犬が室内でしがちな『3つの怪我』 予防するための対策を徹底解説

犬が室内でしがちな『3つの怪我』 予防するための対策を徹底解説

犬の怪我のほとんどは、自宅の室内で起きています。『犬が室内でしがちが怪我』と「予防するための対策」についてまとめました。犬の怪我の原因は不十分な予防対策にもあります。

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1.落下による怪我

エリカラをつけたチワワ

犬の怪我の原因として最も多いのが落下です。室内でも屋外でも起きやすいです。そして、自宅の室内でとくに多く起きています。まず、飼い主や子供の腕から犬が落下してしまったことによる怪我です。

抱っこされることに慣れていない犬や抱っこされることが苦手な犬は、抱っこされると腕の中でジタバタと暴れてしまい、落下してしまうことがあります。幼い子供が犬の抱っこを取り合い、誤って落下させてしまうこともあります。

大人の飼い主であっても、他のことに気を取られた瞬間、犬を落下させてしまうことがあります。そして、ソファやベッドや椅子などの高い場所からの落下による怪我も多く起きています。

落下による怪我を予防するための対策

犬を抱っこするときは、必ず両腕で抱っこしてください。片腕で抱っこしてはいけません。スマートフォンを操作するときなどは、犬を床や地面におろしてから行ってください。子供に犬を抱っこさせるときは、必ず大人が目の前で見守ってください。

万が一、落下しそうになったとしても、咄嗟の対応ができるように準備しておいてください。幼い子供が犬を抱っこするときは、大人が手を添えてください。また、ソファーやベッドや椅子などの高い場所の上り下りを犬に許可する場合には、犬専用の階段やスロープを設置してください。

2.転倒による怪我

手の診察を受ける子犬

フローリングで足を滑らせ、転倒し、怪我をしてしまうことがあります。フローリングによる怪我を予防するため、ラグやマットを敷かれていることがありますが、そのラグやマットの滑り止めが不十分であったことによって、犬が足を滑らせ、転倒し、怪我をしてしまうケースも多く起きています。

対策が十分に行われている場合でも、犬と子供が一緒に遊び、走り回ってしまったことで転倒し、お互いに怪我をしてしまうケースもあります。

転倒による怪我を予防するための対策

フローリングで過ごしたいときは、犬が滑ってしまうことや転倒してしまうことを防ぐための塗料での加工をおすすめします。ご自身で塗ることもできますし、業者に依頼することも可能です。ラグやマットを敷きたいときは、裏に滑り止めの加工があるかどうかを確認し、十分な滑り止め効果があるかどうかも確認します。

不十分であれば、滑り止めのアイテムを別途で利用すると良いです。犬と幼い子供が室内で走り回って遊ぶときは、犬を興奮させすぎないこと、危ないと感じる前に両方を止めること、必ず大人が見守ることを忘れずに。

3.感電による怪我

診察台の上のゴールデン

家電製品のコードを噛んでしまい、感電し、怪我をしてしまうことがあります。感電による大火傷を負ってしまうケースが多くありますが、命を落としてしまうケースも少なからずあります。

とくに多いのが、扇風機・ドライヤー・ヘアアイロン・充電器のコードを噛み、感電してしまったことによる怪我です。飼い主の不在時に起きることがほとんどで、犬がひとりで留守番をしているため、感電や怪我を負ってから、長い時間、発見されずにいることが多いです。

感電による怪我を予防するための対策

使用しない家電製品のコードは抜くようにしましょう。外出時には、もう一度、必ず確認するようにしましょう。どうしてもコードを抜くことができない家電製品には、ガード柵を設置するなどし、犬が近づけないように対策をしましょう。とくに多い、携帯電話のコードは必ず抜いてください。超小型犬でも簡単に噛みちぎってしまえるほど細いコードです。

まとめ

怪我をして静養しているダックス

犬が室内でしがちな怪我には、

  • 転落による怪我
  • 転倒による怪我
  • 感電による怪我

この3つがとくに多く起きています。どの怪我の予防対策も今すぐに行うことができます。また対策がお済みでないときは、ぜひご参考ください。

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