小型犬の飼い主が経験しがちなこと
1.小さくて気づかなかった
チワワやポメラニアンなどの超小型犬となると、柴犬やトイプードルなどの小型犬よりも、さらにカラダは小さいですよね。そうすると、愛犬の存在に気づかず、“踏んでしまうところだった!”と、ヒヤッとした経験のある飼い主さんは多いのではないでしょうか。
大きな荷物を持っているとき、視界が悪く、愛犬の手足や尻尾を踏んでしまった、という経験も多いのではないかと思います。そんな経験を積んでいくうちに、愛犬の存在を確認してから行動することが癖になる、というのも、小型犬の飼い主さんならではですよね。
2.小型犬のはずなのに…?
基本的には、体重が10kg未満の成犬を小型犬としています。さらに、体重が4kg未満の成犬を超小型犬としています。
しかし、カラダの大きさによって料金が異なる何かを利用するとき、小型犬・中型犬・大型犬と3つに分類されることが多く、施設やサービスによっては、小さい・大きいの2つにしか分類されないこともあります。
このようなときに起こるのが、“うちの子は小型犬(柴犬)なのに中型犬の料金を取られた”というような経験です。確かに、チワワやポメラニアンと比べると、とても大きく感じられる柴犬ですが、体重をはかるサービスはなく、見た目で判断される、なんてことがあります。
3.気軽に触っていい…わけがない!
大きい犬はちょっとこわい。でも小さい犬なら大丈夫。という人は多いものです。小型犬を連れていると、声をかけられやすいですし、気軽に触ろうとする人もいます。
可愛らしく、攻撃性を感じないのかもしれません。だからといって、気軽に触らないで!急に触ろうとしないで!という瞬間、結構ありますよね。吠える吠えない、噛む噛まないに関係なく、他人に触れられたくない、という飼い主さんもいらっしゃると思います。
4.意外とお金がかかる
小型犬は飼育にかかる費用が少ない、なんて考えている人も多いようですね。あなたも実際に小型犬と暮らしてみて、“意外とお金がかかるなぁ…”と感じているのではありませんか?超小型犬と中型犬と暮らす私ですが、確かに、食費も医療費も大きく差が出るものもあります。
同じドライフードを与えていますが、一ヶ月の食費は4倍ほどの差があります。小型犬は飼育にかかる費用が少ない、なんて安易に考えていると、かなり危険です。
高額な医療費がかかることもありますし、愛犬のための貯金だって必要だと考えます。意外とかかる飼育費用を苦にして、犬を手放してしまう、なんてことも後を絶ちません。悲しいけれど、決して無くはない小型犬の飼い主あるあるです。
5.お散歩の量がハンパない!
小型犬は大型犬と比べると、お散歩の量が少なくて良い、なんてイメージがありますよね。確かに、私が一緒に暮らしている超小型犬と中型犬では、歩く距離もスピードも違いますから、当然、お散歩にかかる時間も違います。
しかし、こんなことがあります。小型犬なのに、大型犬並みのお散歩や運動が必要だ、ということです。小型犬なのに、お散歩がこんなにハードだとは思わなかった…なんて経験をされている飼い主さんもいらっしゃるはず。
愛犬の犬種の歴史を探ってみると、納得できる答えがあるかもしれません。たとえば、狩猟犬として小動物を追っていた歴史があり、超小型犬や小型犬だけど、走ることや運動することが得意な犬種だ、というようなケースです。
まとめ
小型犬の飼い主がよく経験することには、次のようなことがあります。
- 小さくて気づかなかった
- 小型犬のはずなのに…?
- 気軽に触っていい…わけがない!
- 意外とお金がかかる
- お散歩の量がハンパない!
うちの子、小型犬なのに…!という経験には、“トリミング料金が小型犬の料金に少し上乗せされていた”なんて、ちょっと納得できないこともあるかもしれません。