はしゃいでしまって大変!お散歩が億劫になってしまうことも…
吠える・飛びかかる・走り回る・動き回るなどし、はしゃいで落ち着きがなくなってしまうことがありますね。性格によって落ち着きがない犬もいますが、ほとんどの場合、ほんのちょっとした工夫で改善することができます。
「やめなさい!」「静かにしなさい!」「じっとしてなさい!」と、叱りたくなってしまうかもしれませんが、愛犬に落ち着きがないのは、飼い主さんに原因がある可能性も考えられます。
しかし、まさか自分に原因があるとは思いもせず、いつまでも愛犬がはしゃぐことをやめてくれず、お散歩が億劫になってしまったり、サボりがちになってしまう飼い主さんもいます。では、どのようなことが原因ではしゃいでしまうのか、どのような方法でやめさせることができるのか、一緒に考えてみましょう。
お散歩のとき、はしゃいでしまう主な原因
対応を間違えてしまっている
愛犬がはしゃいでしまったとき、どのように対応しているでしょうか。「やめなさい!」と、声を荒げてしまっていませんか?やめさせようとして、愛犬と一緒になって、動き回ってしまっているのではありませんか?
何かアクションをしてしまうことで、犬は“遊んでもらっている”、“構ってもらっている”、“飼い主さんも一緒にはしゃいでいる”などと勘違いし、さらにはしゃいでしまうことがあります。
はしゃいでいるのに家を出てしまう
“お散歩”という言葉を聞いただけで、はしゃいでしまうはずです。ハーネスやリードを手にするなど、飼い主さんがお散歩の準備をしているとわかるだけで、はしゃいでしまうはずです。
愛犬がはしゃいでいる状態のまま家を出てしまい、歩きながらもはしゃいだままでいることはありませんか?家を出る前からはしゃいでしまうのであれば、落ち着かせてから家を出なければなりません。
お散歩のとき、はしゃぐことをやめさせる方法
1.「無視すること」
やめさせるために最も効果的な方法は“無視すること”です。目も合わせないようにします。犬は、無視され、何も反応が返ってこないとわかると、自然と大人しくなります。そこで思いっきり褒めてあげましょう。そうすることで、はしゃいでも飼い主さんは構ってくれないんだ、ということを理解します。
大人しくしていれば、飼い主さんが喜んで褒めてくれるんだ、ということを理解します。犬は、飼い主さんの喜ぶ姿や褒めてくれる姿が大好きですし、犬自身も嬉しいことは何度でも行ってくれます。無視されれば犬自身も悲しいですし、二度と行いたくありません。
2.「お散歩の時間や回数を増やす」
主な原因には含まれませんが、お散歩のとき、はしゃいでしまう原因として、お散歩の時間が少ないことや足りないということがあります。お散歩に満足することができていないため、待ち遠しくて嬉しくて、はしゃいでしまうのです。
お散歩が毎日の習慣になっておらず、飼い主さんの気分次第だ、という犬にも、はしゃいでしまう犬が多いです。朝と夕のお散歩を10分から20分に増やす。1日1回のお散歩を2回に増やす。朝と夕15分のお散歩を毎日の習慣にするなど、対応すると良いでしょう。
お散歩のとき、はしゃぐときの注意点
はしゃぎ、飼い主さんに飛びかかり、お互いにケガをしてしまうことがあります。お散歩中にはしゃぎ、首輪が抜け、迷子になってしまう、交通事故に遭ってしまう、他の犬と喧嘩になってしまう、他の人に飛びかかったり咬みついてしまう、などの危険があります。
はしゃぎ、勢いよくジャンプし、骨折してしまうことがあります。このようなことが実際に起きてしまっています。愛犬の安全のため、自分自身の安全のために。そして、他人の迷惑になってしまわないためにも、十分に注意しなければなりません。
まとめ
犬が散歩ではしゃぎすぎることをやめさせる方法と注意点について、はしゃいでしまう原因も合わせて解説しました。お散歩は安全第一です。はしゃいだままでは、決して安全にお散歩することはできません。お散歩中の他の犬や飼い主さんにも迷惑がかかってしまいます。
もし、飼い主さんの気分次第でお散歩をしている場合、満足できていないことが、はしゃぐ原因であるかもしれません。お散歩の重要性について、改めて考えてみるのも良いかもしれません。