1.しきりに顔をゴシゴシ洗う
犬が眠る準備をするとき、顔を洗う仕草や行動をすることがあります。眠いのを我慢しているときには、しきりにゴシゴシと顔を洗い、目を傷つけてしまうのではないかと飼い主さんをハラハラとさせてしまうほどです。
私たち人間も眠いときに目を擦ることがありますが、犬も眠いのを我慢するために目の周りをしきりにゴシゴシしてしまうようです。それでも眠気に勝つことはできず、飼い主さんのベッドで先に眠ってしまった愛犬の無防備な姿も可愛いですよね。
2.口をクチャクチャとさせる
犬が満足して寝床に入ったとき、口の中をクチャクチャとさせる仕草や行動をすることがあります。眠いのを我慢しているときにも口の中をクチャクチャとさせることがあるのですが、お散歩や食事や遊びに満足し、つい眠くなってしまったのでしょう。
これは、人間の子供や子犬にも見られる仕草や行動ですよね。満足することができた証拠ですし、とくに大きなストレスもなく一日を過ごすことができているのではないでしょうか。
3.目を細めながら目の前に座っている
目を半分ほどの大きさにまで細めながら目の前に座っている仕草や行動は、「まだ寝ないの?」と飼い主さんを誘っている様子でもありますし、待ちくたびれている様子でもありますよね。犬はそのままベッドに入ることができますが、私たち人間には眠る前の準備が色々とありますね。
お風呂に入らなければなりませんし、髪の毛を乾かし、スキンケアもしなければなりません。学校や仕事に出かけるための明日の準備をしっかりと済ませて眠る方もいらっしゃるでしょう。そんなとき、そばには常に目を細めて眠たそうにしている愛犬の姿があるのではないでしょうか。先に寝ても良いのに待っているところが健気ですよね。
4.立ったまま目を閉じている
これもまた「まだ寝ないの?」と眠いのを我慢しながら飼い主さんを待っているときの仕草や行動ですね。たとえば、キッチンで洗い物をしているとき、飼い主さんの横や後ろに立ったまま目を閉じている愛犬の姿があります。夜遅い時間までテレビを見ているときにも、スマートフォンを眺めているときにもです。
飼い主さんからの「寝よっか!」の一言があればサッと寝室まで行くことができるように立ったまま目を閉じて眠いのを我慢しているのかもしれません。
5.玄関に伏せている
帰りの遅い家族を待つとき、眠いのを我慢しながら玄関に敷かれたマットの上に伏せて待っている仕草や行動をすることがありますね。自分の寝床に入ってしまっては、そのままうっかり眠ってしまうかもしれないと思っているからかもしれません。もしうっかり眠ってしまったとしても玄関で待っていれば、家族が帰ってきたときに気づくことができますよね。
犬はなぜ眠いのを我慢するの?
- 飼い主さんや家族が起きていて何か良いことが起きるかもしれないと思っている(遊んでもらえる、お散歩に連れて行ってもらえる、おやつがもらえる、など)
- 警戒している(外から物音や人の声が聞こえてくるため)
このような理由から犬は眠いのを我慢することがあるようです。
まとめ
犬が眠いのを我慢している時によくする仕草や行動には、
- しきりに顔をゴシゴシ洗う
- 口をクチャクチャとさせる
- 目を細めながら目の前に座っている
- 立ったまま目を閉じている
- 玄関に伏せている
などがよく見られます。ウトウトしているときに声をかけると「寝てないもんっ」みたいな表情をするときも可愛いですよね。何か良いことが起きるかもしれないと期待して眠いのを我慢したり、警戒して眠いのを我慢することがあるようです。環境を整えてあげることで愛犬にも質の良い眠りの時間を与えてあげられるといいですね。