1.おねだりしている
犬が目をウルウルさせながら上目遣いをしてくるときって凄く可愛く感じますよね。しかし、そんな可愛い仕草には色々な想いが潜んでいるってご存知でしょうか？
例えば、あなたがご飯を食べているときに愛犬が側でジーっと上目遣いをしながら様子を伺ってくる。そんなときはご想像のとおり、「それ私も食べたいなぁ……」と、あなたのご飯をおねだりしているといえます。
愛犬に目を輝かせながら無言で上目遣いされるとその可愛さに負けてご飯をあげてしまう。そんな飼い主はたくさんいることでしょう。もしかすると愛犬はあなたのそういった弱点を知っていてわざと小悪魔的な可愛い仕草でおねだりをしているのかもしれませんね。
2.何かを伝えたがっている
ふとしたときに愛犬があなたを上目遣いで見つめてきたときに何か違和感を感じたら、愛犬があなたに何かを伝えたがっている可能性があります。もし、愛犬の上目遣いが気になるのでしたらそのまま愛犬の様子を観察してみましょう。
何か伝えたい場合はあなたを見つめた後で他の何かに視線を向けることでしょう。オシッコをして汚れたトイレを見つめるかもしれませんし、オヤツのある場所をジーっと見るのかもしれません。愛犬を散歩に連れて行くときに使っているリードに視線をむけることもあったりします。
このように犬があなたを見つめた後に他の何かを見つめた場合は、見つめた先にある物に対して何かをしてほしいと感じている可能性が非常に高いといえるでしょう。
例えば、愛犬があなたを見つめてからトイレを見つめたときは「トイレを綺麗にして欲しい」「オシッコをしたから褒めてほしい」と感じていたり、オヤツのある場所をジーと見ているのでしたら「オヤツがほしいなぁ」とおねだりしていることが多いといえます。
同じようにリードを見つめるときは「散歩に連れて行ってくれると嬉しいなぁ」と思っている可能性が高いといえますね。愛犬が何を伝えたがっているのかを知りたいのでしたら視線の動きに注目すると気持ちが理解しやすいといえるでしょう。
3.可愛がってほしいと思っている
あなたが用事をしていたりくつろぎながらテレビを観ていると愛犬が上目遣いをしながら無言で見つめてくる。そんな場合は構ってアピールをしている可能性が高いといえます。
もしかすると飼い主から可愛がってくれるのを待っていたけれど全然構ってくれないので、我慢できなくなった愛犬が自分から構ってアピールをしているのかもしれません。
ちなみに愛犬の構ってアピールを無視していると、さらに鼻や前足でツンツンとつついてくることがよくあるそうですよ。実際に心当たりがある飼い主はたくさんいるのではないでしょうか？愛らしい甘え方をされると構わずにはいられなくなってしまいますね。
4.緊張や不安を感じている
愛犬を叱ると申し訳なさそうに上目遣いで見つめてくることが多い。そういった経験をもつ飼い主はたくさんいることでしょう。犬は叱られても反省しない生き物だといわれています。
本当かどうかは犬に直接聞かないと分からないので何ともいえないのですが、ただ、叱られたときに「飼い主が怒っている……」「ダメなことをしてしまった」ということは理解している可能性が高く、叱られたときは飼い主の態度を見て少なからず緊張や不安を感じることが多いそうです。
その結果、様子を見るようにソワソワしながら上目遣いをし「あまり起こらないで……」と想いを伝えることがあるようですよ。
また、犬は雷などの怖い音を聞いたり散歩中に相性の悪い犬と出会ったりしたときに不安や恐怖を感じると、上目遣いをしながら飼い主に助けを求めてくる場合もあったりします。
明らかに愛犬が不安や恐怖を感じる原因が分かるときはその場を離れる。リラックスさせる。などの対策を行い安心させてあげてくださいね。
まとめ
犬は様々な方法で自分の気持ちを飼い主に伝えます。『上目遣い』という仕草も想いを伝える方法の１つになるといえるでしょう。はじめは愛犬が見つめてくる意味をなかなか理解してあげることができないかもしれませんが、毎日少しずつ観察していると徐々に上目遣いに潜む気持ちが分かってくると思います。
ですので、毎日愛犬の様子をこまめに観察することをおススメします。今より愛犬の気持ちを理解できるようになると、さらに仲良くなることができるといえるでしょう。
