大型犬を飼う前に、必ず知っておくべき5つのこと

大型犬を飼う前に、必ず知っておくべき5つのこと

皆さんは、大型犬を飼いたいと思ったことはありますか?安らぎを与えてくれる存在もして、憧れを抱く方も少なくありません。この記事では、大型犬を飼う前に、知っておくべき知識について紹介していきます。

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大型犬の特徴

リードをつけて散歩するシベリアンハスキー

大きさの基準は?

「小型犬・中型犬・大型犬」といった大きさでの分類ですが、実は正式な基準は設けられていません。ですが、一般的には成犬の体重が25kg以上だと、大型犬と呼ばれています。成犬の体重が41kg以上になると「超大型犬」と呼ばれることもあります。

大型犬を飼育するメリット

思わず抱きつきたくなるようなサイズ感が魅力の大型犬。知能が高く、穏やかで大らかな性格の犬が多いことから「犬を飼うなら大型犬が良い!」というファンもいるほどです。毎日散歩できる環境が理想的なため、飼い主さんの運動不足解消にもピッタリです。

初心者が飼いやすい犬種

大型犬の中でも、初心者が飼いやすい犬種がいることをご存知でしょうか。温和で優しく、適応能力が高い犬種をご紹介します。

  • ゴールデンレトリバー
  • ラフコリー
  • グレートデーン

いずれも飼い主に対して従順であり愛情深いため、小さな子どもやお年寄りのいるご家庭でも、仲良く暮らすことができます。

大型犬との生活で知っておくべきこと

リビングの床に伏せるコリー犬

1. 居住スペースの確保

昔と比較すると、大型犬であっても、外飼いではなく室内飼いをする方が増えてきています。犬がリラックスできる場所の確保はもちろんですが、ケージやトイレスペースもかなりの広さが必要です。大型犬を室内で飼育するのであれば、犬専用のお部屋が1部屋あると望ましいです。

2. 経済面の負担

フード代、トリミング代、ペットホテル代、ペット保険料…体が大きい分お金がかかるため、経済面の負担がかかるのは事実です。怪我や病気をして薬を飲むことになれば、体格に合わせた薬用量が必要となるため、医療費もかさみます。

3. 運動量が多い

散歩する2匹のラブラドール・レトリバー

犬の体の大きさにより、必要な運動量は異なります。筋力や健康を維持するためには、散歩が欠かせません。大型犬の平均散歩時間としては「1日あたり60分✖️2回」が適切とされています。運動量が不足していると、ストレスが原因で吠えたり、部屋を荒らしたりするなどの問題行動を起こす場合があります。

4. 自家用車があると便利

ワクチンの予防接種や通院で動物病院へ連れて行かなければいけないとき、小型犬であれば抱っこやキャリーバッグで運ぶことができます。しかしながら、大型犬を抱きかかえて運ぶことは困難です。近くに病院があればリードを付けて徒歩で行くことも可能ですが、自力で歩くことが難しいケースも想定されるため、自家用車があった方が何かと便利です。

5. 寿命が短め

丸太の上に伏せるボーダーコリー

大型犬は、小型犬と比べると短命の傾向にあります。理由は複数あり、「エネルギーを多く消費する」「体にかかる負担が大きい」「老化のスピードが速い」といったことが原因ではないか、と言われています。

《平均寿命》

  • 小型犬:約13歳〜15歳
  • 中型犬:約10〜14歳
  • 大型犬:約9〜13歳

平均寿命はあくまで参考値であり、中には元気に長生きしている犬もいることは確かなので、年齢に合わせた生活スタイルを意識することが大切です。

まとめ

青空を見つめるラブラドールレトリバー

大型犬について、理解は深まりましたでしょうか。春・秋は一緒にウォーキングで汗を流したり、夏は犬を連れて川で水遊びをしたりするのも楽しいと思います。見た目の大きさだけで怖がられることもある大型犬ですが、飼い主想いの優しい心を持っています。

シングルコート、ダブルコートの違いで被毛ケアが変わってくるので、興味が湧いたら是非調べてみてくださいね。

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