人が多い場所へ犬と出かける際のNG行為
1. ロングリードを付けて歩く
人が多い場所でのロングリードの装着は、飼い主と犬の距離が遠ざかり、離れ離れになる可能性があります。また、その間に首輪がゆるくて外れてしまったら、犬が迷子になる恐れもあるのです。飼い主の視界に入る位置に犬がいるかどうか、常に注意深く確認する必要があります。
2. 犬を自由に歩かせる
人混みにおいて、足元を見たり犬を気にしてくれる人は少ないです。そもそも犬の存在自体に気付かず、踏まれたりぶつかられてしまう危険性があります。
しかし、犬を守るのは飼い主の管理責任となるため、相手の方を責めることは出来ません。散歩のつもりで、犬を自由に歩かせることは控えましょう。
3. お店の前に犬を繋ぐ
犬をお店の前に繋いでひとりぼっちにさせることは、犬にとっても飼い主にとってもマイナスとなる行動です。置いていかれた犬は不安でたまらなくなりますし、飼い主も犬の様子が心配でソワソワしてしまうと思います。もしも犬が誘拐されるような事態が起きたら、飼い主は一生後悔することになってしまいます…。
4. 知らない人に犬を触らせる
人が大勢いる場所を好む犬は、恐らくあまりいないでしょう。知らない人に周りを囲まれていたら、犬は緊張して辺りを警戒し、気が張っている状態になります。知らない人に触られたら、その拒否反応で噛み付いてしまうかもしれません。
愛犬と周囲の人、両方に対する配慮
混雑が予測出来る時間帯は避ける
観光地やイベントでは、混雑する時間帯が予めHPやアプリで予測されていたりします。犬連れで出かける際は、人が集中するピークの時間帯は避け、空いている時間帯が狙い目です。人が少なければ、ゆっくり犬のペースに合わせて歩けるため、飼い主共々負担が軽減出来ます。
犬嫌い、犬アレルギーの人に対する理解
犬を連れていると「可愛い♡」と褒められることもあれば、怪訝そうな面持ちで見つめられることもあります。世の中には、犬が嫌いだったりアレルギーを持っている人がいるため、こればかりは人によって仕方ないと思います。好き嫌いを理解した上で、周囲へ迷惑をかけないように気を付けましょう。
犬を抱っこして歩く
中型犬・大型犬はサイズ的に厳しいかもしれませんが、小型犬であれば抱っこして移動するのが安全です。飼い主に触れていると、安心出来る匂いに包まれて犬がリラックスしてくれます。
ペットバギーにタオルやブランケットを敷き、犬を乗せて連れ歩くのも良いです◎
犬はみんな人見知り!
犬は生後90日くらいまで巣穴で育ち、母親と兄妹しか知りません。その後巣穴から出て外で見るものは、全て「敵」と判断します。そのため、犬の習性として、人見知りは当たり前のことなのです。子犬のときの経験値が後々の生活に影響してきます。
まとめ
犬は大きな音を怖がるため、花火大会のようなイベントには、連れて行かない方が無難です。嫌がるのに連れて行くのは、飼い主のエゴです。
犬と一緒にどこかへ出かける際は、「犬が楽しめる場所なのかどうか」「排泄出来る場所はあるのかどうか」おでかけ前にリサーチしておくことをおすすめします。