犬が飼い主を起こす方法
顔を舐める
飼い主の顔を舐める行為は、犬の愛情表現の一つです。子犬が母犬をペロペロ舐めている光景を見たことはありませんか?これは甘えているときに見せるコミュニケーションです。犬にとっての飼い主は、母親のように大好きな存在なので、顔を舐めて甘えているのです。
前足でタッチしてくる
個人的に一番好きなのがこのしぐさ。飼い主に向かって、前足でちょんちょんタッチしながらおねだりポーズです。「ねぇねぇ起きて〜」と訴えているようにも見えます。こんな可愛らしい姿を見たら、どんなに眠かったとしても、すぐに飛び起きたくなりますね!
吠える
眠っている飼い主をなんとか起こそうと、吠えることで気付かせようとします。こちらの行動は要求吠えと呼ばれ、飼い主に何かして欲しいことがある場合に取る行動です。犬の鳴き方によっても意味合いが変わってきますが、要求吠えは「ワンワンワン」と連続して短く吠えるようです。
犬が起こしにくるときの心理
1. おなかが空いている
冒頭でも記載したように、犬の体内時計はかなり正確です。飼い主の何気ない行動を見たり、太陽の光を浴びながら、次第に1日の時間の流れを覚えていきます。
いつもごはんがあるはずの時間にフードボウルが空っぽになっていたら、おなかが空いてごはんを催促される日もあるはずです。
2. 遊んで欲しい
日中体を動かす時間が短ければ短い程、運動不足で犬は元気があり余っています。飼い主が近くにいることが嬉しくて、つい遊んで欲しくなってしまうのでしょう。気配を感じて目を開けると、いつの間にか目の前に犬の顔がある!なんてこともあります。
3. 散歩に行きたい
朝の散歩が日課になっていると、目覚まし時計が鳴る前から、犬に起こされる日があるかもしれません。カーテンの隙間から朝日が差し込むと、散歩の時間を察知。
散歩に行きたくてたまらなくなり、飼い主への散歩アピールが始まります。休日だからといってぐっすり眠っていたら、たちまち犬に起こされてしまいますよ〜(笑)!
昼夜逆転?早朝や深夜に吠え出す犬って?
「朝吠え」と「夜吠え」
早朝や深夜に犬が吠える状況、飼い主にとっては困りもの。犬が高齢の場合は「認知症」の可能性が考えられます。睡眠時間が増え、時間の感覚が分からなくなり、昼夜逆転の生活になっていることがあるのです。
改善策としては、出来るだけ日中に日光浴をさせること。日光浴にはビタミンDを生成する働きがあり、筋力の低下を防いでくれます。
日光浴をさせるには?
自分の足で散歩できたら一番良いのですが、年齢や体調面の問題で、中には散歩が難しい犬もいると思います。そんなときは、身近で出来ることから始めてみましょう。
《工夫例》
- 犬を抱っこしながら散歩
- ペットバギーに乗せて散歩
- 窓際にペットベッドを置いてみる
日の光の力を借りて生活のリズムを整えることができれば、夜はぐっすり眠れるかもしれません。
愛犬のすやすや眠る姿は、周りの人間に癒しを与えてくれます。
まとめ
犬が飼い主を起こすときの心理について、理解は深まりましたでしょうか。理由はどうであれ、起こされるのが当たり前の生活に慣れてしまうと、飼い主の眠りも浅くなりやすいです。犬と一緒に健康な体を維持できるように、適度な運動を心がけてみて下さい!