犬が人間の食べ物を『盗み食い』をするのが超危険な理由3選

犬が人間の食べ物を『盗み食い』をするのが超危険な理由3選

ちょっと目を離していたすきに、愛犬が人間の食べ物を盗み食いしてしまった!なんて経験、誰しも1回はあるかもしれません。ですが、その盗み食い、実はとても大きな危険をはらんでいることを理解しているでしょうか?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.塩分が多く含まれているから

塩

わんこの食べ物と人間の食べ物で大きく異なるのは何でしょう?それは、味付けです。人間は食材をおいしく食べるために、さまざまな調味料で味付けをします。特に日々のごはんの中では、塩や醤油といった「しょっぱい」味付けは欠かすことができませんよね。

その結果、人間の食べ物には、塩分が多く含まれています。この塩分、人間でも高血圧などの持病を抱えている場合には減らすことが求められますが、高すぎる塩分が健康に害を与えるのはわんこの場合も同様です。

そして、わんこの場合には人間の場合と違い、少ない塩分量でも健康に害が出る恐れがあるのです。最も恐ろしいのは「塩中毒」と呼ばれる症状で、過剰な塩分を一度に摂取することで、最悪は死に至る場合もあります。

2.カロリーが高いから

カロリーの高そうな食品

人間は食材をおいしく食べるために、味付けだけでなくさまざまな調理方法を用いますよね。油で炒めるという行為もその1つです。油は1gで約9kcalありますから、わずか大さじ1杯で110kcalもあることになります。

このように、油などの調味料を使用して作った料理は非常に高カロリーです。人間にとっても高カロリーなのですから、わんこにとってどうなのかは言わずもがなですよね。高カロリーの食べ物の摂取は、肥満の原因になります。そして、肥満は万病の元です。

3.犬にとって有害な食材があるから

体調の悪そうな犬

盗み食いしてしまったものが調理済みの「料理」ではなく、買ってきて置いたままにしていた「食材」だったとしても、安心はできません。私たち人間が普通に口にしている身近な食材でも、わんこにとっては有害となるものも多く存在するからです。

例えば、有名なのは、玉ねぎやニラなどのネギ類やチョコレートですが、これらは大量に摂取した場合、下痢・嘔吐などの一時的な体調不良に止まらず、命を落とす危険性さえはらんでいるのです。実際に、小型犬が板チョコレートを1枚食べてしまって亡くなってしまったという例も報告されています。

また、食材の状態だけでなく、料理になった場合の注意点もあります。ネギ類は、煮物や炒め物などで使用する頻度が高いと思いますが、ネギ類と一緒に調理した他の食材や煮汁にもネギ類の成分が染み込んでいるため、わんこが口にすると体調不良を起こす恐れがあるということです。

盗み食いを防ぐためには

柵からこちらを覗く犬

では、危険な『盗み食い』を防ぐためには、どのような対策をとればいいのでしょうか。

人間の食べ物を放置しない

まずは、人間の食べ物をわんこの手が届く位置に放置しないことです。買い出しをしてきた食品を床や低いテーブルにそのまま放置しないことはもちろんですが、料理をテーブルに並べておく際にも注意が必要です。

おいしそうな匂いにつられて、届くはずがないという高さの場所にも無理やり上ってしまうことも少なくないからです。わんこのいる空間に食べ物を置いたまま部屋を離れる場合には、冷蔵庫の中や棚の中など、絶対にわんこが手を出せないところに食べ物を隠しましょう。

台所に入れないようにする

また、食材や料理がたくさんある台所には、わんこが立ち入れないようにするということも重要。台所の入り口に柵などを設置するのが一般的です。台所には食べ物だけでなく、包丁やコンロ、割れやすい食器など、わんこにとって危険なものがたくさんありますから、立ち入らせないことが原則です。

人間の食べ物の味を覚えさせない

そもそもの話ですが、人間の食べ物の味を覚えさせないということも実はとても重要です。わんこは一度口にして「おいしい!」と感じたものの味は覚えてしまいます。

特に、食卓で人間の食べ物を「おすそ分け」でもらった場合には、「この前はもらえたんだから、これは自分も食べていいもののはず!」というふうに学習してしまいます。むやみに人間の食べ物を与えてしまうと、わんこが間違った認識をして盗み食いを誘発させてしまうのです。

まとめ

盗み食いしている犬

いかがでしたでしょうか?他にも、アレルギーがあるわんこの場合には、盗み食いでアレルギー症状を引き起こしてしまい、命の危険に、なんて可能性も考えられます。

わんこは、その食べ物が自分の健康に害があるかないかを判断することはできません。愛犬の健康や命を守るために、飼い主さんがしっかり管理をすることが重要です。

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