室内で簡単にできる犬にも人にも安全なボール遊び
お散歩に行くことができないとき、お外で遊ぶことができないときは、室内で出来るボール遊びを活用して、楽しく運動してみましょう。ボールには、かたいボール・やわらかいボール、重いボール・軽いボール、大きなボール・小さなボールなど、タイプや種類が豊富にありますね。
遊び方によって、タイプや種類の違うボールを用意しておくことで、より楽しむことができます。愛犬と飼い主さんが安全にボール遊びを楽しむためには、愛犬に適したボールを選び、素材にも注目してみると良いです。
１．ボールを探せ！ゲーム
ボール遊びと言ったら、飼い主さんが投げたボールを愛犬が追いかける、という姿をイメージされる方が多いと思います。しかし、環境によっては、室内でボールを追いかけることが危険な場合もあります。
そんなときは、“ボールを探せ！ゲーム”に挑戦してみましょう。「カラダを動かすこと」と「脳を刺激すること」ができるゲームです。室内のどこかにボールを隠し、そのボールを愛犬が探し出す、というゲームです。
リビングだけを使っても良いですし、お家全体を使っても面白いです。犬にこのゲームを覚えてもらうために、はじめは簡単に探し出せる場所に隠し、少しずつ難易度を上げていくことで、より楽しむことができます。
もし、ボールを探すことに興味を示さない場合には、中におやつを忍ばせることができるボールを使うと良いです。おやつのニオイをたどり、ボールを探し出し、ボールを飼い主さんの元に持ってくることができたら、もうひとつおやつがもらえる、というようにしてみてください。きっと、ボールを探し出すというゲームを楽しんでくれるようになります。
２．どっちが先に取れるかな！？ゲーム
愛犬と飼い主さんが向き合って座ります。愛犬には、マテをさせておくと良いです。愛犬と飼い主さんの間にボールを置き、愛犬が先に取れるか、飼い主さんが先に取れるか、というゲームです。
お互いがお互いの動きをよく読み取り、サッと手を出した方が勝ちです。犬は、手を出すのではなく、口で取ろうとすることがほとんどかもしれません。愛犬が先にボールを取ることができたら、思いっきり褒めてあげてください。
そうすることで、このゲームがより楽しいものになります。食べ過ぎに注意しながら、ご褒美のおやつを与えても良いと思います。飼い主さんの側にボールを持ってきて置き、投げて欲しいのかな？とボールを受け取ろうとすると、スッとボールを口にくわえて逃げる、という行動を普段からしていませんか？自然とこのゲームを楽しんでいる犬も意外と多いようです。
ボールの大きさと素材に要注意
あまりにも小さすぎるボールであると、犬が口にくわえたとき、誤飲してしまう可能性があります。遊びに夢中になっているとき、興奮しているときなど、丸飲みしてしまうかもしれません。窒息などの危険があります。
また、簡単に噛みちぎってしまうことができる素材のボールであると、破片を誤飲してしまう可能性があります。お手入れができないボールであると、カビや細菌が発生したり、増殖してしまう可能性があります。ボール遊びをする前に、ボールの衛生状態も確認したいです。たくさん遊んだ後は、お手入れして片付けることができるボールであると、より安全です。
まとめ
飼い主さんが投げたボールを追いかける遊びに飽きてしまったとき、室内でボールを追いかけることが危険な環境であるとき、いつもと違うボール遊びで楽しませてあげたいときなど、
- ボールを探せ！ゲーム
- どっちが先に取れるかな！？ゲーム
ぜひ挑戦してみてくださいね。どっちが先に取れるかな！？ゲームは、多頭飼いであるときや、家族みんなが参加するなど、複数であると、より楽しめます。
