犬との生活で大事なこと①愛情表現
犬と長い間一緒に過ごしていると、飼い始めたばかりの頃の新鮮な気持ちを少しずつ忘れていってしまうもの。しかしそれは悪いことばかりではなく、精神的な落ち着きにつながるため犬と飼い主お互いの生活を安定させるために必要なことでもあります。
ただし、犬がいる生活に慣れてくるとつい犬への愛情表現やコミュニケーションも減ってしまいがちです。特に日本人は欧米人などに比べて感情表現が苦手だとされており、意識してあいさつや愛情表現をしないと犬には伝わりにくいとも言われています。
犬の性格にもよりますが、いつも全身で愛情表現をしたりスキンシップをすることを好むタイプは飼い主からの愛情を感じられないと寂しいと感じてしまうこともあります。
言葉で気持ちを伝えあうことができない犬との関係には、人間同士のコミュニケーション以上の感情表現や愛情表現が必要になってくることを忘れないようにしましょう。
犬との生活で大事なこと②体調の変化
犬を飼い始めたばかりの頃は犬のちょっとした様子の変化にも気が付き、心配したり喜んだりするものです。「様子がおかしいと思ったら足に傷があった」「病気を心配したけど問題なかった」などの経験をくり返すことで、病気や怪我に関する知識も身につき愛犬の体調管理についても的確な判断ができるようになっていきます。
しかし、愛犬の扱いに慣れてくると過信や慢心が生まれてしまうということもあります。小さな体調の変化に気が付きにくくなったり、「これ位なら大丈夫」と誤った判断をしてしまうことも少なくありません。
人間以外の動物は自分の体の不調を積極的に訴えかけることをしないため、体調の変化に気づいてあげられるよう日頃からしっかりと観察するようにしましょう。
犬との生活で大事なこと③ストレスの兆候
犬と過ごす時間が長くなると犬がいる生活にも慣れて犬の行動や様子の小さな変化に気が付きにくくなってしまう場合があります。体調の変化に気が付きにくくなるのと同様に、犬が抱えるストレスや精神的な不安などについても無頓着になってしまうことがあるので注意しましょう。
ストレスを抱えた犬は自分の足先を頻繁に舐めたり尻尾を噛んだりするようになったり、トイレの粗相やいたずらなどが増えるようになったりします。そうした行動がわかりやすい程激しくなってくる頃には、犬が抱えているストレスもかなり大きくなってしまっていることが多いでしょう。
ストレスは問題行動の原因になるだけでなく、免疫力を低下させて病気を招く要因にもなるので、軽い段階のうちに運動やスキンシップによって解消してあげるようにしましょう。
まとめ
犬との生活はとても楽しいものです。特に愛犬を迎え入れたばかりの頃は、スキンシップやコミュニケーションをたっぷり取り、犬の一挙手一投足に注目するため行動や体調の変化にも気が付きやすいと思います。変化に気が付いてもらえることで愛犬も安心しますし、飼い主からの愛情を感じることもできるでしょう。
しかし、犬と過ごす時間が長くなる程慣れからくる慢心などで変化に気が付くのが遅れてしまったり、コミュニケーション不足で少しずつ関係性が悪化してしまうことなどがあります。長く一緒にいるとつい忘れてしまいがちな大事なことを改めて考え直して、今以上に素敵なパートナーでいられるといいですね。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
犬の変化は長く生活するとどうも散漫になりますがむしろその逆です。犬も高齢になれば体調を崩しやすくなります。少しの変化にもシビアに感じ早急に対処しなきゃ手遅れになります。少しの変化にも敏感に感じ長生きさせてやりたいです。