愛犬がボケやすくなってしまう『NG習慣』5選

愛犬がボケやすくなってしまう『NG習慣』5選

医療技術やごはんの質の向上によって、犬の平均寿命はひと昔前よりも格段に長くなりました。しかし、犬の高齢化に伴い気を付けたいのが「犬の認知症」です。犬の認知症は生活習慣によっても発症しやすくなる恐れがあります。今回は【愛犬が認知症になりやすくなる生活習慣】について解説いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

単調な生活リズム

目覚まし時計とあくびする犬

1.ごはんや散歩の時間が決まっている×

脳を活性化させていないと認知症になりやすくなると考えられています。毎日同じ単調な生活をしていると、脳を使って考えたり刺激を受けたりすることが少なくなります。ごはんやお散歩の時間が決まっているよりも、毎日少しずつ時間をずらすことで脳に良い刺激となります。

2.毎日同じお散歩コース×

お散歩の時間だけでなく、お散歩コースも同じにならないようにしましょう。犬にとって散歩はただ歩くだけでなく、フィールドワークをすることでワクワクしたりドキドキしたりするためにも大切な習慣です。

また、アスファルトの道だけでなく土や砂利、芝生、砂浜などの自然素材の道を歩くことで足の感触から脳に良い刺激となります。自然素材の道を歩くことで足腰の筋肉トレーニングにもなりますのでおすすめです。

食事内容

フードを持つ手と待っている犬

3.若い頃と同じ食事×

年齢と共に犬も老化が始まります。愛犬が7歳を過ぎた頃から食事によってもエイジングケアを始めることで、脳の活動をサポートすることが期待できます。

認知症を予防するためには

  • 抗酸化作用のある食材
  • 脳に良い効果のあるDHAやEPA

などを摂取すると効果的です。

これらの成分が含まれたフードに切り替えたり、サプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。

触れ合い

目を閉じるチワワ

4.遊びが少ない×

年齢を重ねると犬の睡眠時間は長くなります。身体の老化も始まっていきますので、若い頃のような活発な遊びが負担になることもあります。しかし、遊びの時間を設けずにいると、愛犬がずっとウトウトお昼寝し続けてしまい、日々の中の「刺激」が少なくなってしまう恐れがあります。

ワクワクしたり嬉しいと思ったりする感情の動きや、脳を使って考えることは脳を活性化します。愛犬の身体に負担がかからないよう、年齢に合わせた「遊び」の時間を日常的に取り入れてみましょう。

5.愛犬の異変に気付かない×

認知症は早期に気付いてあげて治療を開始することで、症状の進行を遅らせることができます。そのため、愛犬の認知症の症状にはやく気付いてあげることが重要です。

犬の認知症が疑われる行動には

  • 壁や天井などの一点をぼーっと見ている
  • 無目的な行動を取る
  • 感情表現が少なくなった
  • 呼び掛けや触れ合いに反応しなくなった
  • 活動が昼夜逆転になった
  • 夜中に家の中を徘徊するようになった

などがあります。

しかし、このような行動が見られても認知症ではなく他に原因がある場合もあります。犬の場合は人間のように認知能力をテストすることが難しいので、愛犬の行動から正確に判断する必要があります。認知症が疑われる行動が見られたら、受診して獣医師に相談してみましょう。

まとめ

服を着ている老犬のゴールデンレトリバー

今回は「愛犬が認知症になりやすくなる生活習慣」を5つ解説いたしました。毎日単調な生活をしていると、脳への刺激が少なくなるため脳の衰えの原因になります。毎日の生活の中にワクワクすることや嬉しくなることなど、愛犬の脳に「良い刺激」を用意することが大切です。

どんな犬種であっても認知症を発症する可能性がありますが、特に日本犬に多く見られると言われています。認知症は早期に発見するほど、進行を遅らせる治療を効果的に受けることができます。「もしかして?」と思う行動が見られた時には念のために受診して、獣医師に相談してみることも大切です。

みなさんも愛犬のエイジングケアの一環として、認知症を予防する生活習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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