独断と偏見によるモフモフ犬のカテゴリー分け
カーリーヘアーモフモフ
クルクル巻き毛のパーマをかけたような被毛のモフモフの犬種を「カーリーヘアモフモフ」とします。
和犬モフモフ
日本の固有種である犬種を「和犬モフモフ」とします。
直毛モフモフ
ストレートヘアの犬種を「直毛モフモフ」とします。
超大型犬モフモフ
体重が30キロを超えて、かつ被毛がモフモフと心地よい感触の犬種を「超大型犬モフモフ」とします。
ワイヤーヘアーモフモフ
針金のように固く、しっかりとした手触りの被毛を持つ犬種を「ワイヤーヘヤーモフモフ」とします。
カーリーヘアモフモフの犬種3選
プードル
プードルは、体格によって最も体の大きなスタンドードから、次にミディアム、ミニチュア、トイ、と4つのタイプに分かれます。また、体格の違いからもドワーフ、ハイオン、スクエアと言った分類がされます。被毛の色も白、黒、アプリコット、レッド、シルバーなどバラエティに富んでいます。
もともと狩猟犬として作出された犬種ですが、頭が良いことと姿が愛らしいことから、長い間、人間に愛され、品種改良が行われて来ました。
ビジョンフリーゼ
フランス原産の犬種で、「ビジョン」は「マルチーズ」のことを指し、「フリーゼ」は巻き毛、と言う意味の真っ白な愛らしい容姿をしています。
ラブラドゥードル
ラブラドゥードルは、ラブラドールリトリバーとスタンダードプードルを交配させて作出された犬種です。ラブラドールの聡明さとプードルの抜け毛の少なさを期待して作出されました。ただし、現在も国際畜犬協会などからは、純血種として認められていません。
和犬モフモフの犬種3選
柴犬
柴犬は、海外でも人気の高く、おそらく犬にあまり興味がない人でも日本人なら誰でも知っている人気犬種です。原産国である日本でも愛好者が多く、日本で飼育されている日本犬の80%を占めています。
秋田犬
秋田犬の正式な読み方は「あきたいぬ」です。フィギアスケートのザキトワ選手の愛犬「マサル」、ロシアのプーチン大統領の愛犬「ユメ」など、柴犬同様、海外でも高い人気を誇ります。
紀州犬
紀州犬の正式な読み方は「きしゅういぬ」です。柴犬に次いで、日本で多く飼育されている中型の日本犬です。柴犬のようなくるりと巻いたシッポではなく、差し尾と言って、巻かずに背中に伸びている形のシッポが特徴です。
直毛モフモフの犬種3選
アメリカンコッカースパニエル
ディズニーのわんわん物語の主役「レディ」のモデルとなった犬種で、長い耳、美しい被毛と陽気で無邪気な性格が魅力の犬種です。
ポメラニアン
現在、ポメラニアンは体重3~6キロの小さな犬ですが、プードル同様に、もともとは中型のスピッツから品種改良されて今の大きさになりました。17世紀、イギリスで非常な人気犬種となり、当時のイギリスの支配者であったヴィクトリア女王が体の小さなポメラニアンを寵愛したことにより、ポメラニアンの品種改良が一気に進められた、という逸話があります。
シーズー
チベット高原原産の犬で、体重は5~8キロの小型犬です。
超大型モフモフ
シベリアン・ハスキー
シベリアからカナダ北極圏原産の大型犬で、漫画「動物のお医者さん」の主人公、西根公輝(ハムテル)の愛犬、チョビが大人気となり、一気に有名になりました。
グレートピレニーズ
アメリカと日本ではグレートピレニーズ、ヨーロッパではピレニアンマウンテンドッグと呼ばれています。NHKで放送されたアニメ「名犬ジョリイ」の「ジョリイ」は、この犬種です。体重は45~70キロを超え、真っ白な被毛に覆われた、非常に大きな体をしています。
オールドイングリッシュシープドッグ
イギリス原産の大型の牧羊犬で、ミュージカル「アニー」の舞台に登場することで有名な犬種です。白からグレーへのグラデーションの被毛が特徴的で、体重は50キロほどになります。
ワイヤーヘアモフモフ
ウエストハイランドホワイトテリア
スコットランド原産の犬種で「ウェスティ」という愛称で呼ばれています。真っ白でダブルコートで、体の表面の毛は荒く、皮膚に近い毛は柔らかいという特徴があります。
エアデールテリア
テリアの中でも最も大きな体格をしている、イギリス原産の犬種です。
ブリュッセルグリフォン
ベルギー原産のネズミ捕りなどのために作出された犬種で、体の大きさは3~5キロの小型犬です。名前の「ブリュッセル」は地名、「グリフォン」は、フランス語で「針金のような」と言う意味です。
タイプ別被毛の特徴と必要なお手入れ
カーリーヘアモフモフ
被毛の特徴
カーリーヘアは、くるくると巻いた巻き毛と抜け毛の少なさ、
それと撥水性の良さが特徴です。
必要なお手入れ
非常に乾燥しやすいので、ブラッシングをする時は毛が切れないように、専用のコンディショナーなどでスプレーします。また、定期的にシャンプー、カットも必要です。
和犬モフモフ
被毛の特徴
アンダーコード(下毛)とオーバーコート(上毛)の二種類が生えていて、春と秋に換毛期があります。
必要なお手入れ
コーム、ピンブラシ、スリッカーを使います。粗めのコームで毛をほぐし、スリッカーで抜け毛を取り去ります。換毛期には特にこまめなお手入れが必要です。
直毛モフモフ・超大型犬モフモフ
被毛の特徴
長毛種の犬種の毛質は、ほとんどがしなやかで手触りが良く、犬種によってはすこしウエーブがかかっていたり、換毛期がある場合があります。
必要なお手入れ
スリッカー、ピンブラシ、コームを利用します。顔→頭→首→前足→背中→お腹→後ろ足→しっぽの順で、毛の流れに沿ってブラッシングします。
胴体部分は、被毛をかきわけ、根本をスリッカーでブラッシングし、足は、足元から足の付け根へ、被毛をかきわけて毛の根本からしっかりとスリッカーブラシをかけていきます。
ワイヤーヘアーモフモフ
被毛の特徴
ごわごわとした触感で、びっしりと密集して被毛が生えています。そのため、ほこりやゴミが内側へ入りやすくなっています。
必要なお手入れ
ブラシなどを使わず、目の粗いコームで毛を梳くように、丁寧にもつれた毛をほぐしましょう。
まとめ
「モフる」と言う言葉を検索すると、ちゃんと「豊富な毛に覆われた布や生き物に触り、そのモフモフした感触を堪能すること。猫などのペットを撫でたり 顔をうずめたりしてめでることを指す」と解説された文章が見つかります。「モフる」は新しい言葉ですが、ペット(家族)を愛でる、という行為はこれからもずっと継承して行くべきことなので、「モフる」という言葉も永久に残る言葉であって欲しいものです。
今回ご紹介した犬種以外でも、短毛種で被毛がモフモフしていなくても、愛建への愛しさは変わりありません。今日も明日も、愛犬が側にいる限り、抱きしめてモフモフし、そのぬくもりを存分に味わおうではありませんか。