犬との暮らしで経験する幸せなこと幸せなこと5選
1.家に帰るのが楽しみになる
「ただいま~」と玄関を開けたら、家の中から満面の笑顔と猛烈な速さで尻尾を振り、全力で駆け寄ってくる…。そんな愛犬の姿を見るとどんなに仕事や勉強で疲労困憊な状態でも、自然と笑顔が浮かびます。
「この姿が見れるならいくらでも頑張れそう」とすら思えます。また、犬は優れた聴覚と記憶力を持っているので、日々の経験から家の中から飼い主さんの足音、自転車、車の音を聞き分けることが出来ます。
飼い主さんがドアを開けて出かけた時から、飼い主さんが家の中に戻ってくるまで愛犬はずっと待ちわびているので、飼い主さんが戻ってくる気配を感じとろうとする感覚は非常に鋭敏です。それほどに、例え数時間の別れでも寂しがり、短い別れの後の再会であっても全身全霊で喜んでくれる相手が愛犬のほかにいるでしょうか。
2.一緒に外出するのが楽しみになる
愛犬と一緒に外出すると、思い付きで飲食店に入ったり、きままな行動が出来ません。けれども、その不自由さよりも愛犬が飼い主さんと一緒にいることを心から喜んでいる姿を見ると、「そんなに私と一緒が嬉しいの?」といじらしく思えてきます。
愛犬と散歩をする時の適温は、気温が15~20度です。その気温ですと、私たち飼い主にとっても心地よく感じるので、風の心地よさや季節の変わりゆく様子などを感じながら散歩をするのが楽しくなります。
3.言葉がなくても心で通じ合える幸せを実感できる
犬と人は言葉で意思を通じ合うことは出来ません。けれども、犬は私たちの言葉を理解しようと感覚を研ぎ澄ませてくれます。私たちの行動のパターンを覚え、予測し、「散歩に行くよ」「おいで」「まて」だけの指示の言葉の意味を理解します。
それ以外でも、犬は本能的に人間の表情からポジティブな感情を抱いているか、逆にネガティブな感情を抱いているかを感じる取ることが出来るという研究結果が出ているほど、社会性の高い動物です。
つまり、飼い主さんがなにか辛かったり、悲しかったりすると、声の高低や表情から感情を感じ取ることも出来るので、そっと寄り添ってくれることもあります。無神経な人間のパートナーよりもずっと飼い主さんに対して深い思いやりを持ってくれると言えるでしょう。
4.一途に愛されている幸せを実感できる
人間同士の愛情は、家族であれ、夫婦であれ、恋人であれ、立場や時間によって変化したり、消滅したりします。一生懸命育てても、子どもは成長し、独り立ちして親を必要としなくなります。私たち人間は、どんなに愛し合っていても、全く喧嘩もせず、意見の衝突もなく愛情を育むことは出来ません。けれども、犬は違います。
私たち飼い主に対して、決してゆるがない、一途な愛情を注いでくれます。命ある限り、その愛情は絶えることはありません。愛犬が私たちへ注いでくれる愛情は、どんなに人間社会で孤独な環境に置かれていても、決して自分は孤独ではないと勇気をくれて、なおかつ私たちの心を温かな優しさで満たしてくれます。
5.家族間の会話や話題が増える
長年、人間だけで生活していると、夫婦であっても親子であっても、だんだんと「言わなくてもわかってくれるだろう」と会話が少なくなる傾向があります。その点、家族の一員としての犬の存在は大きく、「散歩に行った?」「ごはんはあげた?」「今日、こんな面白いことがあったよ…」などの他愛ない会話が潤滑になります。
まとめ
愛犬達は、命ある限り全身全霊で私たち飼い主と家族を信頼し、愛し、慕ってくれます。私たちが生活の糧を得るために働き、豊かな人生を送るためにいろいろな人と交流を持つために家を留守にしても、愛犬達は私たち飼い主の帰りをじっと待っています。
そして、その誠実で愛情深い最良の友は、必ず私たちよりも先にこの世を去っていきます。愛犬と過ごす時間は永遠ではありません。私たちが愛犬と暮らして幸せを感じているように、愛犬達も私たちとの暮らの中で、たくさんの幸せを感じていてほしいものです。