つい義務化しちゃうお散歩を楽しむためには…
あなたは、愛犬とのお散歩をどのように感じていらっしゃるでしょうか。朝の忙しいときに面倒だな、仕事後で疲れているのにな、なんて感じていませんか?
いつの間にかお散歩が義務化してしまい、まるで面倒なことを仕方なくやっているような意識でお散歩していませんか?一方で、犬はお散歩を心から楽しみたいと感じています。何よりも、大好きな飼い主さんと一緒に楽しく歩きたいと感じています。
あなたが愛犬とのお散歩をもっと楽しめるように、“お散歩中の愛犬はどんなことを考えているのだろう…”と、一緒に考えてみましょう。
犬が散歩中に考えていること
1.何か刺激を受けたい
外の世界には、見ること・聞くこと・嗅ぐこと・触れ合うことなど、刺激を与えてくれる世界が広がっています。太陽の光を浴びること、空気に漂うニオイを嗅ぐこと、他の犬や人と触れ合うことなど、自宅では味わうことのできない刺激をたくさん受けることができます。
犬は、お散歩中にこれらのことを楽しみたいと感じているんです。時には、あまり喜ばしくはない刺激を受けてしまうことがあるかもしれません。“うちの子はお散歩中のこんなことが苦手なんだ”と知り、よりお散歩の楽しみ方を模索する機会になるのではないでしょうか。
2.身体を動かしたい
何だか疲れてしまったとき、ストレスを受けたと感じたとき、退屈な日々を送っているとき、身体を動かしたくなった経験はありませんか?実は、犬も同じなんです。
心と身体の健康を維持するための機能として、お散歩に行きたい、身体を動かしたいという気持ちが自然と働きます。犬も年齢を重ねることに体調を崩しやすくなったり、病気をすることも増えます。
しかし、毎日のお散歩を欠かさずにいる犬と飼い主さんの気分次第で連れて行ってもらえる犬とでは、筋肉の量や衰え方が全然違います。見た目にもあらわれ、同じ年齢でも若く見えたり老けて見えたりすることがあります。
3.気分転換をしたい
あなたの愛犬の一日の過ごし方はどのようなものでしょうか。一日のほとんどを自宅でお留守番しているのではないでしょうか。あなたには、お友達と一緒に食事をしたりお喋りをする時間があります。本を読んだり動画を観たり、ゲームをしたりショッピングをしたり、趣味を楽しむ時間があります。
愛犬にはどうでしょうか。お散歩に行くこと以外に気分転換をさせてあげることができる時間を与えているでしょうか。外の世界から刺激を受けること、身体を動かすことが、ストレスの発散や気分転換に最適です。
お留守番中のイタズラや物の破壊をやめてくれない、という犬の問題行動の改善にも良いです。退屈しのぎやストレス発散のための行動だからです。
飼い主さんがお散歩を楽しむためには…
犬は飼い主さんの楽しそうな表情や姿を見ることが大好きです。どんなに楽しみにしているお散歩でも、飼い主さんが楽しそうでなければ犬も楽しくありません。つい義務化してしまうお散歩を楽しむ方法をいくつかご紹介しますので、ぜひお試しください。
お散歩コースを変えてみる
時間に余裕がない日も、5分や10分のお散歩でも、コースを変えるだけでガラリと雰囲気が変わります。愛犬に新しい刺激を与えてあげることができますし、飼い主さん自身の刺激にもなり、良い気分転換ができるはずです。
公園や広場による
近所の公園や広場でお散歩を済ませたい、なんて日もありますよね。そんなときは、おもちゃを使った遊びを取り入れてみましょう。
公園や広場の中を一緒に走ってみてり、ロングリードに繋いでボール投げをしたり、ひたすらニオイを嗅がせてあげるのも良いでしょう。もちろん、公共の場でのお散歩や遊びは周りへの配慮を忘れずに。
まとめ
犬が散歩中に考えていることには、
- 何か刺激を受けたい
- 身体を動かしたい
- 気分転換をしたい
などがありますが、私たちも日常的に感じていることですよね。次のお散歩の時間は、あなたが思いっきり楽しむということを意識してみてください。愛犬の表情や歩き方にも変化がみられるかもしれません。