ストレスが原因?!犬の行動に注目
攻撃的になる
「吠える」「噛み付く」「歯を剥き出しにする」といった攻撃的な行動は、ストレスから来るイライラが引き起こしているかもしれません。
運動不足は精神面の不調にも影響を及ぼします。やめさせるために大きな声で叱ったり叩いたりするのは逆効果ですし、反対に放っておいたとしてもなかなか改善はされません…。
あくびの回数が増える
あくびは眠いときにするもの、と思い込んでいませんか?確かに犬は眠いときにもあくびをしますが、ストレスを感じていて、自分の気持ちを落ち着かせようとあくびをすることがあります。
これは「カーミングシグナル(落ち着かせる合図)」と呼ばれており、体を使ってメッセージを伝えているのです。
前足を舐め続ける
一見、毛繕いと間違えやすいのが前足を舐める姿。長時間必死に自分の前足を舐めていたら、ストレスを疑いましょう。
「皮膚が真っ赤にただれている」「噛んで血が出ている」といった症状が見られるまで舐め続けている場合、自傷行為となっている可能性があります。他の原因としては「肉球に傷ができている」ことも考えられるため、そっと足を触って確認してあげて下さい。
食欲不振
運動後はカロリーを消費するので、おなかが空いて食欲旺盛になりがちです。では、散歩に行けないと、どんな変化が起こると思いますか?運動量が減少することで食欲不振になってしまい、いつもよりごはんを食べないという状態に陥ります。
適度な運動と栄養バランスの整った食事は、愛犬の健康維持のために必要不可欠です。外出が難しい状況であれば、家の中でできる運動を考えてみましょう。
室内でできる!犬のストレス発散法
1. かくれんぼ
家の中で、愛犬と一緒にかくれんぼ♡
飼い主が部屋のどこかに隠れて、犬に見つけて貰います。隠れる場所が決まったら、犬の名前を呼びましょう。聴覚・嗅覚を頼りに、飼い主を探してキョロキョロする様子は可愛くてたまりません。かくれんぼは犬の脳トレとなり、ストレス発散にも繋がります。
2. おもちゃ遊び
運動不足&ストレス解消には、おもちゃを上手に使いましょう。室内での遊びには「ロープ型」のおもちゃがおすすめです。ひっぱりっこは犬が楽しく夢中になれるので、ストレス解消に◎
コットン素材のロープ型おもちゃだと、デンタルケアにもなって一石二鳥です!
3. マッサージ
飼い主とのスキンシップは、自分が大切にされていることを実感できるため、犬にとっては嬉しいはずです。犬が触られて喜ぶポイントを探してみましょう。
《触られると喜ぶ体の部位》
- 耳の後ろ
- 顎の下付近
- 眉間
- おなか
- 足の付け根
マッサージに関する本格的な知識がなくても、飼い主がリラックスした状態で優しく撫でてあげるだけでOK◎
便秘の改善やデトックスにも効果があるんです!突然触られると犬がビックリしてしまうので、触る前にひと声かけてあげると尚良いです。
まとめ
今回ご紹介したストレスサインはほんの一部です。他にも下痢・嘔吐といった体調不良に通ずることもあるので、愛犬の不調に気付いたときは、お近くの動物病院を受診するようにして下さい。
気温が高い毎日、散歩が危険な暑さが続いていますが、涼しい時間帯を狙っての散歩や室内での遊びを取り入れ、犬のストレスを溜めさせないよう心掛けましょう!