1.鳴く・吠える
飼い主さんに来てほしい時、全ての犬がこの手段を選ぶであろう「鳴く」「吠える」。クンクンと可愛らしい鳴き声をあげることもあれば、ワンワンッ!と激しく吠えることもあります。
たとえば、飼い主さんはリビングにいて、愛犬は…“あれ?どこに行ったかな?”と気にかけていると、どこからかクンクンと鳴き声が聞こえてきます。
鳴き声のする方へ行ってみると、寝室のベッドから下りることができなくなっている愛犬の姿を発見。ベッドに上ってくつろいではみたものの、自分では下りることができなくなってしまい、クンクンの甘えるような声で飼い主さんを呼んだのです。
2.おもちゃを鳴らす
お気に入りのおもちゃをいくつか持ち出し、庭に出て遊んでいる愛犬。ただひとり遊びを楽しんでいるかのように見えるかもしれませんが、実は飼い主さんを呼ぶ仕草や行動がみられることがあります。意外と気づいていない人がいらっしゃるかもしれません。
それは、鳴き笛と呼ばれる物が中に入っているおもちゃで遊んでいる時の様子です。犬がおもちゃを口にくわえて強く噛むことで中に入っている鳴き笛がピーピーと鳴る、あのおもちゃです。ただピーピーと鳴らしてひとり遊びを楽しんでいるわけではありません。一緒に遊んでほしくて飼い主さんを呼ぶために鳴らしていることもあるのです。
3.物を落として音を立てる
犬がなぜこの手段を選んでしまったのかはわかりませんが、飼い主さんを呼ぶために物を落として音を立てることがあります。たとえば、リビングのテーブルの上に置いてあるものを落として音を立てることがあります。飼い主さんがコーヒーを飲んだ後のマグカップ、携帯電話、テレビやエアコンのリモコンなどです。
キッチンのダイニングテーブルや調理台の上に置いてあるものを落として音を立てることもあります。ステンレスのボウルを落とした時なんて、物凄く大きな音を立てますよね。
愛犬に何か遭ったのではないか!と、飼い主さんもヒヤヒヤしながら駆けつけるのではないでしょうか。テーブルの上から物を落としてしまっては、きっと飼い主さんから叱られてしまうはずです。そのことも犬はよくわかっています。
しかし、大きな物音を立てれば、飼い主さんが必ず自分の元へ来てくれるということもよく理解しているんです。飼い主さんに来てほしくて、他に何かサインを出していたけれど気づいてもらうことができなかったため、最終手段として選んでしまったのかもしれません。
4.変な鳴き声を出す
犬は言葉を話すことはできませんが、鳴き声を変えることによって飼い主さんに気持ちを伝えることができます。他人には同じ鳴き声のように感じられるかもしれませんが、お散歩に行きたい時の鳴き声、おやつがほしい時の鳴き声、不満がある時の鳴き声など、愛犬の鳴き声によって何を要求されているのか、飼い主さんならしっかり聞き分けることができるはずです。
そして、飼い主さんに来てほしい時、突然変な鳴き声を出すことがあります。これもまた、他に何かサインを出していたけれど気づいてもらうことができなかったため、飼い主さんに確実に気づいてもらうため、確実に自分の元へ来てもらうために変な鳴き声を出すのです。
まるで犬ではない他の動物のような鳴き声を出すことがあり、「○○ちゃん…本当に犬なの!?」なんて言って、飼い主さんや家族の笑いのネタになってしまうこともありますよね。
まとめ
ご紹介したのは、犬が飼い主に来てほしい時にする仕草や行動でした。
- 鳴く吠える
- おもちゃを鳴らす
- 物を落として音を立てる
- 変な鳴き声を出す
多くの犬にみられる仕草や行動なのではないかと思うのですが、ちょっと変わった仕草や行動で呼ぶワンちゃんもいるかもしれません。あなたの愛犬はどうですか?飼い主さんを呼ぶ時のちょっと変わった仕草や行動を持つワンちゃんを見つけたら、またぜひみなさんとシェアしたいと思います。