犬の心が幸せで満たされる♡飼い主の行動とは?
犬の心は、飼い主の行動で良くも悪くも変化します。飼い主が自分に嬉しいことをしてくれれば、一気に心が満たされ、幸せでいっぱいになることも。すると、リラックス効果やストレス解消効果も期待できるので、愛犬の心の健康を守ることにも繋がります。
では、飼い主のどのような行動に犬の心は満たされるのでしょうか。日常的に実践できる行動をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
1.全力で遊んでくれる
皆さんは愛犬と遊んでいる時、しっかり愛犬だけと向き合い、全力で遊んでいますか。中にはスマホをいじりながら、テレビを観ながら遊んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、このような行動も犬はしっかり見ているため、「遊んでくれているけれど、あればかり見てる…」と寂しい思いをしたり、物に嫉妬してしまったりします。
反対に、飼い主が他の物には気をとられず、自分だけと向き合い、おもちゃなどを使い全力で遊んでくれると、犬は心の底から「楽しい」と感じる事ができます。すると、心が満たされ、ストレスをしっかり発散することができます。
2.気持ちいいところを撫でてくれる
愛犬とスキンシップをとる際、触る場所を意識していますか。犬には、「ここ触られると嬉しい!」「ここは触られたくない」という部分が存在します。
例えば、マズルやしっぽ、足の先といった先端部分は、基本的に触られることを好みません。実は正面から頭を撫でられる行為も、苦手な犬が多いです。
反対に、耳の裏や脇、お腹、顎の下、体の側面などは、犬にとって撫でられると気持ちいいと感じる場所です。マッサージ効果によって、リラックスすることができるので、心が満たされるのです。
3.散歩中にアイコンタクト
散歩中、愛犬とアイコンタクトを取ることはとても重要です。愛犬が歩きながら、こちらをチラチラと見ていることに気付いていますか。これは愛犬からの「楽しいね!」「飼い主さんも楽しんでる?」というコミュニケーションです。
そのため、飼い主からも「楽しいね」と声をかけられたり、笑顔でアイコンタクトを送ってもらえると、犬は「飼い主さんも楽しんでいるんだ!」「共感できて嬉しい」と感じます。
散歩が好きな犬は多いので、大好きな散歩をしながら飼い主ともしっかりコミュニケーションがとれている、あるいは楽しい事を共有できていることに、心が満たされます。
反対に、自分がアイコンタクトを送っているのに、飼い主が全然自分のことを見てくれなかったり、スマホをいじっていたりすると、「飼い主さんは楽しくないんだ」と気分が沈んでしまうことも。
このように、犬は飼い主のちょっとした行動や表情から感情を読み取り、共感できているかどうかなどを判断する能力にも長けているのです。
4.寂しい気持ちを瞬時に察知してくれる
しつけの行き届いた犬であればあるほど、なかなかわかりやすく飼い主に甘えることができない犬が多いです。「今、忙しそうかな」「かまってほしいけれど、難しいかな」と様子を覗うことしかしない傾向が強いのです。
しかし、愛犬側が積極的にアピールをしなくても、愛犬の「寂しい」という気持ちに早く気付き、「どうしたの?」「遊ぶ?」などと声をかけたりかまってくれたりする行動に、「自分のことをわかってくれている!」と幸せを感じることも多いです。
5.褒めてくれる
しつけの一環として、トイレトレーニングなどの基本的なことをしつけることは、飼い主の責務でもあります。それとは別に、基本動作と呼ばれる「待て」「お座り」「伏せ」などのコマンドを教えることも推奨されています。
これらのしつけや芸を上手くできたとき、「よくできたね!」「頑張ったね!」とわかりやすく褒めてもらうことで、犬は「できた!」という達成感と共に、「飼い主さんが喜んでくれている」「褒められた!」という幸福感を大いに感じます。
すると、犬の心が満たされ、より「この幸せを感じたい」と思うようになり、しつけを学習していくことに繋がります。犬のしつけは、怒ってばかりではなく、褒めたり楽しんだりしながら行うことで、信頼関係を築くこと似も繋がりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬は飼い主と楽しい時間を共有したり、触れてもらったり、褒められたりすることで、幸せを感じることができます。幸せで心が満たされることで、リラックス効果も期待できるので、今回紹介した行動は積極的に取り入れていきましょう。