こんな飼い主のNG行為は許せない…
『犬同伴OKのカフェ』で見かける、「飼い主のNG行為」についてまとめました。ドッグカフェとの大きな違いとしても比べて確認することができます。お出かけのとき、近場にドッグカフェはないけど、犬同伴OKのカフェならある!というときなど、ぜひご参考ください。
1.イスやソファに座らせる
店内で使用されているイスやソファは全て、人間のお客様が利用されるものです。基本的には、犬は床で待機させなければなりません。テラス席であっても同じです。
キャリーバッグの中に入って待機させる場合にも床に置かなければなりません。最近では、たとえドッグカフェであっても、イスやソファに直接は座らせず、カフェマット(犬が座るためのマット類)を持参し、その上で待機させるようにするのがマナーです。
2.出された食器を使用する
店内で使用されている食器は全て、人間のお客様が利用されるものです。愛犬にお水を飲ませてあげたいとき、お水をオーダーすることは可能ですが、出された食器のまま愛犬にお水を与えることはできません。持参した愛犬用の食器にお水を移し替えてから与えるようにします。
ドッグカフェであれば、人間用と犬用の食器が分けて用意されていますが、犬同伴OKのカフェに犬用の食器は用意されていません。必ず持参するようにしましょう。カフェによっては、犬用の食器やお水が用意されていることもありますが、事前に確認するようにしましょう。
3.店内や周辺で排泄をさせる
店内や周辺では、ペットシーツを使用しての排泄もNG行為です。これは、たとえドッグカフェであっても同じです。
人間用のトイレへ行き、ペットシーツを使用して排泄させれば良いと考える飼い主がいらっしゃるようですが、人間用のトイレであって、ペットシーツを使用していても犬の排泄は許可されていません。自宅で済ませて出かけるようにしましょう。
もし、外出時にどうしても排泄をさせる必要がある場合には、犬の排泄が許可されている場所へ行き、ペットシーツを使用して排泄させるようにします。
車で出かけることが多い犬の場合、車内でペットシーツを使用して排泄できるようトレーニングをしておくと、犬へのストレスも少なくて済みます。急な排泄やマーキングが気になる愛犬には、マナーベルト・マナーパンツ・おむつなどの着用がおすすめです。
4.店内を自由に歩かせる
店内を犬が自由に歩き回ることはできません。リードは最大まで短く持つようにしましょう。リードを伸ばしていると、隣の席へ歩いて行ってしまったり、他のお客様と接触してしまうことがあります。
犬に対して「かわいい♡!」と、交流しようとする人もいますが、勝手に食べ物を与えられてしまったり、撫でようとしたら嬉しくて飛びかかった、その反動で相手が倒れてケガをした、なんてことも起きています。
相手が子供であれば、犬も子供もお互いに何をするかわかりません。店内には、食べカスも多く落ちています。拾い食いをしてしまうかもしれません。
5.ヒート(生理)中の利用
愛犬がヒート中である場合は、犬同伴OKのカフェもドッグカフェも利用しない方が良いです。NG行為とまでは言いませんが、他のお客様に対して配慮できていない行為です。マナーの悪い飼い主(お客様)としてブラックリスト入りしてしまうかもしれません。
もし、他に愛犬とカフェを利用している飼い主がいた場合、その犬が去勢されていないオス犬であったらどうでしょう。興奮し、騒いでしまうかもしれません。ヒート中のあなたの愛犬に攻撃してくる可能性だってあります。
カフェを利用するのは、ヒートが終わってからで良いのではないでしょうか。ヒート中の犬は、とてもデリケートです。人混みの中や慣れない環境におかれることで、強いストレスを感じます。著しく体調を崩してしまうこともあります。ヒートが終わるまで、自宅や慣れた環境で楽しむようにしましょう。
まとめ
あなたは当てはまっていませんか?
犬とカフェに行くときに絶対にしてはいけないNG行為には、
- イスやソファーに座らせる
- 出された食器を使用する
- 店内や周辺で排泄をさせる
- 店内を自由に歩かせる
- ヒート(生理)中の利用
などがあります。飼い主にとっては何でもない行為も、他人にとってはNG行為となってしまうことがあります。
また、犬同伴OKのカフェを愛用と利用する際には、そのカフェの利用方法やマナーやルールを事前に確認するようにしましょう。その場で店員さんに尋ねても良いですし、カフェの公式ホームページに掲載されていることもあります。