3選

愛犬が運動不足にならないようにと、積極的に散歩に連れて行くことは良いことです。しかし、散歩にもその犬に適した散歩量があります。今回は、犬が散歩をしすぎた時にする仕草や行動を紹介するので、このような仕草や行動には注意してください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の散歩は重要!でもやり過ぎも負担の原因に

犬の散歩をする男性

犬にとって散歩は重要な日課の1つです。散歩には運動不足を解消する役割があり、ストレス解消や肥満予防にも効果的です。他にも、さまざまな刺激を受けることができたり、他の犬や人と触れ合うことで社交性を高めることができたりと、多くの重要性を含んでいます。

しかし、運動をたくさんさせたいからといって、愛犬の体格や体力に適していないほど、長い時間散歩をさせることは、かえって愛犬に負担をかけてしまいます。

散歩量が多すぎてしまうと、足腰を弱めてしまったり、脱水症状に陥ったり、体力を消耗しすぎて体調不良に陥ったりと、さまざまな危険性が考えられます。そのため、散歩をすることはとても大切ですが、させすぎも注意しなければいけません。

犬が散歩をしすぎた時にする仕草や行動とは?

散歩する犬と女性

では、犬が散歩しすぎると、どのようなサインを出しているのでしょうか。ここでは、犬が散歩をしすぎてしまい、体力を消耗してしまっている時に見せる仕草や行動を紹介します。

1.呼吸が荒くなる(パンティング)

呼吸をする犬

代表的な例がパンティングです。パンティングとは、呼吸数を多くすることで、体内に溜まった熱を体外に排出する働きを促す行動です。

散歩しすぎてしまうと、体内に熱が溜まります。汗をかかない犬にとって、呼吸をすることでしか熱を体外に排出できないため、自然と呼吸数が多くなるのです。すると、「ハッハッ」と呼吸が速くなり、同時に息が荒くなります。

いつもより少し多めに散歩をしていると感じた場合は、頻繁に愛犬の呼吸を確認してみてください。

2.舌を出しっぱなしにしている

息が荒いと感じない場合でも、常に舌を出しっぱなしにしている状態が続いている場合は、少々疲れが溜まっている合図です。舌を出しっぱなしにすることで、常に体内の熱を排出しようとしているのです。

前述したパンティングよりは軽度ですが、そのまま歩き続けてしまうと、激しいパンティングに移行します。一度休憩をするか、十分歩いた場合は、休憩を挟んでから帰路につきましょう。

3.その場に座り込んでしまう

散歩中に伏せる犬

あまりに疲れていると、その場に座り込んで「もう歩けません」と意思表示をする犬も多いです。この場合は、すでに呼吸が荒くなっており、パンティングをしながら座り込んでしまうことが多いです。

もし、息が上がっていない様子で、尚且つツンとした態度を見せている場合は、単なるわがままである可能性が高いです。「歩くのが面倒」「そっちの道に行きたくない」などの理由が考えられます。

この疲れとわがままを正しく見極め、疲れている様子であれば、一度休憩してから家に帰りましょう。ただ歩きたくないというだけであれば、そのまま愛犬の要求を飲むのではなく、しばらく様子を見て、時折「行こう」と声をかけたり、立たせてみたりと根気強く粘りましょう。

散歩の適切な時間はどのくらい?回数は?

リードをくわえるコーギー

犬が散歩をしすぎた時に見せる仕草や行動がわかったところで、犬の散歩の適切な時間や回数を再確認しておきましょう。今回は、大型犬、中型犬、小型犬と3つに分けてご紹介しますが、犬種によっても大きく異なることがあるため、今一度、愛犬の犬種に合った適切量を調べておきましょう。

大型犬の場合

大型犬の場合は、朝夕の1日2回の散歩が基本です。体が大きい分、1回の散歩量も元気な犬であれば最低30分、理想は約1時間となります。子犬の場合は1回30分、高齢犬の場合は、愛犬の状態を見て、1日1回、あるいは1回30分にするなど対応しましょう。

中型犬の場合

中型犬の場合は、1日2回、1回約30分程度の散歩が基本です。しかし、中型犬の場合は、犬種によって1日に必要な運動量が大きく異なります。

そのため、犬種によっては1回45分~1時間程度の散歩が必要であったり、走る動きを取り入れてあげたりと工夫してあげる必要があります。お休みの日にはドッグランに連れていってあげるというのも1つの方法です。

小型犬の場合

小型犬は、元々体格が小さく、足が細いこともあり、散歩をさせすぎてしまうと足腰に負担をかけやすいです。そのため、基本的に1日1~2回、1回15~30分程度の散歩が適切です。

小型犬にも運動は必要ですが、小型犬に必要な1日の運動量は、家の中でおもちゃを使った遊びなどで補えます。しかし、刺激や社交性を高めるため、また犬としての本能を満たすためにも、1日1回は散歩に連れて行ってあげましょう。

また、小型犬であっても、狩猟犬グループに属する犬(ジャック・ラッセル・テリアなど)は、1日2回、1回30分以上の散歩が必要だといわれています。小型犬であっても、中型犬程度の運動量が必要な犬もいることを頭に入れておきましょう。

まとめ

散歩する女性と秋田犬

今回は犬が散歩をしすぎた時の仕草や行動を紹介しました。犬にとって散歩はとても大切ですが、何事もやり過ぎは良くありません。適度な散歩を心掛け、その中に愛犬が楽しめるような工夫を取り入れてあげましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 男性 K. W

    申し訳ありません。うちのニューファンに対して。超大型犬だからと毎回僕はしゃかりきになって長距離の散歩してました。
    彼女のへばってる表情をきちんと読むべきでした…。
  • 投稿者

    女性 匿名

    今までパンティング、舌を出しっぱ、座り込むなどをされた経験はありませんが、愛犬の様子を見ながら、休憩も取り入れて散歩させてます。
    また、季節に関係なく、水も持ち歩くようにしてます。
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