犬が寝ているときにしっぽを振る心理3選
ぐっすり寝ている愛犬がパタパタしっぽを振っていると「どうしたの?」と気になりますよね。キュン!としてしまう愛らしい姿にはどのような意味があるのでしょうか。ここでは、犬が寝ているときにしっぽを振る心理3選をご紹介します。
1.楽しい夢を見ているから
確かなことではありませんが、犬も寝ている間に夢を見ているのではないか?といわれています。その証拠に、寝ながら走っている素振りを見せたり、なぜか寝ながら「ワン!」と吠える犬の姿を目撃する飼い主さんがたくさん。
しっぽを振るのもそのひとつの行動なのでしょう。寝ているときにしっぽを振るのは楽しい夢を見ているからといえますね。寝ながらしっぽをフリフリ~としていたら、どんな夢を見ているのか想像してみてください。
2.甘えている
飼い主さんに甘えるのが大好きなワンちゃんなら、寝ている間もその癖が出てしまうことも考えられます。もし寝ながらしっぽを振っていたなら、夢の中で飼い主さんに甘えているのかもしれません。
幸せそうな表情で眠っているのなら、ぜひ起こさずにそっとしておいてあげましょう。
3.返事をしている
犬の中には名前を呼ばれるとしっぽを振って返事をする子もいます。名前以外にも、「ただいま」や「おやすみ」などの日常の挨拶に対してしっぽで返事することもあります。
そんなワンちゃんなら、飼い主さんの夢を見て寝ながら返事をしているのかもしれません。憶測でしかありませんが、悪いしぐさでないことは確かです。
しっぽでわかる犬のサイン
犬がしっぽをフリフリしている姿は本当に可愛いですよね。嬉しそうな表情でしっぽを振っている姿が見られるのは飼い主としての特権すら感じるものです。
でも、しっぽを振っているときはいつでも楽しいとは限りません。ここでは、しっぽでわかる犬のサインについてご紹介していきます。
ゆっくり左右に振る
犬がゆっくりとしっぽを右、左と振るのは信頼と信用の気持ちの表れです。初対面の人に少しずつ心を開いてきたときにも、そんなしっぽの動きを見ることができます。
大きく左右に振る
ブンブン!という音が聞こえんばかりに大きく左右にしっぽを振るときは、「嬉しい!」という気持ちで興奮している時です。「散歩に行くよ」と声をかけた時などに「わーい!」としっぽを振る愛犬の姿は、いつ見ても微笑ましいものですね。
お尻ごと大きく振る
犬がしっぽのみならず、お尻ごと振っているときは「大好き!」という気持ちでいっぱいのとき。大好きな飼い主さんに甘えたい、そんな気持ちを体で表現してくれています。
ななめ下にゆっくり振る
ななめ下にしっぽをゆっくり振っている時は、リラックスしている時のサインです。日常的によく見られる犬のしっぽの動きですね。
水平にゆっくり振る
犬のしっぽが水平にゆっくりと振られている、そんな時は不安や心配な気持ちが高まっているサイン。散歩中に前方から人間や犬が現れた時に「ちょっと様子見させて」という感じでこのような振り方が見られます。
しっぽを後ろ足の間に挟む
もし犬がしっぽを後ろ足の間に挟んでいたなら、それは恐怖でおびえているサインです。苦手な犬や動物を見つけた時、ケンカをしてやられた時、飼い主さんから怒られた時などの見られます。
しっぽを上にピンと立てる
しっぽをピーン!と上に立てている時は、警戒しているサインです。知らない犬と出くわしたときなどにそのような動きが見られます。そのまましっぽを振る犬も多いですが、興奮しているだけの場合もあるので見極めが難しくなります。
まとめ
犬が寝ながらしっぽを振るのは、ほぼ楽しい夢を見ているときです。心から安心して眠っている姿なので、ぜひ起こさず見守ってあげてくださいね!しっぽの動きのちがいについてもぜひ観察してみてください。