犬にとってお散歩は心と体に大切なこと
あなたの愛犬はお散歩が好きですか?中にはちょっぴり臆病な性格で、お散歩が苦手な子もいるかもしれませんが、多くの犬にとってお散歩は大切なこと。体を動かすことで運動不足の解消になるので、肥満防止や筋力アップにも繋がります。
また日の光を浴びることで免疫力アップ、そして、外の様々な刺激を受けることで心を養うことができるのです。犬にとってのお散歩は健全な体と心を保つためにも大きな役割があるのです。
犬はお散歩に行けないとストレスが溜まってしまう
愛犬が「お散歩大好き!」という子なら、「お散歩に行けない」という現実自体がストレスになることもあるでしょう。
それに加え運動量が足りない、また新しい刺激と触れ合うことができないため、数日お散歩に行けない場合は、気持ちがマンネリしてしまい、どんどんストレスが溜まってしまいます。人間でも何日も家に閉じこもっていると、気持ちが落ち込んでしまうのと同じですね。
お散歩に行けない日、運動量を確保するため、ご自宅でいつも以上に体を使う遊びをすることはもちろんですが、愛犬の性格や好みを考慮して、上手にストレス発散してあげましょう。
愛犬とお散歩に行けないときにできるストレス発散法3つ
1.体を動かす遊びをする
犬にとって「運動不足」はストレスの原因になりがち。お散歩に行けない日は、少しでも運動量を確保するため、まずは体を動かす遊びを第一にしましょう。ポイントは「飼い主さんも一緒に楽しく遊ぶこと」。
犬は飼い主さんの気持ちを鋭く察知してしまう生き物なので、「めんどくさいなぁ」と思いながら片手間に遊んでいては、あまりストレス発散にはならないと思います。
遊び方はボールを使って「持って来い遊び」や、ロープのオモチャを使って「引っ張りっこ遊び」などがオススメ。体を動かす遊びなので、お散歩に行った日ほどではないにしても、ある程度の運動量が確保できると遊び方となります。
「飼い主さんと一緒に楽しく遊ぶこと」が何よりもストレス発散になりますが、興奮しやすい性格のワンちゃんだと、早々にテンションマックスになってしまうこともあります。ご自宅内で遊ぶときは興奮した愛犬が、家具などにぶつかって怪我をしてしまわないよう注意しましょう。
2.マッサージをしてあげる
お散歩に行けなくてストレスを感じている犬には、マッサージなどのスキンシップもオススメ。飼い主さんが愛情たっぷりに優しく撫でてあげるだけでもリラックスする子もいるはず。また、梅雨時期などで連日お散歩に行けない時は、ストレスを解消するツボを優しくマッサージしてげるのも良いでしょう。
ストレス解消に効果が期待でいるツボは攅竹(ちくさん)と神門(しんもん)。攅竹は目の上にあるツボで眉頭の内側にあるツボです。人間でいうと、眉の部分の出っ張った骨の内側になります。
神門は前脚の手根球のすぐ下のくぼみにで、やや小指側にある太い筋の内側になります。手根球は前脚のみに存在する肉球で、人間でいうと手首付近にある肉球。ひとつだけ少し離れた場所にある肉球が手根球なので神門も探しやすいと思います。
愛犬の体全体を優しく撫でるようにマッサージしたのち、軽くツボを刺激してみてください。強く力を入れることなく、愛犬の反応を見ながら優しく刺激しましょう。
3.たくさん声をかける
お散歩に行けない日、しっかりご自宅で体を動かす遊びをしても、外に出られないことで退屈に感じてしまうワンちゃんもいるでしょう。しかし、飼い主さんも四六時中、愛犬と遊んでいるわけにはいかないですよね。愛犬が退屈を感じてしまわないよう、家事の最中でもたくさん声をかけてあげましょう。
犬にとって飼い主さんに無視をされることは、とてもストレスが溜まってしまう行為。お散歩に行けないうえ、無視をされる時間があるのは辛いこと。もちろん寝ていときは声をかける必要はありませんが、愛犬が起きている時はできるだけ話しかけてあげましょう。
愛犬は、なにかしら声をかけてもらうことで、「構ってくれている」「自分は必要とされている」と感じるため、孤独や寂しさを感じずにすみます。
まとめ
愛犬の健康な心と体を保つためにも大切なお散歩。梅雨時期など行けない日が続いてしまうと、飼い主さんも愛犬のことが心配になってしまいますよね。
最低限の運動量を確保するため、しっかり体を動かす遊び方を意識してみましょう。また甘えん坊な性格のワンちゃんは、撫でてもらうことやマッサージはとても喜んでくれると思います。お散歩に行けない日の愛犬の心を癒すためにも、リラックスタイムに試してみてください。