犬のしつけで絶対に守るべき『9つのルール』

犬のしつけで絶対に守るべき『9つのルール』

犬を飼う上で、必ず教えたいしつけやルールがあります。とくにこれから犬を飼う方は、ここでご紹介をする犬のしつけで絶対に守るべき「9つのルール」をぜひ参考にしましょう。

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犬のしつけで絶対に守るべき9つのルール

子供と犬

犬を迎えたらまず何を教えるべきでしょうか?犬をしつけることは、飼い主としての責任を果たすものです。とは言え、初めて犬を飼う人は慣れないしつけに戸惑ってしまいますよね。

まずは、最低限教えたい基本的なしつけを教えましょう。迷ってしまう人こそ、ここでご紹介する「犬のしつけで絶対に守るべき9つのルール」を参考に行ってみてください。

1.勝手にごはんを食べさせない

愛犬のごはんの管理は徹底的に行いましょう。飼い主さんが出したごはんだけを食べさせることで、愛犬の健康を守ることにつながります。

そのためにも、フードやおやつを出しっ放しにせず、犬の手が届く場所に食べ物を置かないようにします。人間の食べ残しや拾い食いをさせないことで、害がある食べ物や害虫などを口にすることを防げます。

2.トイレのしつけ

シーツの上で伏せる犬

犬を迎えた当日からトイレトレーニングを始めます。排せつは散歩中にする飼育方法もありますが、室内トイレを覚えさせることを強くおすすめします。その理由は、悪天候の日や病気や老後になったときに非常に役立つからです。

室内の一角にサークルを置き、その中にペットシーツを敷いてトイレを確保します。食後や寝起きはトイレが近くなるので、鼻でクンクン嗅ぐしぐさを見せたら連れて行きましょう。

成功したらたっぷり褒めて、ゲージから出す。この動作をくり返すことで犬はトイレのルールを覚えます。

3.噛んではいけないものを教える

犬の甘噛みは問題行動につながるので、必ずしつけを行います。子犬のうちから甘噛みされたら「痛い!」と強い口調でNGサインを伝えてください。また、家の中には電気コードのような危険な物にあふれているので、そちらにも目を向けてください。

噛んでよいものは、犬のおもちゃだけです。飼い主さんの手から「噛んでよいおもちゃ」を渡すところもポイントです。

4.ボディタッチに慣らす

愛犬と毎日スキンシップを行うことも、大切なしつけのひとつです。どこを触っても怒らないように馴らしておくことは、愛犬のボディチェックに大きく役立ちます。

散歩から帰ったらブラッシングを行うことで、ノミやダニ、小さな傷などにもいち早く気づけます。動物病院で予防注射を打つ際に大暴れしてしまうワンちゃんも多いので、日ごろから触って馴らすようにしておきましょう。

5.「まて」「おすわり」の指示を教える

お座りしている犬

「まて」「おすわり」をしつけておくと、愛犬を褒める機会を与えることができます。また、危険から守れることもこの先あるかもしれません。愛犬が指示に従えるようにしつけておくことは、愛犬の身を守ることにも役立ちます。

ごはんやおやつの前に「おすわり」「まて」をして、できたら「よし!」とOKを出しましょう。ポイントは、メリハリのある声で伝えること。できたら褒めることです。

6.ハウストレーニングをする

ハウストレーニングとは、犬がゲージやクレートに慣らすためのしつけです。これは寝るときや動物病院に行くときなどに役立つだけではなく、犬自身の安全確保にもつながります。

狭くて可哀想なイメージを持つかもしれませんが、犬は狭くて暗い場所の方が安心できるのでぜひ教えましょう。おやつをハウスの中で食べさせながら慣らしていくと、スムーズです。

7.「褒める」と「叱る」をしっかり行う

愛犬をしつける上で重要なのが、「褒める」と「叱る」のメリハリをつけることです。犬は褒められることで「これをするといいことがある」と覚えます。

指示に従えたら「よし!」「いいこ!」とたっぷり褒めましょう。そして叱るときは低めの声で「だめ!」と伝え、体罰は行いません。

8.アイコンタクトを教える

飼い主を見ている犬

すべてのしつけの基礎となるのが、愛犬とのアイコンタクトです。愛犬に注目させる意味もありますが、信頼関係を築く上でもアイコンタクトは必要です。

アイコンタクトを教えるためには、愛犬を名前で呼んで来させるところから始めます。おやつのご褒美を与えながら、飼い主の呼びかけに応じられるようにしつけていきましょう。

9.社会性をつける

飼い主として犬に教えるべきことは社会性です。ぜひ積極的に犬連れの人が多い公園やドッグランへ出かけてみましょう。

とくに子犬の頃すぐに引き取った犬は、母犬や兄弟犬との触れ合いを知ることができず、社会性に欠けてしまっています。飼い主しか知らない犬ほどほかの人や犬に吠えてしまう傾向があり、留守番をさせると吠えたり家中を荒らすような問題行動を起こしてしまうことも・・・。

少し離れただけで大きな不安を抱えてしまう「分離不安症」を起こさないためにも、外に出る機会を増やす工夫をしてください。

まとめ

お手をする犬

犬のしつけは「おて・おかわり」だけではありません。犬が人間の居住空間で安全に暮らすためにも、基本的なしつけは教える必要があります。これは愛犬との絆にも大きな影響につながるので、ぜひ楽しみながらしつけてみてください。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    全て必ず守らなければならないもの。必ず教えなければ苦労する。お手、おかわりなんぞ必要ない。そんなもんより先に教えなければならないものがあるだろう。必ず守らなければならないものは最優先で教えるべき。ちょっとした技なんざ後でも出来る。必要なことをしたあと自由にすれば良い。俺は教えた後でもどんな状況でも従えるよう訓練し続ける
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