犬への配慮①必要以上にかまいすぎない
テレワークや在宅勤務という形で仕事をするようになると、当然のことながら愛犬と一緒に過ごす時間が増えると思います。
基本的には仕事をしているため、愛犬とべったり過ごすというわけではないと思いますが、時間があるからと言って必要以上にスキンシップを取ったりかまいすぎることのないように気をつけましょう。
寝ているところを起こしたり、ひとりで外を眺めてのんびりしているのに急に抱き上げられたり…。それは幸せなスキンシップかもしれませんが、普段マイペースに過ごしている時間が長い犬の場合は少し疲れてしまう可能性もあります。
犬が喜んで応じているようであれば問題ありませんが、適度な距離感を持って接することも大切。少なくとも眠っているところを起こしたりすることのないように気をつけてあげてくださいね。
犬への配慮②犬の生活リズムを崩さない
在宅時間が長くなると、普段外で仕事をしているときの生活とは全く異なるリズム・ペースでの生活になると思います。いつもに比べて朝はゆっくりになったり、ランチの時間には家でテレビを見たり。夕方の散歩もいつもより早い時間に出ることができる場合もあるかもしれません。
しかし、犬には犬の生活リズムというものがあります。もちろん飼い主あっての生活ではありますが、普段留守番をしながら自分なりのペースで生活をしている犬たちの気持ちを考えてあげることも大切だと思います。
できるだけ普段と同じ生活リズムで食事・散歩などをするようにするか、普段の休日と同じリズムで生活してあげるようにするといいと思います。
犬への配慮③犬からのコンタクトには応える
飼い主さんが家にいる時間が増えて「なんだかいつもと違うな…」と感じる犬もいると思います。そんな疑問や違和感から、気持ちが不安定になってしまう犬もいます。その不安がストレスになって問題行動という形になって現れたり、積極的なスキンシップとして飼い主に向けられることもあると思います。
在宅勤務になって愛犬と自宅で過ごす時間が長くなっても、できるだけ普段と変わらない生活リズムで過ごし必要以上にかまわないようにするなどの配慮が必要だとしましたが、犬の方から何らかのアプローチがある場合はできるだけ応えてあげるようにしましょう。
いつもと違う生活や様子に戸惑いを感じている犬からの訴えかけを無視すると、犬たちは余計に不安を感じてしまうでしょう。アイコンタクトや声をかけること、頭をひとなでしてあげるだけでもいいので、気持ちを受け取ってあげるつもりでリアクションをしてあげてください。
まとめ
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、現在日本国内では外出自粛が求められるなどこれまでにない緊急事態に陥っています。
その中で仕事が在宅勤務になったり、休みになったりということもめずらしくないと思います。普段とは異なる生活リズムが生まれ、さらに緊急事態ということで私たち飼い主も落ち着かない生活を送っています。
そのような生活に柔軟に対応できるタイプの犬もいれば、普段と違う状況に対して不安やストレスを感じやすいタイプの犬もいます。普段とは異なる生活が続く今、愛犬の様子にもしっかり気をつけて不安を感じさせないように接してあげてくださいね。