犬にNGな『間違った愛情の伝え方』3選!こんな愛情表現は愛犬にとっては苦痛かも…?

犬にNGな『間違った愛情の伝え方』3選!こんな愛情表現は愛犬にとっては苦痛かも…?

愛犬に「好き」を伝える時、間違った方法をとると逆効果になってしまうかもしれません。わんちゃんの性格や好みによって、その方法が正解であることもあれば間違っていることもあるのです。そして、飼い主さんの間違った愛情表現によって愛犬が勘違いをしてしまうことも。今回は【犬が嫌がりやすい飼い主の愛情表現】について解説いたします。

1.見つめ合う

テーブルに座って見つめ合う少女と犬

犬をはじめ、多くの動物にとって「目をじっと見続けること」は良しとされていません。それは相手と目を合わせ続けることが「敵意」の表現になりかねないためです。

犬は飼い主さんの目を見て意図や気持ちを読み取る「アイコンタクト」を取ることができる動物です。しつけの際や普段のコミュニケーションとして愛犬とのアイコンタクトはとても重要ですが、愛犬の目を長い時間見つめてしまうと愛犬が困惑してしまう恐れがありますので注意しましょう。

2.キスをする

犬にキスをする金髪の女性

なぜ犬は口を舐めてくるの?

人間の場合は、親しい間柄の相手とキスをすることは親愛の気持ちを伝えるコミュニケーションの1つですよね。犬の場合も、親しい間柄の相手を「舐める」という行動は「親愛」「甘え」「謝罪」などいくつかの感情を伝えるコミュニケーション方法の1つです。

愛犬が飼い主さんの口元を舐めたがるのも犬たちの愛情表現で、最初は母犬の口元を舐めて「お世話してほしい」「甘えたい」と要求することから始まります。犬にとって口や舌は人間の手のようなものなのです。

飼い主さんが顔を密着させると嫌がることも多い

しかし、飼い主さんの方が愛犬に顔を近付けると嫌がる素振りを見せることがあります。犬にも「パーソナルスペース」がありますので、自分の意図していない時に他者に接近されると不快に思うことがあるためです。

つい愛犬にキスや顔に頬ずりしたくなったり、身体に顔をうずめたくなってしまいますが、愛犬のその時の感情によっては不快に思われてしまうかもしれませんのでご注意を。

3.抱きしめる

白い大型犬を抱っこして見つめる男性

抱きしめたい!モフりたい!でもちょっと注意!

大きなわんちゃんをギュッと抱きしめるのが夢…という人も多くいますよね。小さなわんちゃんでも、愛犬を抱っこしている時間は犬のぬくもりにとても癒されるものです。しかしここで気を付けたいのが、わんちゃんの性格やその時の気分によっては「ちょっと迷惑」になってしまうことがあるということです。

愛犬がハグを嫌がる時の気持ち

犬は「自分の動きを拘束されること」を嫌がりやすいため、実は「抱っこ(特に抱き上げられること)」が苦手なわんちゃんは多くいます。

小型犬の場合は、抱き上げられると地面に足が着かなくなり身動きも取れなくなることに嫌悪感を抱きやすいです。そして身体が小さいため、飼い主さんの抱きしめる力が窮屈過ぎる場合もあります。

大型犬の場合は抱き上げることはあまりないかもしれませんが、ギュッとハグをされることでパーソナルスペースに密着される不快感や、身動きが取れない不快感を抱きやすくなります。

わんちゃんの性格やその時の雰囲気によって、愛犬が嫌がったり困惑していないかを気にかけてあげましょう。

まとめ

男性に後ろから抱っこされる犬

言葉でコミュニケーションがあまり取れない愛犬に愛情を伝えたくて、目を見つめながら話しかけたりキスをしたり、ギューッと抱きしめたくなってしまうことがありますよね。

もちろん愛犬も飼い主さんからの愛情を何よりも求めていますが、間違った伝え方をしてしまうと愛犬が困惑してしまう恐れがあります。人間の場合でも、相手の気持ちを考えずにこれらの行動を取ると不快に思われてしまいますよね。

犬の場合も同じように、愛犬が困惑したり不快に思っていないかを気にかけてあげる必要があるのです。言葉が話せないからこそ、愛犬のその時の気持ちを察してあげることが大切です。

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