残念と思われてしまう犬の飼い主のダメ行動6つ
世の中には「ちょっと残念」「犬が可哀想」と思わせる行動をとる飼い主がいますよね。犬の世話は簡単ではなく、完璧な飼い主になることは大変難しいことです。
ぜひ今回は、他人のフリを見て行動を改める機会にすべく、残念と思われてしまう犬の飼い主のダメ行動7つをお伝えします。
1.しつけをしない
所構わず吠えていたり、犬を野放し状態で飼っている人を見ると「無責任」という印象にしか残りません。「犬には自由にさせてあげたい」と主張をする人もいますが、人間の社会で暮らすために、社会性をつけるためにもしつけトレーニングは必須です。
しつけをしない行動はマナー違反に当たり、「迷惑な犬」というレッテルを貼られてしまえば結果的に愛犬を不幸にします。犬を飼うなら最低限の「まて」「おすわり」「おいで」のしつけを教えておき、飼い主との信頼関係を築いておかなければなりません。
2.排せつ物を持ち帰らない
飼い主として愛犬のふんを持ち帰ることはマナーです。愛犬家が増えていく中、マナー違反の飼い主のために不快な思いをしている人も増えています。
マーキングをした後も水で流す必要があるので、散歩には必ず犬のふんを持ち帰る袋と水を携帯しなければなりません。そのまま立ち去る残念な飼い主は、目撃した人から苦情が寄せられてしまう結果になるので街の美化のためにも守るべきです。
3.怒鳴ったり体罰を与える
大声で怒鳴ったり、叩いたりするのは間違った叱り方です。犬はただ怖がるだけで、とくに体罰を与える飼い主を好きになることはありません。
愛犬を注意するときは低い声で「ダメ」「ノー」とその場で伝えます。そして成功したら「いいこ!」と褒めて、「これをすると褒められる」と犬に覚えさせましょう。愛犬と飼い主の間に信頼関係を築くことを重要視するのが正しい関係です。
4.散歩に行かない日がある
犬を散歩に連れて行く意味には運動や排せつのだけではなく、気分転換や嗅覚や新しい景色を求めることも含みます。飼い主側の気分によって散歩に行ったり行かなかったりすると、犬はストレスを抱えてしまい、無駄吠えや噛みつき行動に出てしまうことも・・・。
そんな残念な行動をする飼い主の元で暮らす犬は、幸せとは言えません。やむを得ない事情がない限りは、毎日散歩に連れだしましょう。
5.ごはんやおやつを与えすぎる
可愛がっているつもりでも、愛犬にごはんやおやつを与えすぎてしまう飼い主の行動もNGです。「欲しがるからつい・・・」と人間の食事を与えてばかりいると犬は肥満になり、それが原因で糖尿病や心臓病、椎間板ヘルニアや関節炎といった病気を引き起こしてしまいます。
犬の長生きを願うならば、犬の食事管理は徹底しましょう。そして適度な運動も心がけてください。
6.社会化をさせない
犬は子犬の頃にほかの犬と触れ合って社会化を学ぶものですが、それを怠ることで怖がりな犬に育てあげてしまいます。家の中で大切にしすぎてしまったり、他の犬との触れあいを避けてしまう飼い主はちょっぴり残念。
犬には少しづつ色々な刺激を与えて社会化をさせましょう。散歩中に出会った犬と挨拶をしたり、いつもとは変わった散歩道へ連れ出してみてください。
まとめ
犬の幸せを願うなら、犬にとって住みやすい生活環境を与えるのが飼い主としての義務です。「自分は大丈夫」と思っていても、可愛すぎる余りに残念な行動をとってしまうこともあります。この機会にぜひ愛犬との暮らしを見直してみてください。