1.大好きな人に撫でてもらうこと
犬が自ら「撫でて♡」と、おねだりをしてくることがありますね。目の前にコロンと寝転がり、お腹を見せることで、“お腹を撫でてほしい”とサインを出す犬もいます。
飼い主さんの腕や膝に自分の顔や頭をスリスリすることで、“撫でてほしいな”とサインを出す犬もいます。
人が大好きな犬であれば、誰にでもお腹を見せたりスリスリしたりして、撫でてほしそうにすることがあります。
一方で、大好きな人にだけ撫でてもらうことを好む犬もいます。家族の中で、自分にだけ撫でさせてくれない…と、寂しく感じている人もいるようです。
きっと、その犬にとっては、撫でてもらうことが嬉しいのではなく、大好きな人に撫でてもらうからこそ、心地良いのだと思います。
マッサージで心地良い
犬も日々の生活の中で筋肉が疲れてしまうことがあります。疲れたカラダをほぐしてあげるようなイメージでマッサージをしてあげると、犬も心地良いようです。
また、マッサージをしてあげることで、筋肉の疲れを取り除いてあげるだけではなく、カラダもココロも癒され、リラックスした気持ちになれるようです。
お散歩や運動のあとだけではなく、長時間のお留守番のあとにもおすすめです。
2.外の空気を感じること
ほとんどの犬が、一日の大半の時間を空調の整った室内で過ごしていますね。夏場の厳しい暑さからも逃れることができますし、冬場の厳しい寒さからだって逃れることができます。
しかし、室内でばかり過ごしていては、犬の心も疲れてしまい、体調にも悪影響を及ぼすことがあります。室内で過ごすことの多い犬にとって、外に出て、外の空気を感じることが、心地良い時間のひとつのようです。
お散歩を何よりの楽しみにしている犬がいるのも、外の空気を感じることで、ストレスの発散や心の癒しになっているのではないでしょうか。
外へ出ることが難しいときは、窓を開け、室内に風を通してあげるだけでも良いと思います。窓から入ってくる風も心地良いですよね。
3.日向ぼっこをすること
庭やベランダやバルコニーへ出て、日向ぼっこをしたがる犬がいますね。私たち人間にも同じことが言えますが、犬にとって太陽の光を浴びるということは、健康と生命の維持に欠かすことのできないことです。
そのため、自然と日向ぼっこを好みます。日向ぼっこをすることで、毎日の生活のリズムを整えることができます。日が沈んで暗くなれば、自然と眠るのです。
犬が日向ぼっこを心地良いと感じる理由は、太陽の光を浴びることによって、セロトニンというホルモンの分泌が活性化されるからです。セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれています。
紫外線を浴びることも大事
私たち人間は、少しでも紫外線を避けようと、日焼け止めを使用するなどしますね。
犬はどうでしょうか。みなさんは、愛犬にも紫外線対策を行っているのでしょうか。紫外線のある時間帯のお散歩やお出掛けは避けるなど行っているのでしょうか。
実は、人間も犬も紫外線を浴びることは大事なことです。紫外線を浴びることで、カラダの中ではビタミンDが合成されます。あまりにも紫外線を避けて生活を続けてしまった結果、骨粗鬆症を発症してしまう若い女性が増えています。
もし、あなたの愛犬だったらどうでしょうか。骨が弱くなり、歩けなくなってしまうかもしれません。
夏場はほんの1分でも構いません。朝のお散歩の時間だけでも十分です。犬が心地良く日向ぼっこをすることができるよう、工夫してあげることが必要です。
まとめ
犬が心地良いと感じていることには、
- 大好きな人に撫でてもらうこと
- 外の空気を感じること
- 日向ぼっこをすること
などがあり、どれも日々の生活に取り入れることができるものです。愛犬にもっと「心地良い」を感じてもらうために、私たちにできることから始めてみましょう。
愛犬のカラダを撫でることは、犬が心地良いと感じるだけではなく、私たちにも心地良さや癒しを与えてくれるはずです。