『愛され度チェック』…愛犬からどれくらい想われてる?
皆さんは愛犬からどれくらい愛されていると感じますか。今回は、簡易的な『愛され度チェック』項目を用意しました。下記にある5つの項目の内、3つ以上当てはまれば、とても愛されている証拠です。皆さんはいくつ当てはまりますか。
1.名前を呼ぶとすぐに反応してくれる?
愛犬の名前を呼んだとき、愛犬はどのような反応を見せてくれますか。すぐに顔を上げ、こちらを振り返ったり、呼ばれた瞬間立ち上がって近寄ってきたりする場合は、飼い主のことが大好きな証拠です。
「大好きな飼い主さんに呼ばれた!」「遊んでもらえるかも!」と、大好きな飼い主と一緒に過ごせることを期待している反応です。
反対に名前を呼んでも無視したり、チラッと視線を向けるものの、「フンッ」と短いため息をついて見せたりする場合は、あまり愛情が感じられません。「今休んでるから後にして」と思っている可能性があります。
2.外出時には落ち着いている?
犬にとっての愛情は、信頼と似ています。したがって、愛犬から信頼されている飼い主は、愛犬に愛されていると言えるのです。
飼い主のことを信頼している犬は、飼い主が外出しようとしても落ち着いて見守ることができます。これは、飼い主が外出したとしても、必ず帰ってくると確信を持っているために、不安にならないからです。
反対に、飼い主に対して心の底から信頼できていない犬の場合、飼い主の外出を邪魔しようとしたり、問題行動を起こしたりします。まずは「絶対に帰ってくるよ」という信頼関係を築くことから始めましょう。
3.帰宅時に嬉しそうにこちらを見てくれる?
飼い主さんが家に帰ったとき、飼い主が帰ってきたことに気付き、嬉しそうにこちらを見たり、駆け寄ってきたりしますか。犬は飼い主が必ず帰ってくると確信を持っていても、いない間は寂しい思いをしているため、飼い主が帰ってきた事実に大喜びする犬が多いです。
反対に、飼い主が帰ってきても無視したり、興味なさそうな態度を見せている場合は、飼い主が帰ってきても「帰ってきたのか」程度にしか感じていないため、少し愛情度が低い可能性があります。
しかし、これは犬にも個体差がありますので、普段から落ち着いた態度を見せている犬は、あまり態度に出さないこともあります。それでも、尻尾や目の輝きなどに変化が表れているはずですので、そちらもチェックしましょう。
4.飼い主の指示をきちんと聞ける?
皆さんが「待て」「お座り」などと指示を出すと、愛犬はしっかり指示を聞き、従ってくれますか。犬は大好きな人に褒められたいという思いが強いので、大好きな人からの指示は、きちんと学習していれば基本的に従います。
反対に、あまり信頼関係が築けていない飼い主の場合は、指示に従わずにどこかへ行ってしまったり、手におやつを持っている場合は無理矢理食べてしまったりすることもあります。
愛犬が「飼い主から褒められたい」と思うように信頼関係を築くことで、「待て」も飼い主の指示が終わるまで聞くことができるようになります。毎日、トレーニングをコツコツと続け、できたら褒めるを繰り返していきましょう。できないからといって怒鳴るのはNGです。
5.愛犬から傍によってくる?
最後に、皆さんの愛犬は、自分から皆さんの傍へと寄ってきますか。犬は大好きな人の傍にいることで、幸せや安心感を感じます。そのため、飼い主のことが大好きな犬であれば、自ら傍に近寄って行くのです。
飼い主がソファーに座って寛いでいるとき、隣にやってきて休み始めるという光景はよく見かけますよね。これも大好きな飼い主の隣で過ごすことで、同じ時間を共有したり、安心して休みたいと思ったりしている証拠です。
愛犬から傍によってくるということは、飼い主にかまってほしいと思っていることも多いので、撫でてあげたりマッサージしてあげたり、日課でもあるブラッシングをしてあげると喜んでもらえますよ。
いくつ当てはまりましたか?
今回は愛犬から愛されているかどうかをチェックするための項目を5つ用意しました。皆さんはいくつ当てはまりましたか。
すべて当てはまっている方は、強い絆を築いけている証拠です。反対に1つも当てはまらなかったという方は、信頼関係を築くために、毎日基本動作のトレーニングを行うなど、積極的に愛犬とのコミュニケーションをとっていきましょう。