犬には『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動がある!?
犬は感情豊かな動物であり、『好き』という感情も持っています。一口に『好き』といっても、『ちょっと好き』から『心の底から好き』まで、好きにもいろいろありますよね。飼い主としてはぜひとも、愛犬に『心の底から好き』と思われたいものです。
犬には、心の底から好きな人にしかしない仕草や行動があります。愛犬がその仕草や行動を飼い主さんに対してしているのであれば、心の底から好きと思われている可能性が高いです。
今回は、犬が『心から好きな人』にしかしない仕草や行動をご紹介していきたいと思います。
犬が『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動①体をくっつけてくる
犬は、心の底から好きな人の温もりを感じると、安心感や幸福感を得ることができます。ですから部屋でくつろいでいるときに、愛犬がとことことそばへやって来て体をくっつけてくるのは、飼い主さんのことを心の底から好きだと思っているからです。
体全体ではなく、お尻やあごなど体の一部をぴとっと密着させてくることもあります。
お尻だけくっつけて背中を向けられると、ちょっぴり切ない気持ちになってしまうかもしれません。でも無防備な背中を向けていられるほど信頼もしているという証なので、飼い主として喜ぶべきことなのです。
犬が『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動②呼ぶといつでもすぐに来る
心の底から好きな人に呼ばれると、犬はいつでもすぐにそばへ行きます。たとえおもちゃに夢中になっていてもそれを放って、駆け寄って来ます。そのときの犬は目をキラキラと輝かせ、ワクワクとした表情を浮かべているでしょう。
年のせいで動きが緩慢になっていたり、耳が遠くなっていたりする場合を除いて、呼んでものろのろとやって来たり、無反応だったりする場合は、その人への好き度は低めだと思われます。
今は呼ぶとすぐに来てくれる愛犬も、呼んだあとに嫌いなお手入れをされたり、叱られたりすることが続くと、呼んでも来なくなることがあるので注意が必要です。
犬が『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動③よく見つめてくる
家事や読書などをしているときに、ふと気づくと愛犬がキラキラした目でこちらを見ているということはありませんか?
相手の目をじっと見つめることはケンカを売っていることになるため、元来犬は相手の目を見つめることを避けようとします。でも好きな人には、じっと目を見つめて愛情を伝えようとします。
よく見つめてくるということは、それだけ愛情が強いということ。つまり、『心の底から好き』ということなのです。
犬が『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動④いつも玄関でお出迎えをする
「ただいまー」と玄関のドアを開けた瞬間に、愛犬がうれしそうに尻尾をブンブン振ってお出迎えをしてくれるとうれしいですよね。
この行動は、心の底から好きな人の帰りを心待ちにしていた犬の「1分1秒でも早く会いたい!」という気持ちの表れと考えられます。
たとえほかの家族が在宅していても、心の底から好きな人の不在は犬にとって寂しいもの。「早く帰って来ないかな~」とちょこちょこ玄関へ様子を見に行ったり、しばらく玄関から離れなかったりすることもあります。
まとめ
今回は、犬が『心の底から好きな人』にしかしない仕草や行動を4つご紹介しました。もし愛犬がご紹介した仕草や行動をしていなくても、どうかがっかりしないでください。
ご紹介した以外にも、心の底から好きな人にしかしない仕草や行動はありますし、愛犬なりの愛情表現の仕方もあると思います。
愛犬に『心の底から好き』と思われていたら飼い主としてはうれしいですが、愛犬にどのくらい愛されているのかにこだわることよりも、愛犬を心の底から愛し続けていくことを大切にしたいですね。