1.『愛犬の名前』
犬を飼うとよく使う言葉があります。それは『愛犬の名前』です。愛犬を可愛がるときや呼ぶときなどによく使うと思いますが、名前は愛犬にとって大好きな飼い主から話しかけてもらうときに聞く言葉となりますので犬は自分を呼ぶ大切な言葉として覚えることが多いといえます。
愛犬とスキンシップなど楽しいことをしているときにたくさん名前を呼んであげていると、犬は自分の名前が聞こえる度にしっぽを振りながら喜んで反応しやすくなりますので、たくさん名前を呼びながら可愛がってあげてくださいね。
ちなみに叱るときに「○○!ダメでしょ!」とはじめに愛犬の名前を言ってから叱っていると、愛犬が名前=怒られると学習してしまい自分の名前を嫌いになりやすいので、叱るときは名前を呼ばないようにすることをおススメします。
2.『ご飯』
犬が楽しみにしていることの1つとなる『ご飯』。愛犬にご飯をあげるときは「ご飯だよ~」と声をかける飼い主は数多くいることと思います。
毎日「ご飯」という言葉をいった後に愛犬にご飯を与えていると、少しずつ『ご飯』という言葉=大好きなご飯をもらえる!と愛犬が学習し、その言葉を聞いただけで嬉しそうに反応するようになる場合が多いといえます。
実際に『ご飯』という言葉を覚えている愛犬に対して「ご飯?」というと、すぐに顔をこちらへ向けて嬉しそうな表情で反応する。といった経験をもつ飼い主はたくさんいるのではないでしょうか?犬は食べることが大好きなので、『ご飯』を嬉しい言葉として覚えやすいのでしょうね。
3.『オヤツ』
『ご飯』と同じように『オヤツ』という言葉も犬がとても喜ぶ言葉の1つとなります。オヤツは愛犬とのスキンシップのときやご褒美として与えることが多いと思いますので、一日に数回『オヤツ』の言葉を使う機会があるといえます。
ですので一日2、3回使う言葉『ご飯』よりも早く覚えやすい言葉といえるかもしれませんね。
4.『散歩』
犬の多くは食べるのと同じくらい散歩が大好きです。毎日散歩に出かけるときに「散歩だよ~」と声をかけていると『散歩』=外へお出かけ。と学習し、言葉を聞くだけで嬉しそうにしっぽをブンブン振りながら玄関へと向かうことがよくあります。
お出かけが大好きな犬ほど散歩に行く合図となる『散歩』という言葉を早く覚える傾向にあるといえるでしょう。
5.『偉いね~!』
犬は飼い主に褒められるととても嬉しそうな表情を見せてくれます。そして興味深いことに犬は褒められるときに飼い主からかけられる『偉い』『お利口だね』『賢いね~』のような言葉を『褒め言葉』としてちゃんと認識していたりするのです。
おそらく飼い主が笑顔で「偉いね~」と声をかけながら褒めることで、犬が『嬉しい言葉』だと感じているのかもしれませんね。
褒めるときは犬が分かりやすいようにテンションを高めにしながら「偉いね~」と褒めてあげるとより「褒めてくれている!」と思わせることができ、しつけが上手くいきやすくなりますので褒めるときは思いっきり褒めてあげてくださいね。
6.『可愛い~!』
犬は『可愛い』という言葉にも喜びやすいといえます。『可愛い』は飼い主とスキンシップしているときや散歩中に出会った人と触れ合っているときなど、主に犬が誰かに可愛がられているときに使うことが多いですよね。
その結果としてなのか犬は『可愛い』という言葉に対してポジティブな印象を受けやすく、犬にとって好きな言葉となることがよくあるのでしょう。
ちなみに私は、犬は自分が可愛い存在なのを気づいているのでは?と感じることがあります。実際に私の愛犬に「可愛いね」と声をかけると、まんざらではない表情を見せることが多々あったりするのです。
きっと犬は『可愛い』という言葉を褒め言葉だと分かっているのでしょう。もしかすると私たち人間が思っているよりもはるかに犬は頭が賢いのかもしれませんね。
まとめ
今回は犬が喜ぶ飼い主の言葉を6つご紹介しました。どの言葉もポジティブな出来事があったときに聞く言葉だったり、犬の大好きな時間が来たときに聞くことができる言葉といえますよね。
犬は私たちが思っているよりも人間の言葉をよく聞いていますので、愛犬にとって良いことがあるときは積極的に話しかけて喜ばせてあげてくださいね。そうすることで愛犬の生活はさらに幸せなものになると思いますよ。