一人暮らしの飼い主が亡くなったら犬はどうなる?愛犬のために備えておくべき4つのこと

一人暮らしの飼い主が亡くなったら犬はどうなる?愛犬のために備えておくべき4つのこと

「動物を飼う」と言うことは、新しい家族を迎えることであり、新しい命を守り、育むことです。「共生」と言う言葉の通り、家族となった動物と飼い主さんは共に生きていく運命を歩むことになります。けれども、命には必ず終わりがやってくるものです。本来なら、犬や猫の方が人間よりもずっと寿命が短く、飼い主さんよりも早くこの世を去ってしまうものですが、もしも、それが逆になってしまったら、残された動物はどうなるのでしょう?まして、一人暮らしの飼い主さんが突然、なんの備えもせずに亡くなってしまったらどんな運命を辿るのでしょうか?なにか備えが必要だとすれば、何をしておくべきなのでしょうか?

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一人暮らしの飼い主が亡くなったら犬はどうなる?

女性とマルチーズ

一人暮らしの飼い主が亡くなって残された犬はどうなる?case1

飼い主さんが、誰にも連絡出来ないまま、突然、入院して亡くなってしまいました。その後、飼い主さんの自宅に遺品生理にやってきた業者の人によって、飼い主さんのベッドの上で丸くなってすでに息絶えていた愛犬が発見されたそうです。

業者の人の体験談によると、飼い主さんのベッドの上で亡くなっていたのは、その場所に飼い主さんのニオイが染みついていたからではないか…ということです。

一人暮らしの飼い主が亡くなって残された犬はどうなる?case2

「死んだ飼い主を愛犬が食べる」という事例は、日本だけではなく、海外でも見られる現象です。しかも、生前の飼い主さんと犬の様子を見ていた周囲の人たちは、「非常に良好な関係に見えた」という証言をしていて、犬が飼い主さんの遺体を食べたであろう体の一部も、腹部ではなく、顔や手だそうです。

それは、食欲を満たすために食べたのではなく、動かなくなったかいぬしさんをなんとか起こそうとして顔や手を舐めていた結果、犬がパニックに陥ったのではないか?と推測されています。

亡くなった飼い主さんの遺体を食べていた犬がその後、どんな風に過ごしたのか、殺処分されたのか、新しい飼い主さんの元に引き取られたのかは、残念ながらわかりません。

飼い主がいなくなった犬の最悪の末路とは?

新しい飼い主さんが見つからず、保健所に引取られ、一定期間保護されたのち、誰も飼育してくれる人がいなければ、殺処分される可能性があります。

飼い主さんを待ちわびて、あるいは飼い主さんの亡骸の側で、住み慣れた家で衰弱死したり、餓死するのも、悲惨なことです。

けれども、せっかく命が助かったのに、人間の都合で決められた規則によって命を絶たれることの方が残された動物にとっては、悲しく、辛いことなのではないでしょうか。

愛犬のために備えておくべき4つのこと

勉強中の女性と犬

1.定期的に連絡する相手を確保しておく

家族以外でも、仕事場や習い事など、社会的に誰かと繋がっていれば、もし、その場所に飼い主さんがなんの連絡もなく姿を見せなければ、なんらかのアクションを取ってくれるはずです。そう言った相手を確保することが、愛犬のためだけではなく、飼い主さんの安否確認にもなり、孤独死を防ぐことに繋がります。

2.緊急連絡先に犬を飼っていることを伝えておく

一人暮らしの飼い主さんが亡くなった場合、警察か葬儀会社から遺族に連絡します。自分が亡くなった時、誰に連絡がいくのかをご自身で把握しておき、あらかじめ「犬を飼っているから、自分に何かあったら犬のことをよろしくお願いします」と知らせておきましょう。

その際、家族が犬を飼育できない場合には、預け先も連絡しておきます。

3.「何かあった時」の預け先を確定しておく

飼い主さんに「何かあった時」、すぐに愛犬を預かってくれる人を確定し、犬の年齢、性格、持病なども詳しく知らせておきます。

もし、緊急連絡先の家族とは別の人の場合は、緊急連絡先に「犬の安否を確認し、保護した後は、この人に預けて欲しい」とあらかじめしっかりと伝えておきましょう。

4.「ペット信託」を利用する

「ペット信託」は、行政書士らでつくるファミリーアニマル支援協会(本部・東京)が手がけている信託契約です。

まとめ

お手をする犬

私たちは、自分の命がいつ尽きるのかを知ることは出来ません。まさか、自分よりもずっと寿命の短い愛犬よりも早くこの世を去ることなど、取り越し苦労をしているだけのようにも思えます。

けれども、いつ、病に倒れ、愛犬と引き離されて病院に収容され、そのまま命尽きてしまうとも限らないのです。病床でどんなに心配し、胸を痛めても、なんの備えもしていなければなす術はありません。

それは、一人暮らしでも、一人暮らしでなくても同じです。特に一人暮らしの方は、本当に愛犬を愛しいと思い、大切にしたいのなら、愛犬のために「いざと言う時の備え」をしておくべきです。

もし、その備えを面倒だと感じるのなら、動物と一緒に暮らす権利はありません。なにがあっても、愛犬が最期を迎える時まで幸せに過ごせるように備えておくことが、飼い主の果すべき責任です。

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