犬が犬に「大好き」を表現しているときの仕草や行動7選
愛犬がほかの犬に対してとる行動を見て、好きなのか嫌いなのかわからないことがありますよね。尻尾を振っていたはずなのに、急にうなり出したときは「どっちなの?」と思ってしまうものです。
犬のボディランゲージは、判断しにくいものばかりです。ここでご紹介する、犬が犬に「大好き♡」を表現しているときの仕草や行動7つを覚えておくと、もっと愛犬の気持ちがわかるようになりますよ。
1.おしりの匂いをかがせる
大好きな犬には自分のおしりの匂いをかがれることを嫌がりません。犬にとっておしりのかぎ合う行動は挨拶でもあり、優劣を決める行為でもあります。
相手の犬のことが苦手だったり、そんな気持ちになれなかったりする犬は、おしりを見せようとしないものです。それは必ずしも嫌いというわけでもなく、「勘弁してください」という降参の意思表示でもあります。
ちなみに人間のおしりをかぐ行動は、優劣には関係ありません。優劣が関係するのは犬同士の場合のみです。
2.おしりを上げて伏せをする
首を下げ、おしりを上げて伏せをする行動をとったときは、全身で「大好き♡」を表現しているときです。この行動は「プレイバウ」と呼ばれ、「一緒に遊ぼうよ!」と誘っているかわいい仕草なんです。
相手が大好きな人間だとしても、このプレイバウを見ることができます。プレイバウの状態で尻尾を振り始めているのは、「待ちきれない!」という気持ちがあふれているのでしょう。
3.目を細める
犬も人間のようにうれしいときは目を細めた表情をします。とても穏やかでにっこりとした表情は、見ているだけで癒されますよね。口角も上がって、まるで笑っているような表情を見せる犬もいるので、そんな仕草から「大好き♡」を感じ取ってください。
4.耳が後ろに倒れる
大好きな犬に会ったときの犬の耳は、後ろにペタッと倒れているものです。ただし、犬が耳を後ろに倒すときは「うれしい!」だけではなく、緊張している意味も表すことも。必ずしも喜びの仕草ということではありません。でも、大好きな犬の前では「もう降参です!」という感情でしかないのでしょう。
5.甘えて吠える
犬は好きな相手に出会うと、何ともいえない嬉し鳴きをすることがあります。警戒している際の「ワンワン!」とはちがい、「ワウワウ」といった甘えた声で鳴いたらそれは、「大好き♡」で間違いないでしょう。
反対に「やめて!」という気持ちになっているときは、「ガウガウ!」という吠え方をします。判断が難しいですが、犬の様子や体全体を総合的に見て、好きなのか嫌いなのかを見分けてみてください。
6.体の側面を相手に見せる
犬は心を許した相手に体の側面を見せます。これは、「敵意はありません」というボディランゲージのひとつです。犬同士で体の側面をくっ付ける行動を見せたなら、その2匹は気の合う犬同士ということです。
7.すごい勢いでしっぽを振る
大好きな犬には、とてつもない勢いでしっぽを振るはずです。取れてしまうのでは?と思うほどしっぽを振っている愛犬の姿は、見ているだけでキュンとしちゃうでしょう。
逆に、小刻みに尻尾を振っているときは相手に警戒をしているサインです。尻尾を振っているからといって、すぐに相手の犬に近づくと「ワンワン!」と喧嘩し始める犬もいるので気をつけてください。
相手が犬ばかりではなく、大好きな人が家にきたときも、ブンブン尻尾を振って見せてくれるでしょう。
まとめ
犬が犬に見せる「大好き♡」の仕草はどれも可愛くて癒されるものです。中には「どっちなの?」と思う行動もありますが、犬の体全体を見て好きなのか嫌いなのか判断してみましょう。