犬と子供が触れ合う時の絶対NG行為5選!思わぬ事故やトラブルに繋がることも…?

犬と子供が触れ合う時の絶対NG行為5選!思わぬ事故やトラブルに繋がることも…?

日本でも時折、その家庭で飼われている犬によって赤ちゃんが亡くなってしまったり子どもがけがをしたりといったニュースが報じられます。また、犬と子供を遊ばせていた時に犬がけがをしたという話もよくあります。再び悲劇を生んでしまわないために。『犬と子供が触れ合う時の絶対NG行為』についてまとめました。犬と子供の思わぬ事故やトラブルが起こることがあります。犬と子供、どちらも被害者になり得ます。飼い主であるあなた自身が愛犬と子供を守るための行動を取ってください。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

犬と子供を安全に遊ばせるために

ジャックラッセルテリアと子供

1.絶対に犬と子供から目を離さないで!

自宅の室内や庭であっても、犬と子供を遊ばせるときは、絶対に目を離さないでください。どうしても目を離さなければならない瞬間があるのであれば、犬と子供を引き離してください。

犬と子供が遊んでいる時間は、監視することにだけ集中してください。スマートフォンを見るのは、その後でも構わないですよね?メッセージは、後で返せば良いですよね?ちょっとだけ…と、トイレに入っていたら愛犬や子供の悲鳴が!なんてことがないように行動しましょう。

犬に対しても子供に対しても「うちの子はいい子だから」「優しいから」「絶対に何もしないから」と思い、「うちの犬が人に危害を加えるわけはない」と思っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、子供、特に年齢が低ければ低いほどどんな行動をするか分かりません。子供の行動はそもそも予測がつきにくい上に大人はしないような動きをすることがあり、犬にとって実は警戒の対象となっていることが多いのです。どんなに優しい犬だって自分の身に危険が及ぶと思えば、自分の身を守る行動をとります。犬と子供を同じ空間にいさせるのは、犬のことも子供のこともきちんと管理ができる大人がいる時だけにして、犬と子供、両方の安全を守ってあげましょう。

2.子供用のおもちゃを持たせないで!

遊ぶとき、子供も自分のおもちゃを持ち込もうとすることがあります。しかし、犬と子供を一緒に遊ばせるときは、子供用のおもちゃは持たせないでください。

犬が噛んで破壊し、破片で手を切ってしまうなどのケガの原因になる恐れがあります。また、犬が誤飲してしまう恐れがあります。

犬には「これは子供のおもちゃだから」ということは分かりません。犬と子供が遊ぶ時に使うおもちゃは犬のおもちゃだけにしましょう。

3.ロープのおもちゃは使わないで!

子供たちの手と不安そうな犬

犬が大好きなおもちゃのひとつ、ロープ。飼い主さんと引っ張り合いをして楽しむことがあるのではないでしょうか。しかし、犬と子供を遊ばせるときには、使わない方が良いです。

小型犬であっても、幼い子供よりも、うんと引っ張る力が強いです。中型犬以上であれば、さらに強い力で引っ張ります。子供と上手く遊ぶことができる犬であれば、引っ張る力を加減しつつ、子供に勝たせてあげることができる犬もいます。

しかし、遊びに夢中になったり、興奮していたり、自分のロープのおもちゃを子供から取り返そうとしたとき、グッと力強く引っ張ることがあります。子供が転倒したり、投げ飛ばされてしまうことがあります。

逆に、子供がうまく力を加減できずに力強く引っ張り、犬が転倒したり、飛ばされてしまうことだってあります。おもちゃを使って遊ぶときは、子供がボールを投げて犬が持ってくる、という遊びが丁度良いのではないでしょうか。

4.一緒に滑り台を滑らせないで!

公園で犬と子供が一緒に滑り台を滑っている姿を見たことがあります。子供が超小型犬を抱っこして滑っていたのですが、犬が転げ落ちてしまい、キャンッ!と甲高い声で鳴きました。かなりの衝撃と痛みがあったはずです。

公園の遊具は、子供が遊ぶためのものであり、犬が遊ぶためのものではありません。アジリティーとは全く違います。公園内で幼い子供が犬を抱っこしていることにも問題があります。

子供の腕から犬が落下してしまうかもしれません。公園は公共の場です。他の親御さんもいらっしゃるでしょう。必ず大人である飼い主さんがリードを持つようにしましょう。

5.他所の子供たち複数人で犬を追いかけまわさないで!

同居している犬と子供なのであれば、暮らすことにも接することにも、一緒に遊ぶことにも、お互いに慣れているかもしれません。しかし、子供のお友達が複数人おうちにやってきて、犬と一緒に遊ばせるとき、犬を追いかけまわして遊ぶことはやめさせてください。

他所の見知らぬ大人や子供がやってくるだけでも犬は不安や恐怖を感じます。緊張します。しかも、自分の家(テリトリー)にやってきた侵入者です。それだけでも警戒しています。

さらに、追いかけまわされたのでは、自分の身を守るために攻撃してしまうことがあるかもしれません。噛みつくまではしなくても、“やめて!”と吠えて威嚇したり、“こっちに来ないで!”と飛びかかることがあるかもしれません。

追いかけまわすまではしなくても、子供は色々な形で犬に構うでしょう。そして、子供は犬が出す「嫌だな」「もうやめて欲しい」というサインに気づかないことが多いと思われます。子供のお友達が来ている時は、飼い主さんが犬の様子をよく見て、状況によっては子供には別の部屋で遊んでもらったり、犬をケージに入れたりしましょう。

まとめ

箱に入った犬と押す子供

犬と子供が触れ合う時の絶対NG行為について、

  • 絶対に犬と子供から目を放さないで!
  • 子供用のおもちゃを持たせないで!
  • ロープのおもちゃは使わないで!
  • 一緒に滑り台を滑らせないで!
  • 他所の子供たち複数人で犬を追いかけまわさないで!

この5つをテーマにまとめました。犬と子供を一緒に遊ばせるときは、必ず大人が見守り、決して目を離さないでください。犬と子供、両方の安全のためです。

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