こんな行動は愛犬に嫌われるかも…
今回は、犬が飼い主を愛していない時にする仕草や行動を紹介していきます。ですが、その前に、愛犬に嫌われる可能性のある飼い主のやりがちな行動を確認していきましょう。皆さんは、以下のような行動や態度をとっていませんか。
- 厳しいトレーニングのし過ぎ
- 叱る時に怒鳴ったり暴力を振るう
- 愛犬に関心がない
- 愛犬が嫌がることをしつこく行う
- 寝ているのに無理矢理起こす
いかがでしょう。このような行動を毎日とっていると、飼い主が相手であっても、犬は「怖い人」「苦手な人」といった印象を持ってしまい、飼い主に対して、苦手、嫌いといった感情を抱くようになってしまいます。
上記の行動に思い当たる節がある方は、すぐにこのような行動を改め、愛犬が本当に喜ぶ接し方や行動を心掛けるようにしてください。
犬が飼い主を愛していない時にする仕草や行動
本題に入りましょう。「飼い主のことが大好き」と言われることの多い犬たちですが、飼い主の行動によっては、信頼できなかったり、愛することができなかったりすることもあります。では、犬が飼い主を愛していない時、どのような仕草や行動を見せるのでしょうか。
1.名前を呼んでも反応しない
犬が飼い主を愛していない場合、飼い主の存在を重要視していないため、飼い主が名前を呼んでも反応しないことがあります。これは、「聞こえないふりをすればいいや」というように、軽視されているとも言えます。
普段から嫌われるような行動をとっていたり、愛犬が信頼できないと認識している行動をとっていたりすると、このように軽視されてしまうことがあるのです。
2.触れようとすると逃げたり威嚇してくる
わかりやすい行動を挙げるならば、飼い主が愛犬に触れようとすると、サッと逃げるような行動をとることはありませんか。これは、単純に「触られたくない」「何するの」といった驚きと不安を表しています。
愛している飼い主が相手であれば、ここまでの行動は見せません。中には、苦手とする飼い主に対して、唸るなどの威嚇行動をとる犬も見られます。
信頼関係が崩れている恐れがあるので、日々の自分の行動を見返し、改め、再度愛犬の信頼を得られるよう努力するべきでしょう。
3.近くに座ろうとすると距離を空ける
飼い主のことを愛している犬であれば、飼い主が近くに座ると、自ら寄り添ってきたり、その場に留まることが大半です。しかし、飼い主を愛していない犬の場合、スッと飼い主から距離を空けることが多いです。
しかし、飼い主を愛している犬であっても、時には1匹で静かに休みたいと思うもの。たまに見られる行動であり、尚且つ自ら近付いてくることが多い犬であれば、問題ありません。
4.目を見ると常に視線を逸らす
アイコンタクトをとろうとすると、愛犬が必ず視線を逸らすのであれば、飼い主に対して安心感を感じていない証拠です。
飼い主と犬の場合、多くはアイコンタクトをすることで、信頼関係を深めたり、愛情表現の一種であったりします。しかし、それを毎回拒絶されているということは、飼い主であっても飼い主からの視線を『敵意』として認識している可能性が高いです。
あまりに叱りすぎてしまったり、しつけが行き過ぎてしまったりすると、飼い主に恐怖を感じる犬も多いです。普段から、厳しすぎるしつけや無理に長時間しつけを行っていないか、考え直してみましょう。
5.家族の中で自分だけ指示を聞かない・無視する
家族世帯で犬を飼っている場合、飼い主である他の家族の指示や呼びかけには応じるのに、自分の指示や呼びかけには応じないということはありませんか。これは、明らかに他の家族と異なる認識を持たれていると言えます。
他の家族の指示を実践できているのであれば、飼い主の指示を聞くというしつけは完了しています。それにもかかわらず、特定の人物だけ指示に応じないということは、その人を認めていないということになります。
他の家族に比べて、極端にコミュニケーションをとる頻度が少ない、あるいは接し方が悪いという理由が挙げられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が飼い主を愛していない時にする仕草や行動が、自分の愛犬にも頻繁に見られるようであれば、注意が必要です。再度信頼関係を構築するために、飼い主側の努力が必要となるでしょう。