そもそも『ツンデレ』とは?
多くの人がすでに馴染みのある言葉かもしれませんが、今回『ツンデレ』な犬種を紹介して行くにあたり、まずは『ツンデレ』の意味を簡単にご説明します。
『ツンデレ』とは、普段はツンツンとどこか冷たくドライな態度を取っているのに、時折、甘えん坊な一面を覗かせたり、実は愛情深い性格の人を指す言葉です。
今回はこの『ツンデレ』を犬に当てはめ、こうした傾向のある思わずメロメロになってしまう魅惑の犬種を紹介していきます!
時折見せる一面が魅力♡ツンデレな犬種たち
では、一般的に『ツンデレ』と言われる犬種には、どのような犬種が当てはまるのでしょうか。あくまでこのような傾向があるという一般論です。1つの参考としてお楽しみください!
1.柴犬
ツンデレ犬種の代表格といえば、やはり『柴犬』ではないでしょうか。キリッとした見た目に、どことなく猫を彷彿させるようなマイペースさと頑固さを兼ね備えている日本犬です。
飼い主に対して忠実な性格も柴犬らしいですが、そんな飼い主にさえマイペースさを崩さない姿勢を見せたり、時には散歩中に「もう動きません」と歩くことを拒否してみたり…。とにかくマイペースなツンツン要素をたっぷり持っています。
しかしその反面、飼い主にだけ甘えるような仕草を見せたり、落ち込んでいるときには静かにそっと隣に寄り添ってくれたりと『デレ』の部分を見せてくれるところも…。ツンデレ名ギャップがたまらなく魅力的!という柴犬愛好者も多いです。
2.ペキニーズ
愛玩犬として知られる中国原産のペキニーズですが、愛玩犬としての歴史は古いにもかかわらず、実は飼い主にさえあまり懐かない犬種として有名です。
頑固でマイペースな性格の子が多く、飼い主の抱っこや膝の縫えに乗せられるといった行為も苦手とする子が多い、自他共に認めるツンツン犬種と言えるでしょう。そのため、「猫のような犬」と言われることも珍しくありません。
しかし、飼い主以外にはまったく懐かず、飼い主にだけ時々愛情を伝えるような視線を送ったり、寄り添ってくれたりすることも…。そんなたまに見せる『少しのデレ』が、とても愛らしく見えるのも魅力的です。
3.チワワ
日本でも人気の高いチワワは、超小型犬の見た目とは裏腹に、威勢の良さを持つ勇敢な犬種です。また、家族に対しては懐きますが、それ以外の人や犬に対しては警戒心を持つ子が多く、吠えたり唸ったりして警戒することも珍しくありません。
家族に対しては甘えることも多いですが、時々マイペースで頑固な性格が顔を出し、名前を呼んでもチラッと視線を向けてくれるだけで、反応が薄い…なんてことも少なくありません。
このように可愛さとツンとした態度の両面を併せ持つチワワは、小さく愛らしすぎる外見を持ちながらも、勇敢で自立心のある犬種として、多くの人に愛されています。
ツンデレとはちょっと違う…強面でも甘えん坊な犬種
番外編ですが、ツンデレとは違いますが、一見、強面でこちらが怯んでしまいそうな見た目を持つ犬種でも、中には実はとっても甘えん坊な子が多い犬種もいます。それが『ハスキー』です。
ハスキーは、犬種の中で最もオオカミのDNAを強く受け継いでいると言われている犬種です。そのため、鋭い目つきに大きな体格と、見た目もオオカミに似ている部分が多く、強くて少々怖いというイメージがあります。
しかし、実はハスキーは人懐っこく社交的、そして甘えん坊な子が多い犬種です。そのため、番犬には向いていないとまで言われています。外見と内面のギャップという意味では、逆ツンデレ(?)とも言えるかもしれませんね!
まとめ
ツンデレな犬種たちはいかがでしたか。実際に飼っている人は、「たしかにそんな一面ある!」と共感した方もいれば、「うちの子は常に甘えんぼう」という方もいたと思います。同じ犬種でも、その子によって性格は違うので、あくまで1つの参考として考えてくださいね!