風が強い日、犬の散歩に行くのは危険?考えられるリスク3選

風が強い日、犬の散歩に行くのは危険?考えられるリスク3選

毎日お散歩に行くのが日課になっているワンちゃんは、どんなに天候が悪くてもお外に行きたがりますよね。しかし、台風並みの強風の日は犬のお散歩にもリスクがあります。風が強い日の愛犬とのお散歩で考えらえるリスクをご紹介いたします。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

風が強い日の犬のお散歩は危険!?

風の中を走るチワワ

雨が降っている日はお散歩をお休みする飼い主さんも多いと思いますが、風が強い日はどうされていますか?愛犬に「お散歩行きたい!」と催促され、お散歩に行かれる飼い主さんもいらっしゃると思います。風が強い日の犬のお散歩は、思いがけないリスクがあり、特に台風並みの強風の日は、飼い主さん自身に危険が迫る可能性があるため、愛犬を守ることが出来ないかも…。

台風並みの強風の日はお散歩をお休みしましょう

台風並みの強風時に多く被害が出るのが「吹き飛ばされてきた物」による破損事故ですよね。自宅や車の窓が割れてしまうなどの被害が多く見られますよね。愛犬とのお散歩中、何かが飛んできて、避けきれず怪我をする危険性は大いにあります。

例えばプラスチック製の軽いゴミ箱が飛んできたとしても、強い風に飛ばされてきたのであれば、当たってしまうと相当な衝撃です。不意に飛んできたものを避けることが出来なければ、愛犬だけでなく、愛犬を守らなけらばいけない立場の飼い主さんも一緒に怪我をしてしまうかも。身の危険を感じるほどの強風の日は、お散歩はお休みしましょう。また、台風ほどの強風ではなくても、風の強い日のお散歩は舞い上がった砂埃などが目に入ったりする恐れもありますので犬にとって、少々リスクがあるようです。

風が強い日の犬のお散歩で考えられるリスク3選

被毛が風になびく犬

1.砂埃による結膜炎

風の強い日に砂埃を不快に感じる方も多いはず。強い風で砂埃が舞ったときには、思わず目を閉じたり、ハンカチで口を押さえたりすると思います。体高が低く地面に近い位置にいる犬は、私たち人間より砂埃を浴びやすい位置にいるとも言えます。風が強い日、懸念されるのが、砂埃による犬の「結膜炎」などの目のトラブルです。

結膜炎は犬の目の疾患の中で一番多いもの。原因は細菌やウイルス感染、また砂埃が目に入るなどの外部刺激。結膜が炎症を起こし、瞼の充血や目の痒み、目ヤニなどが主な症状になります。眼の違和感を気にしてこすったりすると角膜に傷が入る可能性もあります。実際に風が強かった日の後日には、結膜炎の症状で動物病院の来院数が増えるようです。

2.強風の音を怖がる子も

個体差はありますがなかには、強風の「音」を怖がるワンちゃんもいるようです。犬の聴覚は嗅覚に次いで優れた感覚で、およそ人間の4倍ほどと言われています。人間でも風の強さを音で感じることがあると思いますが、犬にとってその強い風の音は、びっくりするほど大きな音に聞こえているはず。

強い風の音に恐怖感を抱いた犬は、不安な気持ちからパニックを起こしてしまう可能性も。その他、よだれの量が増えたり、体が震えてしまうのも、音に対して怖がっているサイン。個体によっては嘔吐や下痢など体調不良に繋がることもあるようなで、愛犬の様子をしっかり確認し、無理なお散歩は控えましょう。

3.花粉によるアレルギー症状の悪化

近年ではアレルギーを持つ犬も多くいます。そのひとつが花粉によるアレルギー。人間の花粉症のようにくしゃみの回数が増えたり、鼻水の量が増えるなどの症状が見られることもありますが、どちらかと言えば皮膚に症状が出ることが多いようです。

風が強い日は花粉が舞う量も増え、犬の被毛に付着しやすく、皮膚トラブルが悪化する恐れもあります。アレルギー検査済みで、花粉にアレルギーがあると分かっている場合、万全の対策をしてお散歩に行きましょう。

風が強い日のお散歩で注意したいこと

青いタオルを頭にかける犬

風が強い日の犬のお散歩はいくつかのリスクがあるので、あまりにも強風の日はお休みするのが一番安心。台風並みの強風の中、お散歩に行くことは、非常に危険度が高いので愛犬と一緒にお家で運動不足を解消できるような遊びをしましょう。

風が強い日は洋服や念入りなケアを

「いつもより風が強いかな?」と感じる日のお散歩時には、洋服を着せたり、また帰宅後はいつもより念入りにケアをしてあげましょう。

  • 洋服を着せる
  • 帰宅後は体を拭く
  • 目薬をさす

風が強い日は砂埃や花粉が多く舞ってしまいます。少しでも被毛への付着を防ぐために、愛犬に洋服を着せてお散歩に出かけましょう。また、帰宅後は被毛についた砂埃や花粉を落とすように身体全体を拭いてあげましょう。かたく絞ったタオルで付着物をふき取ると良いでしょう。

花粉症による目の痒みや、砂埃による結膜炎を防ぐには、目薬をさして汚れを洗い流すのも有効です。市販の犬用目薬も多く販売されていますが、一度獣医さんに相談し、安全性の高いものを選ぶことをお勧めします。

まとめ

飼い主さんの足元で眠る犬

我が家の愛犬も、乾燥する季節の風が強い日は、お散歩後に少し目の周りが赤くなるとがあります。タオルで軽く顔や体を拭いてあげるだけでも、ずいぶん違うと思うので、アレルギー体質のワンちゃんにはぜひ実践してみてください。

また、風の音を怖がるワンちゃんは、外に出ることすら拒否する子もいるのではないでしょうか?日頃はお散歩を楽しめるワンちゃんが、お散歩を拒否したとき、もしかすると強い風の音を自宅の中で察知して拒否しているのかもしれません。

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