犬におやつを与える時の『絶対NG行為』5選

犬におやつを与える時の『絶対NG行為』5選

犬のおやつは基本的に飼い主との関係をより良いものにするためのコミュニケーションツールという位置づけです。そのため、間違った与え方をしてしまうと、健康面としつけの面、両方に悪影響を及ぼすことになります。今回は、犬におやつを与える時の絶対NG行為を紹介します。

お気に入り登録

犬におやつを与えるときの絶対NG行為とは?

骨の形をしたおやつを食べる犬

皆さんは愛犬におやつを与える際、どのようなタイミングで、どのように与えていますか。タイミングや与え方を間違えてしまうと、わがままになったり、肥満になったりします。

ちなみに、1日に与えて良いおやつ量は、全体の食事量の約1~2割と言われています。そのため、1日のトータル量は、この基準を超えないことが大前提です。それを踏まえた上で、犬におやつを与えるときの絶対NG行為を見ていきましょう。

1.何でもないときに与えてしまう

飼い主の持つガムを見つめるトイプードル

おやつを与えるタイミングとして、飼い主の気まぐれや何となくという理由で与えていませんか。犬にとっておやつは、何かをしたときのご褒美として与えるのが適切です。

何でもないときにおやつをもらうと、達成感を抱くことなく食べることができてしまうので、おやつをもらうことが当たり前となり、その後、要求してくるようになってしまいます。

すると、わがままになってしまったり、与えなければ「この前はくれたのに」と理不尽さを感じ、飼い主に対する信頼度が低下したりしてしまうことにもなりかねません。おやつはあくまで、ご褒美などのコミュニケーションツールとして使いましょう。

2.一度に大量のおやつを与える

見ているとおわかりの方も多いと思いますが、犬は食べ物をきちんと噛むという習性がありません。そのため、一度に大量のおやつを与えても、一度に少量のおやつを与えても、実際には飲み込んでしまうため、喜び度は変わりません。

最初にお話ししたとおり、1日に食べて良いおやつの量は決まっています。犬にとっては、その中で、複数回に分けてもらった方が、喜びは遥かに勝るのです。おやつは一度に一欠片など少量を与え、それを1日に複数回行う方がコミュニケーションとしては適切です。もちろん、その際は、基本動作やしつけなどのご褒美として与えましょう。

3.ごはんの代わりに与えてしまう

器に入っている2種類のドッグフード

ごはんを食べないから、おやつを与えてしまうというお悩みを抱えている飼い主さんも少なくありません。しかし、ごはんを食べないからといって、代わりにおやつを与えてしまうと「ごはんを食べなければおやつがもらえる」と学習してしまいます。

すると、その後もごはんを食べずにおやつばかり食べるようになり、悪循環に陥ってしまう恐れがあるので危険です。犬は1~2日、ごはんを食べなくても水分を摂取していれば問題ありません。そのため、ここは割り切って、ごはんを食べずにおやつを要求してきてもおやつは一切与えず、ごはんを食べるまでは何も与えない態度に徹しましょう。

4.要求に応えて与えてしまう

かわいい愛犬から「おやつちょうだい」とねだられてしまうと、どうしてもあげたくなってしまいますよね。しかし、そこはグッと我慢してください。

この要求に応えてしまうと、その後もおやつをねだるようになり、徐々にわがままに拍車がかかっていきます。与えなければ「どうしてくれないんだ!」と攻撃的になる犬もいるため、そうなる前にこの習慣を絶たなければいけません。要求されてもおやつは与えず、他のおもちゃに興味を向けるなどして対応しましょう。

5.大きさが大きいまま与えてしまう

ベッドの上でおやつを食べるビーグル犬

おやつを与える際、愛犬の口のサイズに合った大きさに千切って与えていますか。大きいまま与えてしまうと、口に入った物を飲み込む習性がある犬は、大きいまま飲み込んでしまい、喉を詰まらせる恐れがあります。

おやつを与える際は、愛犬の口に合ったサイズに千切って与えましょう。できるだけ小さく千切って与えることで、喉に詰まるトラブルを防ぐことができます。

まとめ

飼い主の前に座って指示を待っている犬

今回は犬におやつを与えるときの絶対NG行為を紹介してきましたが、いかがでしたか。犬のおやつは適切に活用しなければ、わがままを助長してしまったり、それによって肥満になってしまったりします。おやつを扱う際は正しい与え方を意識し、適切に活用するようにしましょう。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。