犬は『視線』で気持ちがわかる!3つの状況別心理とやるべき対処法

犬は『視線』で気持ちがわかる!3つの状況別心理とやるべき対処法

愛犬の熱い視線を感じたことがある飼い主さんも多いはず。愛犬が飼い主さんに向ける視線には様々な心理が隠れているようです。この記事では犬の『視線』について、状況別心理や対処法などご紹介いたします。

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愛犬の『視線』から心理を探って気持ちに応えよう!

見上げるプードル

犬は飼い主さんをとてもよく見ている生き物ですよね。キラキラした瞳で何かを期待するように見つめてくる時もあれば、寝落ちする寸前の寝ぼけまなこで必死に見つめている、なんて時もありませんか?

どんな状況でも愛犬に視線を向けられ、じっと見つめられるとちょっぴり嬉しい気持ちにもなりますが、その時の状況により心理や気持ちが違うようです。

「飼い主さんに視線を向ける」ということは、特にワガママな行為ではありません。しかし愛犬の視線に隠れる心理を理解できれば、愛犬の気持ちに応えてあげることが出来るかも!愛犬の『視線』から心理を探ってみましょう。

犬は『視線』で気持ちがわかる!3つの状況別心理とやるべき対処法

飼い主さんと見つめ合う犬

1.期待や要求

犬には「美味しいオヤツを食べたい!」や「楽しいお散歩に行きたい!」など様々な要求があります。そしてその要求を叶えるために飼い主さんに視線を向けてじっと見つめることも。

愛犬自身が「嬉しい」と感じることを叶えるための要求なので、期待を込めた瞳がキラキラと輝いていることが多いはず。表情は笑顔か、もしくはキリッと真剣な顔つきになっていることもあります。

妙にお行儀がよくオスワリやフセの姿勢なのに尻尾はブンブン振っていて、上目遣いで飼い主さんに視線を向けている時は何らかの要求がある時が多いと思います。

ワガママにならない程度の要求であれば、もちろん応えてあげましょう。可愛い瞳で見つめられたからといって、美味しいオヤツを与えすぎないよう気をつけましょうね。

2.愛情表現や信頼の気持ち

本来であれば犬が視線を合わせるという行為は威嚇や攻撃の表れなのですが、飼い主さんのことを大好きで信頼している場合はじっと飼い主さんを見つめることがあります。

この時の表情はとても穏やかで優しい目つきをしているはず。個体によっては少し口角が上がって笑顔のように見えることもあるでしょう。

愛犬が眠たそうにコロンと横になりながらリラックスした状態で飼い主さんに視線を向けている時は、信頼する飼い主さんがそばに居ることで安心して休めているはず。そのまま寝てしまいそうであればゆっくり寝かせてあげましょう。

また愛犬から穏やかな表情で見つめられた時は、飼い主さんもしっかり見つめ返してあげると互いの体内で幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌が高まります。

「オキシトシン」とは心や体の疲れを癒す効果があると言われるホルモン。愛犬と飼い主さんが優しい気持ちで見つめ合うことで、信頼関係が深まる可能性もあります。

3.気まずさや不安感

飼い主さんが愛犬を見つめると、プイっと目をそらされてしまったことはありませんか?「嫌われるようなことしたかな?」と心配になるかもしれませんが、こんな時は気まずさや不安を感じてることがあるようです。

例えばイタズラを叱られている時は視線をそらすことが多いはず。こんな時、愛犬的には「気まずい…」と感じているよう。なんとかごまかしたくて知らんぷりするために視線をそらすことがあるようです。

また叱られている時に視線をそらす場合、飼い主さんに対して「叱らないでください…」という気持ちの表れのことも。「目をそらす」という行為は、自身と相手の興奮を静めたい時の仕草でもあります。

そして苦手な物に対して不安を感じた時にも飼い主さんから視線をそらすことがあります。飼い主さんが手に爪切りを持った時、また大っ嫌いな動物病院に連れて行かれる気配を感じた時など「気づかないふり」をしてなんとか逃れるようとする行動のひとつです。

あまり強く叱りすぎてしまうと恐怖心から目をそらせるだけでなく、飼い主さんに対して背中を向けてしまうこともあります。そんな時はよほど強いストレスを感じている可能性も。このような行動が見られる犬は強く叱りすぎないよう注意しましょう。

また苦手な物事に対して目をそらしてしまう場合、決して無理強いするのではなく、何でも少しずつゆっくり慣れていけるよう工夫してみましょう。

まとめ

頭を撫でられる柴犬

言葉で気持ちを伝えることが出来ない犬にとって「視線」も感情表現できることのひとつですね。愛犬が飼い主さんに視線を向ける時、もしかするとたくさんの伝えたいことがあるのかもしれません。甘やかさない程度に愛犬の気持ちに応えらえるよう、愛犬の「視線」に注目してみましょう。

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