犬に犬用ベッドは必要?
皆さんのお家では、愛犬用のベッドを用意していますか。ペットショップやペットグッズ専門店、さらには通販などで、種類豊富な犬用ベッドが販売されているので、選ぶ際はどれにしようか迷ってしまいますよね。
犬に犬用ベッドは必要かという話ですが、基本は愛犬専用のベッドを用意してあげた方が、愛犬が1匹で静かに安心して休める場所が確保できるため、望ましいです。
季節や犬の性格によっては、ベッドではなく、フローリングで寝ることを好んだり、飼い主の隣で休みたかったりと、休む場所の好みがベッドでないこともあります。
しかし、その場合は、その時の状況に応じて、持ち運べるタイプのベッドにしたり、硬めの素材の物を選んであげたりと、愛犬の好みに応じたベッドを選んであげると良いでしょう。
犬に買うべきではないNGベッドとは?
犬用ベッドは、様々な場所で種類豊富なラインナップが取り揃えられています。そのため、実際に見ても「どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。ここでは、犬に買うべきではないNGなベッドの特徴を紹介していきます。
1.ベッドの大きさが体の大きさに合っていない
犬にとって、ベッドは安心して休める自分だけの居場所です。そのため、まずは愛犬の体に合っているかどうかが最も重要となります。
小さすぎると窮屈に感じ、満足に休むことができません。反対に、大きすぎると余白が多くなってしまうため、そわそわと落ち着かず、こちらもまた気を休めることができません。
小型犬であれば、小型犬に合ったサイズの物を、大型犬であれば、大きめのサイズのベッドを用意してあげましょう。
2.年齢に合ったベッドを選んでいない
愛犬がすでに高齢の場合、横になって休む時に前足後ろ足を伸ばし、完全に脱力した状態で眠ることも多くなります。
そのため、高齢犬になると、今までベッドではなく、足を十分に伸ばしてもしっかり受け止められるくらいの大きさのベッドが好ましいです。
高齢になると、体を丸めたり足を折りたたんで休んだりするのがつらくなってきます。このように年齢に応じたベッドを用意することも検討してください。
3.愛犬が居心地の良い形状ではない
ベッドには様々なタイプの形状があります。フラットなタイプのベッドであったり、フチの部分が丸みを帯び、ちょっとしたプライベートスペースのようになっているものであったり、中には完全に自分だけの空間を作れるドーム型のベッドもあります。
しかし、これらは愛犬の性格や好みによって居心地の良い形状が異なります。背後と左右が囲われているドーム型のベッドで眠ることで、敵から襲われないという安心感からリラックスできる犬もいれば、閉塞感から嫌がる犬もいます。
ベッドを選ぶ際は、普段の愛犬の様子から、どのような性格であるか、どのような場所を好んでいるかを観察し、適切なベッドを選んであげましょう。
4.ふわふわのファーが多いベッド
犬用ベッドの中には、人間が触っても気持ちいいと感じるような、ファーのたくさん使われたふわふわのベッドもあります。しかし、このタイプのベッドは、犬によっては危険度が高いです。
ふわふわのベッドを見ると、ベッドを噛み千切り、中の綿や飾りとして付いているファーをおもちゃにしようとする犬もいます。これは犬の本能なので仕方がありませんが、綿やファーを誤飲してしまうと、窒息を引き起こしたり腸閉塞を起こす恐れがあり危険です。
噛み癖がある子や、好奇心旺盛な子などは、このようにふわふわとした素材のベッドは避けると無難です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬用ベッドには、さまざまな種類があります。デザインもシンプルな物からおしゃれな物、かわいい物などたくさんありますが、その犬によって向き不向きがあるので、愛犬に合ったベッドを最優先に選びましょう。