犬が家の中で大暴れしてしまう理由2選!やめさせるにはどうしたらいい?
愛犬が家の中で大暴れしたことはありますか?急に部屋中をグルグルと走り回ったり、ケージに入れるとケージに体当たりしたり、お留守番中は激しく吠え続け、部屋の中で暴れた形跡が残るほど荒れていたりと、暴れ方にも色々あるかもしれません。
毎日だと飼い主さんも疲れ果ててしまいますよね。また、愛犬の暴れ方が尋常じゃないと、飼い主さんも心配になってしまうと思います。犬が暴れてしまう原因となる心理は、興奮やストレスなどが関係しているようです。
ストレス
犬が家の中で大暴れしてしまう理由のひとつで考えられるのが「ストレス」になります。人もストレスでイライラが募ると、思いっきり体を動かしてストレス発散したくなることがありますよね。
犬にも近い感覚があるようで、自分の感情をコントロールできないほど、ストレスが溜まってしまうと、どうしていいのか分からなくなってしまい大暴れしてしまうよう。
運動量が足りない、飼い主さんとのコミュニケーションの時間が不足している、お留守番が長すぎるなど、犬が感じるストレスの理由は個体によって様々。
特に運動不足によるストレスは、些細なきっかけで大暴れスイッチが入ってしまい、部家中をグルグル走り回ることがあるようです。愛犬自身もなぜ自分がこうなってしまうのか、理解できていないことが多く、単純に運動不足のストレスによる影響で突然興奮状態になることがあります。
やめさせる方法は?
犬が大暴れしている状態は興奮状態にあります。飼い主さんが驚いてしまうほど、家の中を走り回ることもあるかもしれません。そんな状況に陥る前に、愛犬の生活に何か大きな変化があったのであれば、それが愛犬のストレスの原因かもしれません。
ストレスで大暴れしてしまう子は、基本的にストレスの原因を取り除いてあげることが一番の対処法になります。
ストレスで大暴れしてしまうワンちゃんで、原因がはっきりと分からない場合は、まず落ち着いて休むことができる「愛犬だけのスペース」を確保してあげましょう。ケージやサークルを使用していないご家庭であれば、ぜひ使用してみて下さい。
「自分だけの落ち着ける場所」がない子は、心からリラックスすることが出来ず、ストレスも溜まっていってしまうかもしれません。
人間も自分の家や自分だけの部屋というのは落ち着くものですね。愛犬にもホッと一息つくことが出来るスペースを用意して、リラックスできる時間を作ってあげましょう。
興奮して暴れてしまう
犬は飼い主さんと一緒に遊んでいる時などに、「凄く楽しい!」や「とっても嬉しい!」と感じると興奮してしまい、飼い主さんが手を付けられなくなるほど、暴れてしまうことがあります。主に子犬の時期に多いように思いますが、興奮させる遊び方をすると、成犬でも暴れてしまう子もいるでしょう。
愛犬と一緒に遊ぶのは飼い主さんも楽しいと思います。また、楽しそうに遊ぶ愛犬の姿を見ると、つい「もっと楽しませたい!」と感じる飼い主さんも少なくないはず。しかし、一度興奮してしまった犬の気持ちを静めるのはなかなか大変です。できる限り、あまり興奮させないような遊び方に変更しましょ。
やめさせる方法は?
遊んでいる最中に興奮して暴れはじめたら、興奮が落ち着くまで遊ぶことは中断しましょう。
もし、「マテ」「オスワリ」「フセ」のしつけが出来ているようであれば、「マテ」のコマンドで愛犬の動きを止めて、「オスワリ」か「フセ」の姿勢で落ち着くまで待ちましょう。気持ちの高まりが落ち着いたら、遊びを再開してください。
これらのしつけが出来ていない、また興奮しすぎて指示に従わない子は、飼い主さんが愛犬を無視をすることで興奮を落ち着かせましょう。少し可哀想ですが「暴れると遊んでもらえなくなる」と学習するためです。愛犬が冷静さを取り戻すまで無視を続け、気持ちが静まったら、また遊んであげてください。
まとめ
今回、ふたつの理由をご紹介させていただきましたが、犬が家の中で大暴れする理由は、他にも色々とあります。ケージに入れると暴れてしまう子は、「ケージから出たい」という要求でしょうし、インターホンの音などに反応して突然暴れだす子は、警戒心からの行動になります。
同じ「暴れる」という行動でも、理由によって対処法は様々。まずは愛犬が暴れる理由を探ってみましょう。