犬はおもちゃに飽きるのはどんなとき?
好みのおもちゃではなかったとき
犬のおもちゃといえば「ボール」「ぬいぐるみ」「ロープ」「ゴム製おもちゃ」などたくさんの種類があります。しかし、おもちゃには好き嫌いがあり、必ずしもなんでも好きとは限りません。
おもちゃを見せた直後は嬉しそうにしていても、わんちゃんの好みのおもちゃではなかった場合、興味を示さなくなります。折角愛犬の笑顔が見たくて買ったおもちゃへの反応がこれでは、飼い主さんもがっかりです。
飼い主が遊んでくれなかったとき
「犬が一人遊びをしなくなった」という発言を時々耳にしますが、犬は元々群れで暮らす動物なので、一匹で過ごしたり遊ぶことは実はあまり得意ではありません。
多頭飼いであれば、わんちゃん同士がおもちゃを引っ張り合って遊んでくれるかもしれませんが、一匹だとそうはいきません。おもちゃを持って遊んでアピールをしてきたら、飼い主さんの出番です!遊んであげずに知らんぷりしていると、わんちゃんが不機嫌になってしまいます…。
犬が飽きやすいおもちゃの特徴3つ
1. 口でくわえられないサイズ感
わんちゃんは、口にくわえておもちゃを運んだり、ブンブン振り回すのが大好きです。この行為には、獲物を捕まえたと感じる狩猟本能やストレス発散の効果があります。
大きすぎるおもちゃだと口にくわえることができず、頭で押したり足で転がすしかないので、そのうち遊びに飽きてしまうのです。
2. 「匂い」や「音」といった変化がない
犬がおもちゃに飽きる原因の一つとして、「匂いに慣れてしまう」ことが挙げられます。新しいおもちゃは新品の匂いがするため、渡した瞬間はシッポを振って喜んでくれます。
「食べ物の匂いがする」「プープー音が鳴る」といったおもちゃは、おもちゃに対する興味を持続させやすいです。裏を返せば、変化がなく変わり映えしないおもちゃは飽きやすくなりがちです。
3. 常に出しっぱなしにされている
わんちゃんにおもちゃを渡した後、そのまま出しっぱなしにしていませんか?
いつでも遊べるようにとの配慮かもしれませんが、おもちゃを出しっぱなしにしておくと、わんちゃんのおもちゃに対する関心は徐々に薄れていってしまいます。おもちゃは数分経ったら片付けておき、見えない場所に隠しておくのが鉄則です。
楽しくおもちゃで遊んで貰うには?
愛犬好みのおもちゃを把握すべし!
愛犬の好みのおもちゃはどのタイプなのか、普段から遊ぶ様子をウォッチしておきましょう。楽しく遊んで貰うには、好みのおもちゃを与えてあげると良いです。我が家の犬たちは、色々試してみた結果、2匹とも布製のおもちゃが好きなようです。
おもちゃは清潔に!
わんちゃんが遊んだ後のおもちゃは、唾液が付いて雑菌が繁殖しやすくなります。清潔に保つためには定期的に洗うよう心がけましょう。
重曹やクエン酸を入れたぬるま湯につけ置きし、洗濯機ですすぎ・脱水してから干すと乾きやすくなります。
まとめ
複数のおもちゃを使い分けるわんちゃんもいれば、1つのおもちゃを長年大事にするわんちゃんもいるようです。犬の性格の違いはあるものの、飼い主さんが少し工夫してあげることで、おもちゃへの好奇心が変わってきます。
さて、早速これから愛犬たちと遊ぶ時間にしたいと思います!皆さんもたくさん遊んであげて下さいね。