犬がいる家の中に置いておくべきではない絶対NGなモノ
犬、特に子犬は、口の中に興味を示す物を入れることで、その物が何であるかを確かめます。そのため、物によっては口の中に入れるだけでも危険ですし、中には誤って飲み込んでしまうケースも数多く存在します。
愛犬を家の中で危険に晒さないためにも、飼い主は、犬がいる家の中に置いておくべきではない絶対NGな物を知っておく必要があります。
たばこ
最近では、受動喫煙などの問題も広く知れ渡るようになったため、愛煙家だった人が続々と禁煙を始めています。その中でも、もちろん未だにたばこを愛用している人も多くいますよね。
愛煙家である飼い主さんは、たばこを犬の手が届く場所に置かないように注意してください。犬がたばこに興味を持ち、口に入れてしまう恐れがあります。
もしも犬がたばこを誤飲してしまうと、最悪の場合、たばこに含まれているニコチンの影響で、死に至る危険性があります。
口の開いたゴミ箱
リビングなどに置くタイプのゴミ箱の多くは、口が開いた状態になっている物です。しかし、これは犬にとって格好のターゲットとなります。
ゴミ箱には、食べかすや使ったティッシュなど、さまざまなゴミが入っています。人間から見ると単なるゴミですが、犬にとっては宝の山のように見えています。特にお菓子の袋などは、犬も「絶対ほしい!」と考えていることでしょう。
そのため、ゴミ箱を口が開いたまま、犬の手が届く場所に置いてしまうと、ゴミ箱の中を漁られてしまう恐れがあります。
万が一、ゴミ箱に犬にとって危険な物(中毒症状を引き起こす食べ物や窒息の恐れがあるビニールなど)が入っていると危ないため、飼い主が見ていないところでは、ゴミ箱を隠すようにしてください。
食べ物
食べかけのお菓子などを、少し席を外すからと、そのままテーブルの上に置きっ放しにして、その場を離れることはありませんか。よくある場面ではありますが、犬がいるご家庭では注意が必要です。
犬は飼い主のことを常に観察しています。つまり、飼い主がお菓子を食べていることも、もちろん把握済み。そのため、お菓子をそのまま放置し、その場を去ってしまうと、「しめた!」とそのお菓子を横取りしようとする恐れがあります。
人間用のお菓子は、基本的に犬が食べていい物ではありません。添加物や糖分、塩分など、含まれている原材料は、犬にとって害を与える物ばかりだからです。食べ物はそのまま放置せず、戸棚や冷蔵庫などにしまうようにしましょう。
観葉植物
家のインテリアとして観葉植物を置いているご家庭は多いです。しかし、犬と観葉植物は相性が良くありません。犬が観葉植物に興味を持ち、倒してしまったり、おもちゃにしてしまったりする恐れがあります。
中でも危険なケースが誤食です。犬が観葉植物に興味を示し、葉などを食べてしまう事故が多発しています。観葉植物の中には、犬にとって有毒な成分を含む観葉植物も多く、呼吸困難や意識障害を引き起こすこともあります。
薬
人間の薬は、犬にとって非常に毒性が強いです。人間であっても、体質や組み合わせによっては命に危険をもたらす恐れがあるほどですから、犬が誤飲してしまった場合、死に至る危険性があります。
また、薬は小さく、誤飲しやすい物が多いです。飼い主が口に入れているのを見て、「食べ物かもしれない」と好奇心から誤飲してしまう恐れがあるため、テーブルの上などに放置するのはやめましょう。
また、薬が入っているプラスチックなども危険です。誤飲してしまうと、喉元を傷つけてしまう恐れがあるため、こちらも放置せず、きちんとゴミ箱に捨てるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。家の中であっても、犬にとって危険な物やトラブルは多く潜んでいます。トラブルを回避するためにも、事前に犬にとって危険な物や環境は排除しておくことが大切ですよ。