犬のトイレトレーニング
トイレトレーニングは早いうちから!
犬のトイレトレーニングは、子犬のときから教えてあげられる状況がベストです。成犬になってからのトレーニングも可能ではありますが、覚えるまでに時間を要するため、根気強く教えることが必要となってきます。
最初からできる犬もいるのはなぜ?
家に来た直後から、まだ教えていないにも関わらず、トイレが完璧の犬が時々いるんです。我が家で初めてお迎えした犬もそうでした!
そのような犬たちも最初から完璧な訳ではなく、ブリーダーさんやペットショップの方がしつけてくれているため、トイレができるそうですよ。上手にトイレができたら褒めてあげましょう。
トイレを覚えさせる秘訣とは
トイレのタイミングを把握する
犬がよくトイレをするのは「寝起き」「飲食後」「遊んでいるとき」です。トイレをしたくなると、落ち着きがなくなってそわそわしたり、同じ場所を何度も歩き回ったりします。くるくる回り始めたらトイレの合図かもしれません。
予兆が現れたらトイレへ連れて行く
上記のような動きが見られたら、トイレのある場所に抱っこで連れて行ってあげましょう。犬のいる位置にトイレを移動するのは逆効果。折角トイレを覚えようとしている犬の記憶を邪魔してしまい、混乱を招きます。
ペットシーツは広めに配置
失敗する前提で、ペットシーツは広めに配置しておきましょう。最初は2〜3枚程を目安に並べておき、はみ出しを防ぎます。犬がオシッコする場所が分かってきたら、徐々にペットシーツの枚数を減らしていきます。
失敗してしまったときの対処法
1. 失敗しても怒らない
失敗したときに怒ってしまうと「排泄するのは悪いこと」と犬が誤認してしまい、トイレを我慢する癖が付いたり、隠れてオシッコするようになったりします。そのままストレスが蓄積すると、食糞してしまう場合もあるので危険です。
最初はできないのが当たり前なので、失敗しても怒らず、気長に見守りましょう。
2. 粗相した場所はすぐに消臭
人間には分からなくても、一度粗相したところにはニオイが残ってしまい、続けて何度も粗相してしまうことがあります。
そのため、即座に消臭することが大事です。犬がマーキングしないようニオイの素を除去し、清潔な環境を保ちましょう。
犬が舐めても大丈夫な消臭スプレーもあるので、トイレを覚えるまでの間は、舐めても安心なスプレーを使うことをおすすめします。
3. 無言で素早く片付ける
失敗したとき犬に構うと、構って欲しさにわざとトイレを失敗することがあります。
理由だけ聞くと可愛いと思ってしまいがちですが、これが習慣付くと、直すためには相当な時間がかかります。失敗したときは怒ったり褒めたりせずに、無言でさっと片付けると良いでしょう。
まとめ
トイレトレーニングは最初が肝心です。失敗が続くこともありますが、愛犬を信じてしっかりトレーニングしてあげて下さい。一度覚えてしまえば自然と身に付き、悩んでいた時間が嘘のように思えてきます。
外でしかトイレをしない、という犬もたまに見かけますが、天気が悪い日は飼い主さん共々お散歩に行くだけでも一苦労…。家の中&外出先どちらもトイレを覚えてくれると良いですね。