愛犬を預けるために準備しておきたいこと
1.同居する家族に預けるとき
自分自身が入院することになってしまったとき、愛犬をお世話を頼める人を準備しておかなければなりません。
もし、同居する家族がいたとしても、普段お世話しているのが自分だけであった場合、その家族には、愛犬のお世話の仕方の全てを知ってもらう手段を準備しておかなければなりません。
私は“○○のお世話ノート”を準備し、フードはどこに置いてあるとか、一日に何gだとか、お散歩コースまで細かく書くなどし、必要なときには書き加えたりなどし、常に更新するようにしています。おすすめです。
2.離れて暮らす家族や友人に預けるとき
相手の家で預かってもらうのか、自分の家にお世話に来てもらうのか、どちらなのかによっても準備しておくものが変わってきます。
自分の家に来てお世話してもらう場合には、先ほどもお話したように、愛犬のお世話の仕方の全てを知ってもらう手段を準備しておかなければなりません。
愛犬もストレス少なく過ごすことができるので、自宅で預かってお世話してもらえる相手を準備しておけると安心です。
3.ペットシッターに預けるとき
入院している間、自宅へ来て、愛犬のお世話してもらうことができるサービスです。しかし、事前に打ち合わせをする必要があり、初めての利用で急に明日から…ということができません。自宅の鍵を預けるなども必要です。
そのため、家族や友人や知人などにお願いし、ペットシッターにお世話を頼めるよう、手配してもらう必要があります。
4.ペットホテルに預けるとき
これもまた、家族や友人や知人などにお願いし、預けに行ってもらう必要があります。どこのペットホテルに預けるのか、近所のペットホテルについて事前に調べておく必要がありそうです。
5.動物病院に預けるとき
かかりつけの動物病院であれば、愛犬のことをよく知っていてくれますので、より安心して預けることができる場所だと思います。
獣医さんや看護師さん、トリマーさんや介護士さんなど、犬のことをよく知るプロが揃っていることも安心して預けられる大きなポイントです。
鍵を渡すなどし、自宅に入ってもらう必要がありますが、急な入院のときなど、愛犬を「自宅まで迎えに行きますよ」と言っていただいたことがあります。
診察や治療や処方だけではなく、かかりつけの病院とのお付き合い、大事にしたいですよね。
6.お隣さん、ご近所さん、犬友達とのお付き合い
ひとり暮らしの飼い主さんが急な入院をしたとき、愛犬はひとり家に残されています。そんなとき、すぐに異常に気づいてくれるのでお隣さんやご近所さんです。
「今日は姿を見ていないな…」「夜なのに電気も点かないな…」「犬がずっと吠え続けてる…」などの異常に気づき、愛犬を保護してもらうことができる可能性があります。
犬友達も、「最近、見かけないけど何かあったのではないか…」と、異常に気づいてくれる可能性があります。浅くとも、お付き合いがあることで、気にかけてもらうことができるので、必要なお付き合いだと思います。
ひとつにまとめて準備しておきたいもの
事前の準備がなければ、急な入院が必要になってしまったとき、愛犬のために何も準備してあげることができません。
スーツケースやリュックなど、何でも構いませんので、必要なものをひとつにまとめて準備しておけるものが必要です。その中には、どのようなものを入れておくと良いのか、最低限の例をあげてみましょう。
最低でもこれだけは準備しておきたいもの
フード
いつもと違うフードを与えられてしまったとき、体調を悪くしてしまうことがあります。いつも食べているフードと同じものを準備します。できれば、一袋(1kg程度のもの)を未開封のままで準備できると良いと思います。
ブランケット
なくても構いませんが、家のニオイがするものがあると犬は安心できます。
ペットシーツ
ケージの中に敷いたり、排泄のために使用します。
狂犬病予防注射と混合ワクチン接種の証明書
狂犬病予防注射と混合ワクチン接種の証明書があると、預かる側が安心できます。
愛犬のプロフィールを書いたもの
愛犬のプロフィールには、持病の有無・アレルギーの有無・避妊去勢手術の有無・性格についてなど書いておくと、預かる側がお世話をしやすいです。
飼い主の連絡先を書いたもの
飼い主の連絡先には、飼い主以外の家族や友人等、愛犬に関しての連絡ができる相手についてもあると良いと思います。
まとめ
慌てないように準備しておくべきことについて、
- 同居する家族に預けるとき
- 離れて暮らす家族や友人に預けるとき
- ペットシッターに預けるとき
- ペットホテルに預けるとき
- 動物病院に預けるとき
- お隣さん、ご近所さん、犬友達とのお付き合い
この6つをテーマにしてみましたが、やはり、「愛犬をどこに預けるのか、誰に預けるのか」ということがとても重要で、事前に準備しておく必要があると思います。
急に預けたとしても、愛犬にも預かる相手にも不安な思いをさせてしまわないよう、ケガや事故がないよう、配慮できることはなにか、考えておきたいですね。