フード
ごはんの時間を楽しみにしているわんこも多いですよね。ですが、ある日突然、フードの食いつきが悪くなったなんてことありませんか?
体調不良で食欲が落ちている可能性もあるため、一概に判断してしまうことはできませんが、トッピングをしてあげると食べはじめる、おやつはいつも通り食べている等の場合には、いつものフードに飽きてしまっている可能性があります。
フードを定期的に変えるのも◎
愛犬のわがままを簡単に通してしまうのはあまり良いことではありませんが、実は、定期的にフードの種類を変えること自体は悪いことではありません。むしろ、いくつかの種類のフードをローリングで給餌することは、栄養管理の面ではオススメともいえます。
総合栄養食と呼ばれるフードは、いずれも栄養バランスをよく考えて作られたものですが、メーカーや種類によってどうしても栄養バランスのわずかな偏りやクセが出てきてしまうもの。それを補うために、さまざまなフードを与えることは推奨されています。
「いつものフードに飽きてしまったかな?」と思ったら、それをきっかけにローリング給餌に切り替えてみてもいいかもしれません。
お散歩コース
お散歩もまた、ごはんと同様にわんこが楽しみにしている日課の代表選手ですよね。お散歩コースでいつもマーキングをしている範囲は、わんこにとってはいわば自分の縄張りであり、テリトリー。
自分のテリトリーでよからぬことが起きていないかを点検するためにも、いつも同じお散歩コースを歩くということは必要なことではあります。ですが、何だか歩きたがらない、他の方向に行きたがって抵抗するといった場合には、お散歩コースに飽きてしまっているのかもしれません。
お散歩コースにバリエーションを
そんな場合は、いつものコースに加えて、ちょっと時間があるときの遠回りコース、お天気がよいときの眺望コースなど、お散歩コースにいくつかバリエーションを持たせるのがオススメです。
休日などでいつもよりお散歩の時間を長くとれる場合には、遠回りコースを愛犬と歩くのも、お互いの運動不足解消になりますよ。また、新しい道を歩き、新しい匂いを嗅ぐことは、わんこの脳にとても良い刺激となります。
おもちゃ
ボールやロープ、ぬいぐるみ等、最近はペットショップでも様々なわんこ用おもちゃが市販されていますよね。いつまでも遊んでいるお気に入りのおもちゃもあれば、「あれ、最近、このおもちゃで遊んでないな」というようなおもちゃもあるのではないでしょうか。
もしそういった傾向があれば、愛犬はそのおもちゃに飽きてしまったのかもしれません。ある実験によると、わんこは古いおもちゃよりも新しいおもちゃにより興味を示す傾向があるという結果が出ているそうです。
おもちゃを限定することや手作りで飽きさせない工夫を
おもちゃに飽きさせない工夫として、常に新しいおもちゃを与えられればそれに越したことはありませんが、経済的な負担も大きいですし、まだ遊べるおもちゃを次々手放すのはもったいないですよね。
手持ちのおもちゃでやりくりするコツとしては、全てのおもちゃをいつでも愛犬が取り出せるところに置いておくのではなく、いくつかに限定して与えておき、それらをローテーションすることで新鮮味を長持ちさせることです。
また、お金をかけなくても、空きペットボトルや古くなった靴下等、捨てるものに少し工夫を加えることでわんこが喜ぶおもちゃを手作りすることも可能ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?退屈は時にストレスになることもありますから、できる限り、愛犬には退屈しない暮らしをさせたいものです。愛犬が嬉しそうに目を輝かせる姿を見るのは、飼い主さんにとって至福のときですよね。愛犬の「飽き飽き」サインに気づいたら、毎日の暮らしに少し一工夫加えてみましょう。