子犬をお留守番させるときに絶対やってはいけないNG行為5つ
そもそも子犬にお留守番をさせてもいいの?という疑問に対しては、月齢やしつけ次第と言えます。子犬は人間でいう赤ちゃんや幼児と同じです。そんな小さな子どものような子犬にお留守番をさせるのは難しいものですが、やむを得ない状況もありますよね。
子犬をお留守番させるときに絶対やってはいけないNG行為5つがあるのでぜひ覚えておきましょう。
1.長時間の外出
まず、子犬を置いていきなり長時間の外出をするのは避けましょう。月齢が短いほど食事や排泄回数は1日3回以上と多く、生後3カ月未満ほど目を離すと衛生面での不安も高まってしまいます。
また、元々犬は群れで生活するので孤独になることが苦手です。成犬でも長時間のお留守番は大嫌いなことだということを覚えておいてください。
2.部屋を散らかしたままにする
いたずら盛りの子犬をお留守番するときは、部屋を片付けてから出ることが鉄則です。誤飲誤食を防ぐためには、子犬の手が届く場所には物を置かないようにしましょう。
あらゆる行動をイメージして、電気コードに噛みつかないように隠しておく、観葉植物などを届かない場所に移動するという配慮をして安全を確保してください。
3.室温調整をしない
ほんの1時間程度のお留守番だとしても、エアコンで室温調整をしないと子犬の健康に悪影響を与えてしまうので注意してください。季節に応じて冷暖房を使って快適な空間を確保しましょう。
猛暑や真冬の中でお留守番させるときには子犬の命を守るためにも、突然の停電や万が一の状況も想定して、できるだけ早い帰宅を心がけてください。
4.お水や食事の用意ができていない
子犬に関わらずですが、必要最低限のお水や食事の用意もなく出かけてしまうのも当然ですがNGです。ただでさえ飼い主さんがいなくて「さみしいよ~」というストレスを感じてしまうので、いつもの食事や排泄時間通りに過ごせる工夫が求められます。
5.トイレの場所を変える
犬のお留守番は安心して排泄できる環境が大切です。生後3カ月頃なら3時間に1度はおしっこをするので、できるだけ排泄サイクルを崩さないようにしましょう。
お留守番中にも自分のトイレがないと不安が大きくなるので、トイレの場所を変えたりするとストレスにつながってしまうのでご注意を。
子犬を上手にお留守番させるコツ
やむを得ず子犬にお留守番をさせるときはどうすべきでしょうか。いつかはやって来るお留守番に備えて子犬の頃からできるトレーニングや、家を空ける際の準備をしましょう。ここでは子犬が上手にお留守番させるコツをご紹介いたします。
サークルやケージに慣れさせる
子犬を留守中に自由にさせると起こり得るリスクを軽減させるには、サークルで子犬のスペースを設けたりケージの中で過ごせるようにトレーニングしておきましょう。犬は狭くて暗い空間を好むので、慣れればお留守番中もケージの中でくつろげるようになります。
少しづつ時間を増やす
子犬が生後3カ月から半年を過ぎた頃から、10分・20分・・・とその場から離れるお留守番トレーニングを行ってみてください。隣の部屋に移動をするなど、少しずつ時間と距離を伸ばして、子犬に大きな不安を与えない範囲で行いましょう。
実際に家を空けるのも、子犬のうちは1時間以内の範囲から始めて様子を見ながら時間を伸ばしていきます。
ストレスを与えない環境を用意する
家を空けるときには、室内を安全な空間にして子犬が快適に過ごせるようにします。夏や冬は快適な室温に保ち、子犬の体調を守るようにしましょう。
難しい場合は預ける選択をする
どうしても子犬を残してお留守番ができないと感じるなら、無理をせずに預ける選択を。そのためにもケージに慣らせておくことをおすすめします。ペットホテルに預けることができれば、子犬の安全と飼い主さん自身の安心感が得られるでしょう。
まとめ
子犬にお留守番させることは不安かもしれませんが、月齢に合わせてトレーニングを行うことで少しづつ慣らしてみましょう。一生懸命お留守番をしてくれたときは、ぜひたっぷり褒めてあげてくださいね。