犬を外に繋いでおくと超危険!~実際に起きたトラブル~
1.脱走と交通事故死
“日向ぼっこのために外に繋いでおいたはずの愛犬がいない!”
首輪やハーネスが抜けていたり、鎖やリードが切れるなどし、家の外に脱走してしまう可能性があります。明るい時間帯や人通りの多い場所であれば、すぐに保護され、迷子札や鑑札によって、すぐに飼い主さんのも元へと帰れることもあります。
しかし、交通量の多い場所では、道路へ飛び出してしまったがために、交通事故に遭い、亡くなってしまう犬もいます。
外に繋がれ、脱走してしまうと様々な危険に会う可能性があります。ほかの犬や人とトラブルを起こしてしまっている可能性もあります。
2.連れ去られてしまう
“愛犬がいない!リードが丁寧に外されている…?”
庭で遊ばせていた愛犬が、何者かによって連れ去られてしまうケースがあります。脱走とは明らかに様子が違うため、誘拐なのではないかと疑われるのです。
たとえば、リードが丁寧に外されていることです。首輪やハーネスが抜けてわけでもなく、鎖やリードが切れたわけでもなく、ナスカンが外されているのです。
超小型犬が塀を越えたとは考えにくい。門の扉に犬が通り抜けられるような隙間はなく、しっかりと閉められている。飼い主さんがコンビニへ行ったほんの10分の間に連れ去られてしまう可能性があるのです。
3.“うるさいから”と危害を加えられる
飼い主さんが留守の間、外に繋がれている犬に危害を加える人がいます。私の家の近所にも、そのような人が実際にいます。
たとえば、何十分も何時間も吠えて続けてしまう犬がいるのですが、吠えることをやめさせるためなのか、犬に向かってホースで水をかけたり、小石を投げるなどする人がいます。
ホウキで地面を叩き、犬を脅す人もいます。水ではなく熱湯だったら、小石ではなく大きな石だったら、地面ではなく犬だったら…と考えると恐ろしいですよね。
犬ではなく猫でしたが、庭に繋がれ、鳴き声がうるさいからと言って、お尻に熱湯をかけられ、大火傷を負った猫がいました。火傷の範囲や程度によっては、命を落としてしまうことがあります。
しかし、長時間吠えたり、鳴いたりしていることを飼主として放置してはいけません。あまりにも吠え声が続く場合は外につなぐ場所を変えたり、外に出すこと自体を控えたほうが良いかもしれません。
4.勝手に食べ物を与えられる
敷地内に侵入するわけではありませんが、外から他人が犬に触れることができる場合がありますね。塀の隙間から犬が顔を出していたりするからです。
塀が低く、敷地の外からでも犬を撫でることができることもあります。ただ犬を撫でて可愛がってくださるのは良いかもしれませんが、慣れてくると犬が可愛く思えてきて、何だか親しくなった気持ちになり、勝手に食べ物を与えに来てしまう人がいます。
それが、人間の食べ物であることもありますし、犬用のおやつを買って持ってくる人もいます。普段食べなれないものを食べると下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性のあるものがあります。食べすぎると肥満などの原因にもなります。
犬用のおやつであっても、原料によってはアレルギーや嘔吐・下痢を引き起こす犬もいます。
相手が幼い子供であった場合、犬の食に関する知識がない人であった場合、犬が絶対に食べてはいけない食べ物を与えられてしまい、体調が急変してしまう可能性もあります。
まとめ
犬を家の外に繋いでおくと起こる超危険な“実際に起こったトラブル”には、
- 脱走と交通事故死
- 連れ去られてしまう
- “うるさいから”と危害を加えられる
- 勝手に食べ物を与えられる
このようなものがあります。トラブルに遭ってしまった飼い主さんの誰もが「まさかうちの犬が…」と言います。明日は愛犬や自分の身に起きるかもしれません。外につなぐ際には様々な注意が必要です。