夢に愛犬が出てきたことはない?
夢は、就寝中の浅い睡眠時に見ることが多いと言われています。浅い睡眠時に見た夢は、見た人が起床した後も覚えていることがあり、それを元に心理状態を理解したり、中には『夢占い』を気にしたりする人もいます。
では、そんな覚えている夢の中で、愛犬が夢に登場したことはありませんか。夢の中のシチュエーションは、総じて不可思議な状況ばかりでしょう。しかし、そこに現実世界で大切にしている愛犬が登場したら…印象に残りますよね。
実は、愛犬が飼い主の夢に出てきた場合、その時の飼い主の精神状態が関係しているとも言われています。今回は、これの踏まえて、愛犬が夢に出てくる理由を紹介していきます。
愛犬が夢に出てくる時の心理状態
夢に愛犬が登場した時、皆さんはどのように感じますか。夢の中で「夢だ」と気付くことは滅多にないので、起床してからさまざまな感情を抱くことでしょう。しかし、なぜ愛犬が夢に出てきたのでしょうか。そこには飼い主の心理状態が影響している可能性があります。
1.愛情不足
愛犬が夢に現われ、ただ何もせず、じーっと愛犬を眺めていたり、見つめていたりと淡々とした夢である場合、飼い主自身が愛情を求めている状態であることが多いです。
愛犬は多くの人に愛されています。飼い主、その家族、友人、散歩中に通りすがる人…。さまざまなシチュエーションで、「可愛いね」などと言ってもらえていますよね。
そんな愛犬をじっと夢の中で見つめてるのであれば、自身の愛犬に少しばかり「羨ましい」と感じているのかもしれません。
2.精神的に不安定
今一緒に暮らしている愛犬ではなく、昔飼っていた愛犬が夢に出てくることはありませんか。もしも夢に昔飼っていた愛犬が登場したら…起きた時に、嬉しさと切なさを感じますよね。
このような夢を見るということは、「昔のあの子に会いたい」と藁をも縋る思いで、寂しさや不安など、ストレスを抱え込んでいることが多いです。昔飼っていた愛犬に会うことで、心の安定を取り戻したいと潜在意識で感じているのです。
しかし、最近愛犬が亡くなったばかりの人の場合は、今は不安定ではあるものの、少しずつ愛犬の死を受け止めようと努力している心理状態が表れていることが多いです。少しずつでいいので、愛犬の死を受け止めていきましょう。
3.服従させたい願望
愛犬に対し、夢の中でもしつけをしている場合、潜在意識の中に、周囲の人、あるいは特定の対象を自分の言う通りにさせたいという思いが渦巻いている可能性があります。
最近、嫌な事はありませんでしたか。その時、「こうなってくれればいいのに」と強く思うようなことはありませんでしたか。こうした願望が夢にも表れているのです。
犬は飼い主に従順です。しつけもしっかり行うことで、個体差はあるものの、きちんと学習しようと努力してくれます。「私の愛犬のように私の言うことを聞いてくれれば…」と心のどこかで思っているのかもしれません。
4.自分が本当に思っている心理を表す
愛犬が夢の中で人間の言葉を話している夢を見る人は、意外と多いです。実は、この時、夢の中の愛犬が言った言葉は、自分が深層心理の中で感じている心理状況を表していることが多いと言われています。
自分が最も大事にしている愛犬、さらに心を許せるパートナー的存在だからこそ、夢の中で第二の自分として登場してくれているのでしょう。
夢の中で愛犬が放った言葉は何ですか。実は、自分自身でも気が付いていない本当の願望であったり、精神状態を伝えてくれているのかもしれません。
5.不満を抱えている
愛犬が夢の中で悪さをしていたり、暴れ回っている夢であれば、それは飼い主自身が何らかに不満を感じています。
先ほどもお話しした通り、夢の中の愛犬は愛情を象徴する存在でもありますが、自分の仮の姿、第二の自分として登場することが多いです。
つまり、夢の中で愛犬が暴れている場合、飼い主自身が暴れたほどの不満やストレスを抱え込んでいることを意味しています。あまり無理はせず、潔く休暇を取ったり、自身がリラックスできる贅沢方法をとったりと、自分に優しくしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。夢は自身の状況や深層心理を写す鏡でもあります。愛犬は第二の自分として登場することも多いので、夢に愛犬が登場した際は、愛犬の行動を注意深く観察しておきましょう。