犬の想い①大好き！！
まず犬たちが飼い主さんに伝えたいことと言えば「大好き！！」という気持ちだと思います。飼い主さんがくつろいでいる時にそばに近寄ってきたり、鼻で突いてきたり、じっと見つめてきたりする時、犬たちは愛情表現をしています。
その愛情表現に対して、飼い主さんがアイコンタクトを取ってくれたりなでてくれたりすることで、犬も満たされた気持ちになると思います。
反対に犬の愛情表現を無視したり、気が付けずにいると犬は「気持ちが伝わらない」と悲しい思いをしてしまうでしょう。愛犬からの愛情表現を感じ取った時は、にっこり微笑んだり頭をひとなでするだけでもいいので何かリアクションをしてあげるようにしてくださいね。
ちなみに、目を見つめることは見知らぬ相手や心を許していない相手であればケンカを売ることになります。しかし、信頼関係で結ばれているもの同士のアイコンタクトであれば大切な愛情表現になるのです。
犬の想い②もっと遊ぼう♪
犬は大好きな飼い主さんと遊んだり、コミュニケーションを取ったりすることを望んでいます。そのため、飼い主さんの手が少しでも空いたと思ったら、おもちゃを持ってきたり、手で“チョイチョイ”とアピールしてみたり…。
また、散歩に行きたい！運動が足りていない！という時には、家の中を走り回ったりクッションやぬいぐるみなどに咬みついて振り回したりという行動に出ることもあります。
直接的に飼い主さんに伝えるつもりではなくても、ストレスが溜まり、体力を持て余して暴れ回ってしまうことは室内犬では多く見られる行動です。
犬の想い③私（僕）のことを見て！
犬は飼い主さんを見つめたり、存在をアピールするような行動をしたりすることで「もっと自分のことを見て欲しい」と伝えることがあります。見つめる、視線を送るということだけでなく、自分の気持ちや想いに気がついて欲しいと思っている犬は多いでしょう。
言葉でコミュニケーションが取れない分、飼い主さんが犬の気持ちに気がつくことが出来ないことも少なくありません。特に吠えたり暴れたりと、大きなアクションを起こさない犬の場合は、その気持ちや想いに無頓着になってしまいがちです。
生活環境や体調のちょっとした変化によって犬が不安を感じていることもあります。そうした時に飼い主さんが気がついてそばに寄り添ってくれたり、サポートをしてくれたりすることで犬は安心して飼い主さんをより一層信頼するようになるかもしれません。
犬の想い④どうしたの？大丈夫？
犬は自分の気持ちや想いを伝えようとするだけでなく、飼い主さんの気持ちを知ろうとすることもあります。犬は観察力に優れているため、飼い主さんが落ち込んでいたりイライラしたりするとすぐに気がつくと思います。
そうした時、犬は静かにそばに寄り添ったり、やや距離を取りながらも飼い主さんの変化を見逃さないようにさりげなく観察していることがあります。
まとめ
犬は私たち飼い主に対して色々な想いを伝えようとしています。しかし、人間と同じ言葉を使うことは出来ませんし、わかりやすい仕草や行動で伝えることが出来ないこともあります。
そのため、愛犬の仕草や行動の変化をしっかりと見極めて、そこに込められている想いをくみ取ってあげることが大切です。その気持ちや想いに気がついた時には、私たちもスキンシップや声掛けなどのコミュニケーションでそれに応えることでさらに信頼関係が強くなるでしょう。
